ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

いい出会いがしたい(4)

2017年04月16日 | 日記
60代は「人生の黄金期」と呼ばれています。
子育てや仕事のリタイア後、プレッシャーを
感じることなく、自分のことだけ考えていけ
ば良いからです。まだ体力も残っています。
この時期にやり残したことをやらなければ、
あとからではできないよ、という意味もこめ
て「人生の黄金期」と言われるようです。

それが70代の後半からは、どんなに元気な方
でも、なにかしら病気が出てきて、無理がで
きなくなるようです。10代の受験期に正面か
ら挑まなかった自分としては、人生にそれぞ
れある「時期」の重要さを、自分勝手な理屈
をつけて回避してはいけないなぁと思うよう
になりました。この歳になってわかるのです
から、余程長生きしないと人並みの人生を送
れませんね。

人には長所と短所があり、短所の方が多いの
だと書いてある本を最近読みました。
他人のことはわかりませんが、我にかってみ
ると、
「そうだなぁ。だから自分が嫌なのだ。」
と常に感じてしまうのだとわかりました。

「こんなイヤな自分で人生が終わるのは困る
 から、少しはマシなこともしたい。」
とどこかで考えているのかもしれません。
人を批判するよりも、自分が何をしたか、
できたか、それがとても大切なことだと思う
のです。

短所ばかりで、よい人間にはなれない「ほな
さん」でしょうが、「人生の黄金期」に、ひ
とつでも多く長所を生かしたことをしたい、
ですね。




いい出会いがしたい(3)

2017年04月05日 | 日記
「これで終わり、人生で最後の機会、、、。」

と考えるようになると、いくつかできるように
なりました。あの時やっておけば良かったのに
と後悔したくないからです。高所恐怖症がある
ので、以前なら敬遠していた高い橋を、目を
つぶってでも橋を通り抜けようとします。そう
いう行動をするようになりました。

成功しなくともいいのです、でもチャレンジせ
ずに人生が終わってしまうのは、もっと困るの
です。「できなかった」という答えの前に、
「やってみたけれど、、」をつけ加えねばなら
ない、そう思うようになりました。自分で自分
を励まし、だまし、勇気づけつつ。

「人生で最後の〇〇」

これは自分を励ます秘密の言葉です。

この方法をもっと前に知っておけば、なんでも
できたに違いありません。その場その場でどれ
だけ自分を甘やかしてきたことでしょう。後に
なって自分に「言い訳」するような「みじめな」
ことはなかったことでしょうに。

でも後悔だけしているのではありません。

「ほんとうに今のままで、このまま何もせずに
 終わっていいの?」
「これで人生最後だよ。」

という言葉が脳裏に浮かぶと、

「あと一押しだけでもやっておくか、、、。」

とどこからか力が湧いてきます。結果はもうど
うでも良いのですから、また、他人の評価なん
てややこしいものも気にしてないのですから、
人目憚ることなく「ジジイの最後の一振り」を
ぶんまわそうと思うのです。

ほなさん担当の頑固じいさんや婆さんがいます。
仕事優先で考えますと、時間がかかって手のか
かる「問題老人」とも、「自分も最後になるか
もしれないから、もう一度話しておこう」と行
くようになりました。なんせ残り寿命は、お互
いにそう変わらないのですから、いつ最後にな
ってしまうかなんてわかりません。

世の中のシステムから「おちこぼれる」ことは
「問題老人」と同じくらい、ほなさんも得意で
す。
「一期一会」という言葉の意味が、この歳にな
ってやっと肌に沁みるようになったのでしょう
か。