ほなさんの池越えのボールが空中を飛んでいる間に、
、、、、、。
別のブログにコメントを下さった方がいて、その方が
言うには、「池や谷にほおりこむゴルフをしてきまし
た。ゴルフは打数、打ちっぱなし感覚です。」とあり
ました。
経済性から言うと、少ない打数で上がるのは効率的で
あろうけれど、プレー代が1万円するとしたら、90
のスコアだと、1打100円以上になります。
平日ならこれですみますが、日曜ならこの倍近いプレ
ー代になりますから、一打200円以上になるのです。
曜日によって、価格が急上昇するスポーツが、ゴルフ
なのです。だからせめて打数を多くして、十分に楽し
みたい、この方のいわれること、よく分かります。
それで、ほなさんはこの方へお返事を書きました。
「オバケ屋敷にせっかく行ったのに、オバケに会わず
に帰ろうなんて、もったいないことをしてはいけない。」
ゴルフコースに出た当初、谷越え、池越え、バンカーに
ことごとく失敗し、「ゴルフとはなんと意地悪なスポー
ツか、設計者はよほどの人間嫌いか、偏屈者か。」と
思いました。
それが最近は、以下のように思います。
せっかく設計者が知恵を練って、コース上にいろんな
障害(オバケ)をつくってくれてあるのに、それを横目
にしながら一度も入らずに行くというの失礼である。ど
んなオバケが出てくるか、アリソンバンカー(めっちゃ
深いバンカーで一度では抜け出せない)の底の深さも体
験し、
「ああなんという深さだ。」
とついでに人生にも絶望してみせるのがゴルファーとい
うものであろう。
きれいな池があれば、池の水が本物かどうか、球を打ち
込んでみて、その水面が揺れることによって、
「おお、やはり水が入っていた」
と確認するぐらいの風流があるべきだ。
谷もこちらから観ただけでは分からない。そこにも球を
入れてみて、深さや谷の幅もはかってみるでべきなのだ。
「やっぱり7番では届かないのか、ということは150
ヤードはあるな、フンフン。」
と花や木々や景観を楽しむがごとく、コースを楽しむ余
裕が必要である。
こういう初心者的なゴルフの楽しみ方を、ちかごろの上
級者はほとんど忘れてしまっている。プロに至っては、
かつての曲芸士と変わらないプレーの連続だ。
でもどうなんだろう、競技者でない多くのゴルファーは、
バンカーに入れ、林に打ち込み、池にほりこみ、谷の向
こう側には届かず、そのたびに必死の脱出を試みる。そ
れもやるだけやってもなお最後の失敗を見るにいたって
は、打ち込んだ球を捜しに入った松林で、世をはかなん
で思わず、首吊りに枝振りの良い木に目が行ってしまう
のだ。これが本来のゴルフの楽しみ方であるように思う
がいかがかしら。
その点、上級者は残念だ。設計者が仕掛けたトリックに
かからず、せっかく高い金を払って入った「オバケ屋敷」
でオバケに会わず、たまに会うと、
「今日はついてないなぁ、バンカーばかりだ。」
と嘆く。
われわれヘタッピゴルファーはいい。遅延プレーで他の
ゴルファーに迷惑かけない程度なら、こういう面白さを
いくらでも体験できるのだから。
それではお待たせいたしました。ほなさんの池越えの球
はどうなったのでありませうか、、、。
、、、、、。
別のブログにコメントを下さった方がいて、その方が
言うには、「池や谷にほおりこむゴルフをしてきまし
た。ゴルフは打数、打ちっぱなし感覚です。」とあり
ました。
経済性から言うと、少ない打数で上がるのは効率的で
あろうけれど、プレー代が1万円するとしたら、90
のスコアだと、1打100円以上になります。
平日ならこれですみますが、日曜ならこの倍近いプレ
ー代になりますから、一打200円以上になるのです。
曜日によって、価格が急上昇するスポーツが、ゴルフ
なのです。だからせめて打数を多くして、十分に楽し
みたい、この方のいわれること、よく分かります。
それで、ほなさんはこの方へお返事を書きました。
「オバケ屋敷にせっかく行ったのに、オバケに会わず
に帰ろうなんて、もったいないことをしてはいけない。」
ゴルフコースに出た当初、谷越え、池越え、バンカーに
ことごとく失敗し、「ゴルフとはなんと意地悪なスポー
ツか、設計者はよほどの人間嫌いか、偏屈者か。」と
思いました。
それが最近は、以下のように思います。
せっかく設計者が知恵を練って、コース上にいろんな
障害(オバケ)をつくってくれてあるのに、それを横目
にしながら一度も入らずに行くというの失礼である。ど
んなオバケが出てくるか、アリソンバンカー(めっちゃ
深いバンカーで一度では抜け出せない)の底の深さも体
験し、
「ああなんという深さだ。」
とついでに人生にも絶望してみせるのがゴルファーとい
うものであろう。
きれいな池があれば、池の水が本物かどうか、球を打ち
込んでみて、その水面が揺れることによって、
「おお、やはり水が入っていた」
と確認するぐらいの風流があるべきだ。
谷もこちらから観ただけでは分からない。そこにも球を
入れてみて、深さや谷の幅もはかってみるでべきなのだ。
「やっぱり7番では届かないのか、ということは150
ヤードはあるな、フンフン。」
と花や木々や景観を楽しむがごとく、コースを楽しむ余
裕が必要である。
こういう初心者的なゴルフの楽しみ方を、ちかごろの上
級者はほとんど忘れてしまっている。プロに至っては、
かつての曲芸士と変わらないプレーの連続だ。
でもどうなんだろう、競技者でない多くのゴルファーは、
バンカーに入れ、林に打ち込み、池にほりこみ、谷の向
こう側には届かず、そのたびに必死の脱出を試みる。そ
れもやるだけやってもなお最後の失敗を見るにいたって
は、打ち込んだ球を捜しに入った松林で、世をはかなん
で思わず、首吊りに枝振りの良い木に目が行ってしまう
のだ。これが本来のゴルフの楽しみ方であるように思う
がいかがかしら。
その点、上級者は残念だ。設計者が仕掛けたトリックに
かからず、せっかく高い金を払って入った「オバケ屋敷」
でオバケに会わず、たまに会うと、
「今日はついてないなぁ、バンカーばかりだ。」
と嘆く。
われわれヘタッピゴルファーはいい。遅延プレーで他の
ゴルファーに迷惑かけない程度なら、こういう面白さを
いくらでも体験できるのだから。
それではお待たせいたしました。ほなさんの池越えの球
はどうなったのでありませうか、、、。