「本物の生き方」(商売に生きる・Ⅰ)
金さえ儲かればよい
それが商売というものだと
こう思いこんで
あたら生きがいを
アクセクと過ごしてしまってはいないだろうか。
----なにがしかの生計の資を得たいばっかりに
あなたは今日も
ペコペコと頭を下げ
表(うわ)べだけの笑顔をつくり
モミ手しながら
嘘八百の説明をして
僅かなゼニをお客から奪おうとしている
そういう商売の仕方を
恥ずかしいことだと思わないのだろうか!
もし商売というものが
自分の心に、自分の手で、糞をぬりつけ
人間の誠実さ、美しさ、温かさをいけにえとして
僅かなゼニをつかむだけのものであるなら、
今日を限り
そんな恥ずかしい商売は止めてしまおうよ。
親子5人
モク拾いしてでもよい。
ニコヨンになってもでよい。
モット生きがいのある
モット誠実にくらせる
そして
モット大手をふって大地を行く
生き方をしようよ!
--------だが、私は信ずる、
あなたがいよいよ今日
死ぬという間ぎわに
あなたの子供たちを集めて
「お父さんは立派な商人だったよ」と
ハッキリと、自分のできる商売の道がある
--------ということを。
*(ニコヨン:昭和25年、職安の日給が240円だったことによる呼称)
昨日、建設業の若い二代目の方(20代)と、
師匠の○坂さんご夫妻もご一緒に、ラウンドす
る機会がありました。
この二代目の方は、人あたりも良く、好青年で
ありました。その方が、
「しゃべりがうまい方が、商売がうまくいく」
ということをおっしゃったので、私は、
「確かにそうだろうけど、口の上手さなんて
商売にはいらない。むしろヘタな方が良い
だろう。」
と返答しましたら、怪訝な顔つきでした。
ほなさんが商人になろうと思った時、出会ったの
が、「岡田徹」詩集で、そこに書いてあったのが
上記の詩です。商人に必要なのは、誠心誠意、そ
うであれば、私のような人間でも商いの端くれに
加えてもらえるかもしれない、そう思って、この
道へ入りました。35年前のことです。
昨日の青年には、まだ理解できないことだろうと
思いますが、私が師匠とする○坂さんご夫妻をみ
て、
「うちの両親も、こんな風に仲が良かったらよか
ったのに、、」
と言い、ご自分の複雑な家庭のことを話しました。
ほなさんが○坂さんを師匠と呼ぶのは、
なにもゴルフだけのことでなく、ゴルフをしてい
る最中ずっとタバコの吸い殻を拾い続け、ご夫婦
とも仲良くいたわりあいながら生きている様だか
らです。
結局、商人としても、人間としても同じことです
ね。誠実に生きる日々からは、学べることがたく
さんある、そんな風に思いました。
東電の会社の偉いさんらの言っていることとは、
水と油だなぁ、そう思いながら夕方のニュースを
みました。
そういう論理もあるだろうけど、多くの国民は、
自分の力だけで、健全に、ひたむきに懸命に生き
ているのじゃないでしょうか。
金さえ儲かればよい
それが商売というものだと
こう思いこんで
あたら生きがいを
アクセクと過ごしてしまってはいないだろうか。
----なにがしかの生計の資を得たいばっかりに
あなたは今日も
ペコペコと頭を下げ
表(うわ)べだけの笑顔をつくり
モミ手しながら
嘘八百の説明をして
僅かなゼニをお客から奪おうとしている
そういう商売の仕方を
恥ずかしいことだと思わないのだろうか!
もし商売というものが
自分の心に、自分の手で、糞をぬりつけ
人間の誠実さ、美しさ、温かさをいけにえとして
僅かなゼニをつかむだけのものであるなら、
今日を限り
そんな恥ずかしい商売は止めてしまおうよ。
親子5人
モク拾いしてでもよい。
ニコヨンになってもでよい。
モット生きがいのある
モット誠実にくらせる
そして
モット大手をふって大地を行く
生き方をしようよ!
--------だが、私は信ずる、
あなたがいよいよ今日
死ぬという間ぎわに
あなたの子供たちを集めて
「お父さんは立派な商人だったよ」と
ハッキリと、自分のできる商売の道がある
--------ということを。
*(ニコヨン:昭和25年、職安の日給が240円だったことによる呼称)
昨日、建設業の若い二代目の方(20代)と、
師匠の○坂さんご夫妻もご一緒に、ラウンドす
る機会がありました。
この二代目の方は、人あたりも良く、好青年で
ありました。その方が、
「しゃべりがうまい方が、商売がうまくいく」
ということをおっしゃったので、私は、
「確かにそうだろうけど、口の上手さなんて
商売にはいらない。むしろヘタな方が良い
だろう。」
と返答しましたら、怪訝な顔つきでした。
ほなさんが商人になろうと思った時、出会ったの
が、「岡田徹」詩集で、そこに書いてあったのが
上記の詩です。商人に必要なのは、誠心誠意、そ
うであれば、私のような人間でも商いの端くれに
加えてもらえるかもしれない、そう思って、この
道へ入りました。35年前のことです。
昨日の青年には、まだ理解できないことだろうと
思いますが、私が師匠とする○坂さんご夫妻をみ
て、
「うちの両親も、こんな風に仲が良かったらよか
ったのに、、」
と言い、ご自分の複雑な家庭のことを話しました。
ほなさんが○坂さんを師匠と呼ぶのは、
なにもゴルフだけのことでなく、ゴルフをしてい
る最中ずっとタバコの吸い殻を拾い続け、ご夫婦
とも仲良くいたわりあいながら生きている様だか
らです。
結局、商人としても、人間としても同じことです
ね。誠実に生きる日々からは、学べることがたく
さんある、そんな風に思いました。
東電の会社の偉いさんらの言っていることとは、
水と油だなぁ、そう思いながら夕方のニュースを
みました。
そういう論理もあるだろうけど、多くの国民は、
自分の力だけで、健全に、ひたむきに懸命に生き
ているのじゃないでしょうか。