後悔する時期が来るとは思いもよらなかったが、
仕事や人生における自分の幕引きが近いのだろう、己の
嫌な部分が目に付き、過去あんなことをしなきゃよかっ
たと他人に迷惑をかけたことが想い出され、ぐっと落ち
込むことが多くある。
若い時、松本清張をよく読んだ。
ありきたりの普通の人間がふとしたことから転落してい
くことで書かれてあったりする内容が多くあった。
そして「狂気」というものは誰にもあるし、常に正常の
隣にいるものだとも知った。
己がこれほどイヤになりながらも許せているのは、池波
正太郎の「鬼平」がいうところの
「こんな(取り締りの鬼だと言われている)俺だって、
ある日ひょっとしたきっかけで(落ちていく)、、。
そうなるかもしれないよ。」
「人というものは判らないものよ」と。
罪人を捉え、裁く立場にありながら、罪人の中に鬼平自
身を見てきた言葉だ。
正義とは必ず正しいことばかりではないと知り、たまた
ま今日まで大きく道を外すことなくこれただけであり、
また道を外していたとしても不思議ではなかった。
こういう日々が来るとは思いもよらなかった。
残りの人生、できれば少しは他人に優しく生きろ、とい
うことだろうかなぁ。
仕事や人生における自分の幕引きが近いのだろう、己の
嫌な部分が目に付き、過去あんなことをしなきゃよかっ
たと他人に迷惑をかけたことが想い出され、ぐっと落ち
込むことが多くある。
若い時、松本清張をよく読んだ。
ありきたりの普通の人間がふとしたことから転落してい
くことで書かれてあったりする内容が多くあった。
そして「狂気」というものは誰にもあるし、常に正常の
隣にいるものだとも知った。
己がこれほどイヤになりながらも許せているのは、池波
正太郎の「鬼平」がいうところの
「こんな(取り締りの鬼だと言われている)俺だって、
ある日ひょっとしたきっかけで(落ちていく)、、。
そうなるかもしれないよ。」
「人というものは判らないものよ」と。
罪人を捉え、裁く立場にありながら、罪人の中に鬼平自
身を見てきた言葉だ。
正義とは必ず正しいことばかりではないと知り、たまた
ま今日まで大きく道を外すことなくこれただけであり、
また道を外していたとしても不思議ではなかった。
こういう日々が来るとは思いもよらなかった。
残りの人生、できれば少しは他人に優しく生きろ、とい
うことだろうかなぁ。