ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

K師匠のコンペ(4)

2008年06月29日 | 日記
2番ホールは立ち直り、パー4を6打の予定
通りで過ぎた。

3番ホールは谷越えだ。
294ヤードの短さなのにパー4というのは、
いったいなんだろうと思っていると、K師匠が
谷を越えたところからはじまるフェアウエイは
打ち上げ、しかもきつい左ドッグレッグしてい
るよ、と説明された。そして見た目よりずっと
左側の山すそを狙えといった。

前の組の人たちはフェアウエイで、われわれに
背中をむけてショットしている。ということは
、小山をぐるりと囲むようなコースなんだと想
像できた。

今日は男子のキャディさんがついていたが、
そのキャディさんは傍におらず、それで、普段
は饒舌でないK師匠みずから解説をした。
男子のキャディさんはどこに行ったのか、風雨
の中で、一番必要としている場に居ないなんて。

すると上の方から、
「打ってください!」
と声がした。左上の山の中腹に、見張り台があ
り、そこにわがキャディさんがのっている。
キャディは旗を手に持ち、合図をおくってきた。

3番ホールの横は瀬戸内海、鳴門の海だ。右手
は大鳴門橋、その付近の渦潮をみようと観潮船
のコースになっている場所も近い。
距離が短いコースであるのにパー4なのは、こ
ういう理由があったのだ。風はいっそう激しさ
をました。




つぼはやし あきこ さんの個展

2008年06月26日 | 日記
突如としての脱線は毎度のこととはいえ、申し訳
ありません。
ですが、ほなさんの店の看板を描いてくれた作家
さんの原画展、これをぜひともご紹介したいので。

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「つぼばやし あきこ原画と額装展」
 ラニベルサリオ--記念日の贈り物--

作家活動10周年を記念して、新作原画を発表します。
今回は、それらの原画が住み心地がいいように、
周りを整え、オリジナルの額で装いました。
ほのぼのとした心温まる空間をお楽しみください。

つぼばやし あきこ さんは、徳島県生まれ 
 1998 京都市で初個展。以後、全国各地
       で個展を開催
 2001 絵本「もしも願いがかなうなら」出版
 2002 絵本「素敵な笑顔を贈りましょう」出版
 2003 渡伊。大理石モザイクを学ぶ
 帰国後は、イラスト&額装、陶器絵付けを中心に
 製作活動を行う

 2008年7月5日(土)から13日(日)
 GALLEY 白川   HOURS 11-18:00
 徳島市東大工町2-26
         088-623-2127
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人には不思議な出会いというものがありますが、この
方との出会いはなんとも、、、。
一昨年の夏、店の移転準備で忙しかったころ、夕食を
食べに、なじみのパスタ屋さんいきました。この店、
とても美味いのです。
パスタが茹で上がるまでに、壁にかかったイラストを
みてました。この店の若いオーナーシェフは、自分で
も絵をかくなどやってましたから、おしゃべりのほな
さんは、いろいろ話をきいておりました。
そのときに見せてもらったのが、「つぼばやし」さん
の絵本でした。

妻とパスタを食べながら、絵本にでくる主人公が、
なんとも可愛く、オシャレで、あったかい感じでしたか
ら、こんな絵で看板を仕上げれたらなぁ、と話したので
した。
するとシェフが、作家さんを知っているし、たぶんトクシマ
にいるから、連絡とってみようということになり、食事
が終わる頃には、連絡がつきました。
あれよ、あれよ、という間に。トントン拍子とはこうい
うことをいうのでしょうね。
そして、今、ほなさんの店には、つぼばやしさんの看板
がついています。

おついでがあれば、ぜひ原画をみてください。
ほわっと心が温まります。
ちなみに、作家先生は美人のスレンダーガールです。
もうちょっと知りたい方は、つぼばやしさんのHPへ

K師匠のコンペ(3)

