ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

後悔のとき

2020年06月06日 | 日記
後悔する時期が来るとは思いもよらなかったが、
仕事や人生における自分の幕引きが近いのだろう、己の
嫌な部分が目に付き、過去あんなことをしなきゃよかっ
たと他人に迷惑をかけたことが想い出され、ぐっと落ち
込むことが多くある。

若い時、松本清張をよく読んだ。
ありきたりの普通の人間がふとしたことから転落してい
くことで書かれてあったりする内容が多くあった。
そして「狂気」というものは誰にもあるし、常に正常の
隣にいるものだとも知った。

己がこれほどイヤになりながらも許せているのは、池波
正太郎の「鬼平」がいうところの
「こんな(取り締りの鬼だと言われている)俺だって、
 ある日ひょっとしたきっかけで(落ちていく)、、。
 そうなるかもしれないよ。」

「人というものは判らないものよ」と。
罪人を捉え、裁く立場にありながら、罪人の中に鬼平自
身を見てきた言葉だ。
正義とは必ず正しいことばかりではないと知り、たまた
ま今日まで大きく道を外すことなくこれただけであり、
また道を外していたとしても不思議ではなかった。

こういう日々が来るとは思いもよらなかった。
残りの人生、できれば少しは他人に優しく生きろ、とい
うことだろうかなぁ。
コメント
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