ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

パー5の方がなぜ悪い?

2014年09月30日 | 日記
ゴルフブログなのに介護の話をしてからに、、
と思っていたみなさん、ほなさんも同じ気持ち
です。仕事の話は、書いてたようにゆっくりや
ってますから、ここはゴルフの話に戻しましょ
う。

前から疑問に思っていた、ほなさんの弱点、
それは、、、、、

産まれて最初にとれたパーは、パー3のショー
トホールのまぐれ、奇跡当たりでありましたが、
ショートホールというのは、そういうマグレが
ないと、ほなさんレベルでは、グリーンに1オ
ンできません。
だから、
普通は2打目でグリーンに乗り
、あと2打でカップインできると上出来てな訳
であります。

規定打数3のホールは、2オン2パットのボギ
ーというので納得しております。
続いてパー4のホールはと言いますと、3打目
でグリーンに乗せ、次の2打でホールアウトで
きることをめざしてきました。たまに間違いが
ありまして、1パットでカップに入りますと、
これが規定打数通りの「パー」になるのであり
ます。

ほなさんは「いつもパーだろう。」なんて、頭
のことを考えてくださっているあなた、余計な
ことを言うべきではありません。が、そんな交
通事故のようなパーが、パー4にはあるのです。

ところが、一番取りやすいであろう「パー5」で
まったく出会いがしらの事故がないのです。
それどころか、ダボ、トリプルを叩くことがふつ
うになっている今日この頃です。

そこのあなたのおっしゃる通り、パー5の方が
せめて6打であがりやすいはずでありますのに、
なぜかこのごろは、7打、8打ばかりでありま
す。

なぜでしょう、どなたかお答えくださると助か
ります。

Aさんのこと(終わり)

2014年09月28日 | 日記
福祉用具を入れては確かめ、次のデモ機と取
り換える作業をくりかえし、都合、6回訪問
し、レンタル契約した。われながら、よくや
るもんだと思ったし、途中からケアマネさん
は、あきれ顔だった。利用者さんにも、根気
強く付き合って下さったものだ。

ほなさんが経験を積めば、もっとスンナリ決
まるのかもしれないが、たぶんそれは私のよ
うな、小心で不器用な奴にはできない芸当だ
ろう。利用者さんが、密かに眉をゆそめると
じっとしておれない性分だしなぁ、きっとそ
の光景が夢に出てくるのだから、どうせ眠れ
ない。

また、ほなさんの知人のお友達であったが担当
でなかった別の「Aさん」は、その歩く姿に異
常を感じたので、包括さんまで症状を書いてF
AXを送った。
このAさんは「要支援1」というもっとも軽い
状態に判定された直後だったが、その後10か
月で寝たきりの認知症となってしまった。
認定調査では見つけられなかったようだ。

施設や病院も手厚いことをしてくれるかもしれ
ないが、やはり住み慣れた地域で、自分の力を
最大限に生かしながら生活をしていくことが、
誰にとっても幸せにちがいない。
お金をだせば、誰でも世話はしてくれる、でも
それが自分の人生を生きた、とは、ほなさんに
どうしても思えない。

ほなさんのすぐ周りだけ、知っている方だけに
でも、そういうお手伝いがしてあげればなぁ、
と思って。






Aさんのこと(6)

2014年09月26日 | 日記
今度はもっと動きやすい歩行器をもっていく。
Aさんは電動ベッドの操作がうまく、上手に
ベッドを利用している。こんなに上手な老人は
見たことがなかった。
なぜ上手いのかと尋ねると、身内を20年介護
していた経験からだといわれた。

今、電動ベッドと周辺手すりでの、挟み込み事
故があり、置き型手すりと電動ベッドの組み合わ
せは禁止されている。そのため、置き型手すりを
使う場合は、電動ベッドのコンセントを抜かねば
ならない。

Aさんに電動ベッドのコンセントを抜けとはいえ
ないので、事情を説明し、また別の手すりを探し、
デモ機をもっていく。きっと残念がるだろうが、
危険なことはできないのだ。

こうやって、一個一個試しながらやっていくのが
ほなさん流であり、まことに時間がかかる。
担当のケアマネジャーさんは、遠い距離をなんど
もやってくるほなさんをみて、今回はいったい何
を持ってきて、どうするのだろうか?とのぞきに
来てくれた。

