ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

眠れない夜に、、、(2)

2015年09月22日 | 日記
欧米のような、いわゆる「中古住宅」が評価され
人気があると、リフォームされた内容で自分に合
った家を探すことができ、状況に応じて替えてい
くことができますが、日本の場合は新築だけしか
評価されませんから、そうそう替えることができ
ません。一発勝負のくじ引きをやっているような
ものです。

日本の場合、これだけ大地震が多く、建築基準法
がどんどん変わってきましたから、そりゃ新しい
方が安心できます。
安全に配慮した世界一厳しい建築基準法ですが、
新築はいったん建てると、数十年の長いローンを
払うのが精一杯で状況に応じて直すことなど、普
通の人にはなかなかできるもんじゃありません。

身体の具合や加齢による変化があることを無視し
ていますと、家で生活することによる事故が起き
たりします。「家庭内事故」と呼ばれています。
リラックスするはずの家が「凶器」となりうるの
です。

階段からの転落、大きなお風呂で体が浮き溺れた
りする「家庭内事故死」は、かなり前から、交通
事故死をはるかに上回って問題となってきました。
深い浴槽や大きすぎる浴槽、こけると骨折必死の
タイル張りの浴室の床、段差、温度差の大きい廊
下や脱衣所、トイレと、家庭内事故死につながる
危険個所はいっぱいあります。怖い話ですが、事
実です。

本来注文をもらいくという営業活動をやっていな
いほなさんへ仕事の依頼をして下さるのは、「家
庭内事故」を経験され痛い思いをなさったか、す
んでのところで危機を回避し、こんなことをやっ
ていたらいけないと自覚された方が多いです。で
すから、みなさん、取り付け場所がたいへん具体
的です。介護保険を使うようすすめていますが、
自費でやる方もたくさんおられます。

ほなさんの仕事は、利用者様独自の「明日の新聞」
を届けることです。「明日の新聞」は、みな異な
りなります。自分がやりたい安全で楽しい生活を
営むための対策を立てるお手伝いが、ほなさんの
仕事です。

骨折したから車いすが必要、それへの対応はすぐ
できます。でも本来は、骨折させない準備がいる
のではないか、と思うのです。

骨折して3か月入院するとリハビリ等で約100
万円自己負担しなければなりません。そしてリハ
ビリは退院しても続きますから、実際はもっと必
要なのです。今、どこでも整形外科の職員数は異
常に多いのです。痛い思いをして、お金もたいへ
んになるよりも、自分の「明日の新聞」をみて、
対策を立てておこうではありませんか。











眠れない夜に、、、(1)

2015年09月21日 | 日記
眠れない夜はゴルフのことを考えることにしてきま
した。
あそこでこう打ったのが運のツキだったなぁ、とか、
上体が前に突っ込んでしまったから、シャンクにな
ったんだ、とか。それでOB、などなど。

そんなことを考えていると、これがけっこうすぐ眠れ
るから不思議です。集中力がないのですよ、ほなさん
は。
でも、また2時間後に目覚めることも多いですから、
また、そこから次のホールのことを考えます。だらだ
らと、こんなことの繰り替えして10年が過ぎました。

さて、先週は住宅改修の仕事に行ってました。大袈裟
な工事じゃなく手すりの取り付けですが、ここは会社
の会長さんのお宅でしたから、会社の前にある大きな
お宅でした。こういう仕事ですから、大きなお家や小
さなお宅、形は変われども、問題がいっぱいあります。
問題があるから呼ばれるんですが、、、。

住宅メーカーが作る家は、ほとんど子育て用の家であ
りますから、老人には住めないのです。
家族構成を聞いてから、家というものは建てるはずな
のに、そういうのをまったく無視したかのような、要
はバリアフリーにさえしておけば良いだろう、という
考えが見え隠れしてます。

TVの人気番組「ビッフォーアフター」にも、最近は
よく福祉用具の部品が取り上げれてますが、ほなさん
がはじめた最初の頃、手すり工事の仕事をほなさんに
発注してくれた方のお宅は新築住宅でした。介護保険
を利用するために、住宅を建ててから、手すり工事な
どをされる方はいますが、この方の場合、有名メーカ
ーに依頼した新築住宅だから、必要ないだろうと思っ
ておられたようでした。

身体障害者のお父様が家主としておられるお家です。
そこの方が発注したのだから、当然、そういう措置を
講じてくれているだろうと期待していたのじゃないで
しょうか。
もちろん、バリアフリーにはなっていました。階段に
は手すりがついていました。でもそれだけでした。
ほなさんは、これで障害者がどうやって生活するの?
と思いました。

反対に、住宅メーカーにも言い分があるでょう。
家というものは道具である以上、その時に応じて変わ
っていくものだと。
その時とは、年齢や体の調子、家族構成などです。