2008年06月23日 | 日記
風雨の中をスタートした1番ホールは、打て
ども打てども飛ばず、穴ぼこをつくるだけだ
った。
雨に濡れた芝草は、クラブヘッドを捕まえて
離さない。ヘッドの通った跡は、ボコっと穴
をあけ、草にからまれ地面に突き刺さるのだ。
何度目かのショットの後、やっと思い出す。
雨の日はヘッドが滑らないんだ、振り方に気
をつけよう。

こんなこと、あたり前なんだから、打つ前に
わかっていなければならないのに、コースに
出ることが少ないから、ミスしてからでない
と思い出せない。自分の頭の悪さを嘆いた。
1番ホールは7打でやっとグリーンに。
合計9打でカップイン。師匠も7打だった。
でも師匠の7打は、本当に7打かかるのかどう
か、真に受けるわけにいかない。
というのも、適当に叩いておかないと、ハンデ
がもらえないからだ。だからうまい人たちは
実力を発揮する場面と、ワザとミスする場面
とあるようなのだ。

こちとら、そんな器用なことできまへん。いつ
も力を全開で走らないとね。
さらに風雨は増し、ビュービューと音をたて
いる。

賞品もらってきました。

2008年06月20日 | 日記
昨日の休みに、いつものショートコースの
早朝サービスに行き、帰りに写真のものを
いただいてきました。
賞品は、「一日ラウンド無料券」でした。
助かりますね、これで来月も行けますわ。

でももう今回だけでしょうね、こういう
賞をいただけるのは、、、。
なせに他人さんの数倍ものハンデをいただ
いてましたから。
次からは実力勝負です。

大風と雨のスタート

2008年06月16日 | 日記
K師匠のコンペは、朝は小雨でしたが
開始するころにはカッパ上下が必要な
くらいの雨足になっていました。それ
より心配なのが、風でした。四国の山
から瀬戸内海へ吹き込んでゆく風を、
さえぎるものがまったくない山のコー
スです。前途は不安です、、、。

クラブハウス前の練習グリーンでも、
風によってボールが曲がります。ほな
さんは練習しても無駄と止めました。
水にぬれた芝、大風、低い気温の三重
苦のコンペになりそうです。

見慣れた高知のFさんの顔がみえます。
Fさんはサンドウェジがうまく、去年
優勝しました。ほなさんは別の大会で
この方のボールを間違えて打ってしまい
、冷や汗をかきました。
Fさんは軒下で、寒さよけのストレッチ
を真剣にやっていました。

第一組がスタートしてゆきました。雨の
中を出発してゆくメンバーを見送る人た
ちも、全員がカッパ姿です。そこへ、
「いやあ、迷った。」
と香川のHさんが汗をかきつつやってき
ました。まだ靴もきちんと履けていない
ようす。この人も優勝候補です。距離は
そうでないけれど、うまいゴルフをしま
す。
香川からこの鳴門CCは遠くないのです
が、高速ができ、かえって判りづらくな
ったようです。これで全員そろいました。
総勢5組、総勢20名です。

ほなさんはK師匠にくっついていくこと、
奥様に負けないこと、初顔の同伴者Oさ
んの足をひっぱらないように。

アウトの1番は510ヤード、右ドッグ
レッグのパー5です。
鳴門の内海にむかって打ち下ろしてゆく、
快晴の日は一見の価値ある景色ですが。
ティショットの順番は、ほなさんが一番
でした。左はOB、左から右へ大きな風
で、スライスOBの可能性は半減。ちょ
っと安堵。

ほなさんは風に負けまいと、ドライバー
を振り回しました。
ゴン!
鈍い音がして、ボールはティーグランド
のすぐ前、右の林にさえ届きませんでし
た。斜面のラフに飛び込みました。
トップしたのでした。
あー、やってしまった。
でもOBよりマシか、、、。
強い風に負けまいと、力んだのです。