普通、ケアマネージャーさんとは、最初、担当者
会議という話し合いを、利用者さん宅ですると、
あまり会わない方も多い。ケアマネさんは忙しい
ので、ひとりにかかっておられないからだ。
でも今回の方は、福祉用具への興味があるらしく
ほなさんが持って行った用具を手に取ってくれる。
ありがたい担当者だ。

Aさんのこと(5)

2014年09月24日 | 日記
4つ持って行ったレンタル用具のひとつは持ち帰
り、3個残して、デモ機としてしばらく使用して
もらうことになった。いったん契約すると、その
時点から料金が発生するが、デモ機のうちは無料
だからだ。介護保険の不思議なところは、15日
、16日と2日間借りても1か月分、1日から1
5日まで借りても半月分となる。

介護保険が使える福祉用具には、販売ものとレン
タルものの二種類があり、販売になるものは、直
接肌につけるようなもの、例えばポータブルトイ
レやお風呂椅子などで、車椅子やベッドなど、高
額で使いまわしの利くものはレンタルになるもの
が多い。

2日後、利用者さんに電話すると、歩行器はダメ
だと言われ、使ってみての感想をあれこれ聞くと、
ほなさんらが安全ばかりを気にして選定したのが
失敗だったとわかった。できるだけ外に出かけら
れるようにしてあげるのも私らの責任だ。

いろいろ聞いたので、次回持っていく用具の選定
をはじめる。面白そうな機種が出るたびに、説明
書をネットで取り寄せて読み、問屋やメーカーに
こちらの意図を伝え相談する。今、ものすごい勢
いで新機種が作られ、日々改良されているから、
うっかりできない。新しいものを届けたいと思う
し、日本の福祉用具メーカーは世界をリードして
いる。

Aさんのこと(4)

2014年09月22日 | 日記
「あなたの為に、」
という理屈ではあるが、転倒骨折して痛い目に
あった直後でなければ、静寂な生活を侵される
利用者さんにとって、これほど迷惑千万なこと
はないだろうと思う。

寝室、トイレ、ふろ場、など見てほしくない場
所を見られ、あーだ、こうーだと他人に言われ
るのだ。

一般に、歯が痛くなければ歯医者に行く必要を
認めないのは当たり前で、もし必要だと頭では
理解しても、予想より大事(おおごと)になっ
てしまう費用と騒ぎを目の当たりにすると、
「こんなことを私は求めていない!」
と叫んでも不思議はない。

「手すりの大きさ、長さ、数、福祉用具の仰々し
 さなど、こんなにも使わなければ、私の生活が
 守れないのか、世の中お終いだ。いや、何も無
 くたって、今日までやってきたではないか。そ
 れなのに、(家族も含めて)この人たちは私を
 無視するのか!」

ほなさんはこの仕事についてから、Aさんが自分
だったらそう考えるだろうな、と思い同情してい
るので、危険のない範囲で利用者さんの思考スピ
ードに合わせるか、少し遅れていくことにしてい
る。

いくら利用者さんをまもるためであっても、押し
付けは絶対いけないと思うからだ。早めに先の生
活提案はするが、決めるのは利用者さんと家族だ
けである。

利用者さんからの相談には、基本的に「ノー」は
言わないようにしている。まず可能かどうか検討
してみる、それが笑止なことであっても。
どんなところから、どんな時でもサポートするの
が、ほなさんの役目であるからだ。


Aさんのこと(3)

2014年09月21日 | 日記
Aさんの病状と当日観た動きを思い出し、自分で
真似て同じ動きをした場合を想定し、福祉用具を
選定する。個別の機種による新しい情報を仕入れ
に、メーカーや問屋さんの担当に電話し、詳しい
資料を読む。すると、9割がたそれが良いと信じ
ていたのに、肝心な部分で使えないこともあった
りする。ネット販売の用具をみるたびに、よくも
まあこんな一発勝負で福祉用具を買う方もいると
不思議に思った。

2週間後、検討した福祉用具を数点もって行く。
レンタル問屋さんとも、現地であうことにして、
住宅改修の職人さんも、30分遅れできてもらう
ことにしておいたが、今日は忙しい時間割です。

