ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

ライバルの話(4)

2014年04月27日 | 日記
思わぬライバル視されたことで、ほなさんは
ゴルフにもライバルがあることを知りました。
そして、わがスコアだけが心配だった一次元
の発想から、ライバルのスコアまで考えなき
ゃならんという、二重の心配事と二重の喜び
をも、抱え込んでしまうのでありました。

そういえば学生時代の試験も同じでした。
あかなんだわ!と言われ、自分の成績を慰め
ていると、ほなさんとまったくレベルが異な
っていると後でしることの、なんと多かった
ことか。ライバルと自分だけが考えていた、
恥ずかしい過去を思い出します。

男女の仲以外にも、人は常に誰かを意識して
いるものです。またそうでないと、いけませ
んが、人生を面白くさせてくれるのがライバ
ルの存在だと、割り切って思えるようになる
と、なんにでも励みが産まれます。ゴルフは
その最たるものではないでしょうか。

ところがこのスポーツには、まったく同じコ
ースを行くのにも関わらず、唯一許された抜
け道があります。それは「自然」が相手だと
いうことからくる「言い訳」です。

その時の、天候、風や草(ラフ)の具合、
バンカーの砂の硬さ、はたまたボールの落ち
たところの跳ね具合など、それぞれがその時
かぎりのオリジナルであります。
二度と同じシチエーションはないのです。

「あの時、あの方向にバウンドするから、、」
「急にアゲンストの風が吹くから、、」
「昨日の雨で砂が固まっていたわ、、」
こういうと、皆、ウンとうなずくのです。

こんな都合の良い「大人の言い訳」があるで
しょうか。だからゴルフはスポーツではない
のかもしれません、少なくともほなさんレベ
ルでは、、、。

ライバルがいるからこそ「言い訳」があるの
です。
大人だから許される、また、素人だから大目
に観てもらえる、そういう完璧な「言い訳」
を考えだし、自分のライバルと正々堂々と戦
い、もし、、、負けたら、その時は「言い訳
」を周囲にぶつけ、そしてまた次こそは「勝
ってやる!」と心ひそかにクロスを切りまし
ょう。

これが、素人の、大人の、正しいゴルフの楽
しみ方ではあるまいか、、、と思うものであ
ります。

だから、、、どうか、ほなさんが大きくダフ
ッたすぐ後で、
「そんなミスしてると、○○(ライバルだと
 ほなさんが勝手に思っている方)に負ける
 ぞ~~!」
なんで大きな声で言わないでね。

ライバルの話(3)

2014年04月24日 | 日記
意識されている!でも100が切れないほなさん
では、そんなことはラウンド終了後にはすべて
わかるからと、スタートしたとたんに忘れてお
りました。

はじめてのコースでありましたから、自分のボ
ールと他人のボールと間違わないようにする懸
命なラウンドです。
「お前の球はずっと後ろだ!」
と怒鳴られた記憶があり、この時は冷や汗かきつ
後方へ探しに出ました。ペナルティを払うより、
ずっと怖い思いです。

そんなほなさんでも、100は切れないにしても
百獣の王(110)は困ります。月に一度もでき
ないゴルフ、しかも晴天、まさにゴルフ日和
であり、そのうえ今日は他県まできているの
です。

ハーフ上がって食堂に帰ってきたら、青年はま
だ気になるらしく、ほなさんを見つけやってき
ました。
「どうだった、難しかったろう。いくつ?」
と尋ねましたので、ほなさんは、
「○○でした。上出来です。」
と答えましたら、青年の表情がさーっと変わり
ました。この時、意識されている、と確信しま
した。ほなさんのようなぺたっぴを対等に扱っ
てくれているのです。

青年はほなさんより少ないスコアで上がってこ
れるはず、いやそうでなければならん、と胸に
秘めていたようです。こうなると、青年の午後
のハーフは、実力が出せるはずがありません。

ほなさんは上出来の101で終わりましたら、
青年はスコアをくちごもって言わず、
「勉強しなおしてきます。上から目線だったこ
 とをわびます。」
と言いました。ほなさんより悪かったようです。