次は師匠です。
ゼクシオのドライバーのヘッドを、小さな
テイクバックからボールにむかって一直線
にもってゆきます。師匠の球は、糸をひく
ようなライナーが特徴です。
風を切り裂いて、低い球筋でフェアウエイ
右に落ちました。師匠の球筋でも、風にあ
おられています。

次は、Oさんです。
がっしりした体、ドライバーをブンブンふ
りまわしています。力ありそう、、、。
Oさんの力いっぱいのスイウングで、高く
あがった球は、左からの大風にのり、右の
林の中へと消えました。
男子のキャディさんが、
「暫定球をお願いします。」
といいました。
ところがその暫定球も、風にもっていかれ
たのでした。
ガックリ肩を落としてしまいました。
波乱のスタートです。

ほなさん新聞に載る

2008年06月13日 | 日記
「新聞に載っているわよ、ほなさんが。」
と女房から電話があった。女房は仕事休みで
K師匠の奥様に会ったら、こういわれたんだ
そうだ。

この前、
お客様の子供のアイスキャンディを取り上げ
て、半分食べたので、幼児虐待と載ったのか、

10円玉拾って、うれしい顔でぽっぽないな
いしたのを近所の誰かにみられたのか、

ガス漏れ警報機の傍でオナラをし、警報機の
テストを無断で試したことか、

警告なく打ち込んできたOBボールに腹を立
て、知らん顔して反対側へ蹴飛ばしたことか、

親から
「新聞ダネになるようなことだけはし
てくれるなよ」
と遺言のような言葉に、堂々と反論できない
自分が憎いですね。

女房は教えてくれた日の新聞の、隅の隅の隅
をみたら、印刷インクのシミのような活字で
パブリックシニア杯
「第二位ほなさん」
と書いてあったそうです。
それを観たK師匠が、奥様に言い、女房へと
伝わってきたのでした。

そうなんですよ、前回しこたま叩き、ハンデ
をた~くさん頂戴したので、今回普通の成績
で、第二位になることができました。
お恥ずかしい、、、、かぎりで。

女房にこのことを伝えると、、
「ハンデがたくさんあったんでしょう。」
と一言でかたずけられ、二度とシニア杯のこ
とは家庭では話題になっていなかったのでし
た。
それをさすがにK師匠は、地方紙のスポーツ
欄の一番隅っこで、不肖の弟子、ほなさんを
見つけてくださいました。シニア杯3度目の
参加だかからできた「快挙」でありました。
ありがたいですね、師匠は。

次からは、ハンデも少なくなることでしょう
から、もう入賞することすらなくなると思い
ます。
次に新聞にのる時は、、、、??
ぞっとするので、いいません。

K師匠のコンペ

2008年06月12日 | 日記
今回のコンペの会場は、K師匠のホーム
コース、鳴門カントリークラブでした。
アップダウンの山のコースですが、瀬戸
内海国定公園の東の入口にあるため、北
の淡路島から鳴門の内海の島めぐりをや
っているような、景色がきれいなコース
です。

はじめて行ったゴルフ場がこのコースで、
その美しい景色を独り占めにできるゴル
フというものは、なんと贅沢なものだろ
うと思いましたね。それが4年前のこと
でした。
だからK師匠のコンペは、進級試験その
ものです。

去年の早春、公務員のMさんに連れてき
てもらったときは、アップダウンにやら
れ「121」というスコアを出し、
「ほなさん、練習してへんなぁ。」
とお叱りの言葉を頂戴しました。
その二の舞を師匠に見せることはできま
せん。

前日の練習では、やたらとクラブヘッド
の根っこに当たり、ボールは左横へ飛ん
でゆきました。’シャンク’という奴で
す。注意して振ればふるほど、このシャ
ンクというのは連続して出ます。なぜな
んでしょうか。
ドライバーが当たらないとか言う余裕すら
なくなり、変な癖がつかないうちに、スタ
コラサッサと帰ってきました。
こんなのがコースで出たら、物騒でもう
スコアどころじゃありませんわ。神様に祈
ることにしました。