あがり框にレンタルの手すりを設置している間に
利用者さんに歩行器を試してもらう。
道路から下ってくる急なスロープを、上がったり
下がったりして、一人になった時にも使えるかど
うか予行演習である。

利用者さんに、少し重いといわれる。
下り道や足を道にひっかけたことによる、シルバ
ーカーだけが先に走り、支えを無くした利用者が
転倒する事故が多いので、下り道やスピードが上
がると自動でブレーキがかかる最新機種を持って
きたら、それがために重く感じるようだ。

あがり框の置き型手すりは、利用者さんの前もっ
ての期待度はマイナスだったが、置いてみるとと
ても気に入ったそうで、安心な顔がみえました。
これはオッケーみたい。

ベッドサイドに置き型手すりを設置。
これは当初から必要だと言われていた機種である
が、「?」と思える行動が、利用者さんに見られ
た。

続いて、住宅改修の「手すり」位置、機種などを
伺がいます。
トイレに座ってもらい、見本の手すりを持っても
らい、どの場所が良いか、またその場所につくの
か、壁の裏側のサンなども確かめておく。

汗をかきつつ、でも、利用者さんはさらに汗だく
だろうと思われる。結婚式の花嫁さんばりのスケ
ジュールなのだ。主役さんは疲れると、時折、ベ
ッドに避難して、こりゃ大変だ、と半ば後悔して
いることでしょう。

Aさんのこと(2)

2014年09月15日 | 日記
車で片道1時間10分の道のりをゆく。
ほなさんにしては、はじめての遠方です。

3か月前にご家族から相談があり、先月介護認
定が決まり、その直後、地元のケアマネージャ
ーさんと日時を合わせ利用者宅を訪問します。
お宅には、離れて暮らしている娘さんもきてく
れていた。

まず和やかな雰囲気の中、どうして欲しいかの
要望を伺う。利用者と家族の意見が最優先であ
るのはいうまでもない。ひととおり伺い、それ
ぞれ検討に入りました。

寝室、居間、トイレ、風呂、玄関、勝手口、廊
下、家の周りなどをみてみると、独居老人のひ
とり暮らしの問題点が浮かんできます。

ケアマネージャーと気についた点を話し合うが、
用具に関しては、ほなさんが専門家という立場
なので敬意を表したずねて下さるが、この時点
で、利用者の病気に関してはまだ知らされてい
ないことが多く、半ば手さぐり状態の答えしか
出ません。

初期の段階(予防)は、安全で安心な日々とい
う「ジグソーパズル」にある起こるであろう「
落とし穴」を見つけ、ふさぐためのちょうどよ
い1ピースをあらかじめ福祉用具で補い、
次の段階(介護)は、安全で安心な日々を確保
するために、足りない部分を福祉用具で補うの
が、ほなさんに求められることだ。

介護保険は膨大でも、介護における福祉用具の
占める金額は、驚くほど少ないので無駄はでき
ません。

とりあえず必要なことだけ決め、その手配をす
ることを宣言して、忘れないための写真をとっ
て準備。

Aさんの問題点は、
家へのアプローチが急こう配の下りの坂道にな
っている。ここで転ばれたら、むき出しのコン
クリートだ。

あがり框
トイレの立ち上がり
風呂とシャワー
勝手口 などなど。

数日後、ケアマネージャーから介護計画と病状
などが送られてきた。これを基に、器具を選定
しはじめた。



Aさんのこと(1)

2014年09月12日 | 日記
おっちょこちょいでお人好しのほなさんが、福祉用具
相談員の仕事を始め、ほなさんより少し上の先輩の方
々とおつきあいをするが多くなりました。この二年間
に、ほなさんの少ない顧客のうち亡くなる方があり、
そのあっけない幕切れになんとも言えない気持ちにな
ることがあります。

ほなさんのやっている自宅介護は、利用者とせっかく
親しくなり、その方の介護での要注意点や嗜好がわか
り、オーダーにこたえられるようになった頃、施設や
病院へ突然行かねばならないケースに、徒労感という
か無念さが募ります。

介護というシステムは、医療のシステムと隣り合わせ
なっていて、救急で運ばれた病院で、1週間から10
日間、集中治療されると次の病院へと回され、リハビ
リに精出すことになっています。それが落ち着くと、
もう退院なのです。自宅か施設に帰り、ここから介護
という範疇がはじまります。

介護保険の理念では、利用者の趣味や嗜好まで耳を傾
け、生活の質を求められていますが、これだけ細切れ
のたらい回しであるから、普通に接していてはとても
その個人を深く知ることなどできやしない。若い人に
比べ老人は、孤独で静かな生活をしている場合が多い
から、あまり自分のことをたくさん語らない。

それで、ほなさんは何度も、利用者に会いに行くこと
している。
今回会ったAさんは、女房の友人のお母さんだ。
街で仕事をしている娘、田舎で独り暮らしの母という
設定は、この日本のどこにでもある構図であるが、寝
たきりになった父を家族みんなで20年間世話してき
たから、この家族の繋がりは強く、介護の辛さもよく
知っておられるようだった。

一番嫌いな奴は自分

2014年09月06日 | 日記
このところ「真面目ボランティア」という忙しい
生活をしていたから、性格もまじめにきており、
我ながら面白みにかけてきた。

昔からほなさんの性格は、見栄っ張りでプライド
が高いところがあり、反面小心者でどうしようも
なく、そして卑怯なところもあるから、自分とし
ては心から嫌いで、それが自分に年々言い訳でき
なくなりつつあり、そういう状況にさらにうんざ
りしている。

犯罪者は別にして、世の中の人間で誰が嫌いだっ
て、このほなさんという自分が一番嫌いなのだか
ら困っている。

長く付き合えばどうしようもない自分にも慣れる
だろうと楽観をしてきたのに、世の中の老人が「
うつ」から自殺する流れも、案外、理解できなく
もない。

ボランティアするにも、真面目な方に失礼だけれ
ど、いい加減なボランティアマンになりたい、と
思っている。頼りにならない、あてにできないが、
なんとなくそこで意味もなく大義も考えず、ひた
すら手伝っているような感じがでれば最高だ。

だからいい加減な、あいまいな、フラフラとして
生活を過ごし、人気コミック「はぐれ雲」のよう
に、何も考えずひょうひょうと生きていたいと思
うが、そうなればそうなったで、また、さらに自
分という人間が嫌になることだろう、それがほな
さんという嫌な奴のようだ。


CUD(カラーユニバーサルデザイン)とは

2014年09月04日 | 日記
実は色の見え方というのは、それぞれあって
肌の色が異なるのと同じくらいだと、フォー
ラムの徳島大学の先生が語っていました。

この日曜日は、鳴門市長も初めから終わりまで
最前列で話を聴いてくれましたし、ファーラム
だけで200人以上が集まり、椅子が足りなくて、
こちら手伝いはずいぶんと慌てました。
当日は、ケーブルTV鳴門が、最初から最後ま
で録画をとっていましたから、またどこかで見
る機会があるかもしれません。マスコミ記者も
数人、自治体関係者も来ていました。

虹色なんて言葉がありますが、日本では7色、
アメリカでは6色、アフリカの某では8色ある
んだそうです。色の見え方は、障がいではあ
りません、各人固有の特性だと考えられてい
ます。

一般に言う「赤」が黒く見えたり、緑の判別が
ある色弱の方にはわかりずらくいそうですが、
日本人男性には20人に一人、欧米人には10人に
一人の割合でいます。モノクロの世界ならそれ
で良いのですが、カラーがこれだけ氾濫すると
困ったことが起きます。

例えば、注目させるための印刷物・標識に使わ
れる「赤」や「黒」が、ある人たちには、かえ
って観づらいんだそうで、赤の背景に黒字の「
立入禁止・危険」なんて文字を入れても、よく
判らないんだそうです。

笑えない最近の実話に、
「バリアフリーになりました!」というチラシ
が、赤、緑、黒色でいっぱいでした。

また、津波のハザードマップの判別ができませ
ん。それで、鳴門市が2-3年前からいろんな方
たちに観てもらい、このほど「CUD(カラー
ユニバーサルデザイン)」の合格証をもらいま
した。全国の自治体では初めてのことです。

今、教科書、ノートからはじまって、通帳、
おもちゃ、TVなどのリモコンなど、いろいろ
とCUDマークがついたものが増えています。

リモコンの赤、緑、黄などのボタンに、「アカ」
「ミドリ」「キ」と色の名前が書いてるように
なってきましたが、それも「CUD」の活動です。