前の晩、スコア目標を決めました。アッ
プダウンだから100切りは難しい、そうか
といって110だと進歩がない。まぁかぎり
なく100に近いスコアで、110王ライオ
ンの雄たけび
を瀬戸の内海に響かせまし
ょう。
去年、K師匠の奥様には、某コースで1
打負けていますから、今度は負けないよ
うに。これも今回の目標ですね。
あとは、十分に楽しみたいです。

いよいよK師匠のコンペへ

2008年06月12日 | 日記
さて、1週間後、K師匠のコンペがまってまし
た。師匠に会うのは、年に1回か2回です。
お世話になりはじめ4年になりますが、最初の
年に3度お世話になったのが最高で、あとはず
っと1回か2回でした。
まぁほとんど七夕さんです。

そういうわけで、とにかく力が入ります。
女房からは、
「あんた、そうやって力を入れるからあかんの
よ。」
と言われますが、なんせ七夕なんですから、い
いところをお見せできなくて、どの面見せれま
しょうか。

みなぎる力と進歩した腕を、ぜひお見せしたい
と、弟子の面子にかけて参加するコンペなので
す。

記憶に残る、記録に残す

2008年06月11日 | 日記
後半のハーフも同じような展開で、Sさんの
下ネタジョークがいたるところで炸裂。行員
さんはゴルフと返事の間で目を白黒させた。

ここサンピ○ゴルフ場は、料金が高い分、茶
店にすべて自販機があり、お酒以外はすべて
無料だった。若いキャディさんがウエイトレ
スをやってくれる。
またキャディさんは(ほなさんの数少ない経
験では、)ボールを追って走るNO.1だ。そ
のしつけには、口うるさい輩も納得するほど
だ。

プレーの最後にアンケート用紙があり、そこ
でも基本的な「しつけ」が守られているか、
チェックされるようになっていた。
ほなさんのような’ぐうたら’では、これじ
ゃあ仕事にこれないなぁ、と同情しました。

後半のハーフは、間違えてパーが1個とれ、
ハーフで49打となり、合計99。
本に書いてあったとおり、100切り達成で
きました。去年の同窓会ゴルフ以降、約1年
ぶりのことでした。
これで100切りがまぐれでなかったと証明
でき、芯からほっとしました。

今回は、ひさしぶりに分不相応の出費でした
から、風呂にゆっくり入り、そこでも無料の
自販機のジュースを飲み、敵討ちをしました。
若い頃ならもっと飲んでやるのに!と残念が
りながら、ね。
気が小さいので、ペットボトルに詰めて帰る
ような仕業はようせず、精一杯時間をかけて
2杯飲みました。(ゲップ!)
ついでに整髪料やクリームをつけるだけつけ
たので、首から上はべちゃべちゃです。

コンペの表彰式は、夜の懇親会でやるそうだ
と言われ、夜の懇親会には費用の関係で参加
できないので、そそくさとチェックアウト。
ほなさんには、もうここまでのお付き合いが
精一杯でした。これ以上は自己破産です。

帰途、貧乏性な性分ですから、仕事場により
連絡ごとがないことを確認しました。マンシ
ョン傍のスーパーで、弁当とビールを買い、
帰宅。

今回はスコア表をみても、なにも記憶があり
ませんでした。同伴のMさんが、同じ場所から
2度も同じ木に当て、打つたびに後ろに下が
っていった、とか、面白い場面に遭遇したの
に、自分がどうだったのか、ほとんど覚えて
おりません。コースの状況も同じでした。
結果だけが、目標の99打。

スコアはうれしいけれど、記憶に残るショット
がないのも、少しさびしいなぁと思いました。
しびれるショットの快感、これも追い求めたい
と思うのは、よくばりすぎなんでしょうか?