ゴルフというゲームが少しはわかるようになっ
てきた最近、ライバルの存在があると実に楽し
いのですが、われらレベルのスコアなんてもの
は、いつだって決まったものでありません。

先月の大会以来、一度もクラブを握らなかった
と恥ずかしそうに言う、レディースのお姉さま
に簡単にやられてしまうこともよくあります。
だから面白いのです。答えは最終ホールまで誰
にもわかりません。

ほんのちょっとした油断から出るOB、力みの
大ダフリ、打ちに行ったらシャンク、ミスだけ
は大デパート並みの品揃えなんですから、ハラ
ハラ、ドキドキのサスペンスは、二時間ドラマ
の比じゃありませんね。

ライバル!の話(2)

2014年04月23日 | 日記
ゴルフをやりはじめた最初からライバルが居た
わけでありません。他人に目をやる余裕などな
かったのに、K師匠に連れられていったコンペ
での時のこと、いつものように邪魔にならない
ように隅っこでおりましたら、隣の市からきた
という、若い青年が声をかけてきました。

坊主頭でくりくり目をした若者は、シングルハ
ンデのK師匠が連れてきたほなさんを、どんな
男だろうと興味をもったくれたようでした。

へたっぴのほなさんには迷惑な話でも、スター
トすればわかる、そういう間違いもあるとほな
さんは割り切って、スタートまで話をすること
にしました。

K師匠はコンペの世話もしているから、私のそ
ばには居たことがないので、ひとりで準備をし
ていますと、若者は、時間があるから少しボー
ルを打ちましょうと私を誘い、裏の練習場へ連
れていってくれました。

そして、ほなさんは観てるだけと決め込んでい
たのですが、打て打てとばかり、半分くらいの
球をくれました。それでほなさんは隅に行って、
ドスンドスンと打ちました。が、音の割に球は
動かずじまい。相変わらずのダフリ病です。

これを見ていた青年は少し安堵したのか、自分
のスコアは95くらいだとか、いろいろ話して
くれました。

この私がライバル視されている!このこと自体
不思議に思いましたが、そういう雰囲気はなん
となく感じるものです。




ライバル!の話

2014年04月19日 | 日記
ほなさんがゴルフにはまり込んでいく過程は、
何人かのライバルの存在が欠かすことができま
せん。

この人には負けてなるものか!
負けたくない、いや、負けるかもしれない、
今度こそは勝ちたい!
と、へたっぴの腕を差し置いて、闘争心だけは
一人前以上に燃やしたゴルフ歴であります。

ゴルフという個人プレーであっても、ラウンド
する場合に集団でせざるをえないことが、より
気持ちにプレッシャーをかけるものとみえ、自
分の位置がとても気になるものです。

最近のライバルは、ボイラーマンのY氏と同名
に大手銀行があるS氏であります。
ほなさんより年上の彼らは、同じような体つき
で人柄がよく、このところ一番相手をしてくれ
ています。

あるときの月例シニアで、一匹オオカミのほな
さんを温かくメンバーに入れてくれたのが縁で
ありました。この時いらい、悪くてハーフで同
点か、ほなさんが良ければ3打くらいの差があ
りましたのに、最近は、ボイラーマンY氏にも
銀行S氏にも負けてばかり。その差はウンと開
いて、夜もおちおち寝ていられません。

ほなさんは、この闘争心を実際の練習に生かせ
ればよいのですが、練習をすれば腰痛を起こす
のが常で、腰痛を起こさないような練習もある
はずでしょうが、そこまでの熱心さもなく、
結局のところ何もせず、気ばかり煽ったイメー
ジトレだけで、それはますます闘争心に拍車を
かけるものにしかなりません。

これを食べてからダイエットしよう!という理
屈と同じで、効果は期待できそうにありません
が、小学校で習った水泳で、初めて5メートル
泳げた?(体が流れただけ)時、
「5メートル先に板が流れてきたら助かる!」
とおばさんが励ましてくれたことに自信をえた
記憶があり、一方で子供ながらに、
「そう都合よく5メートル先に板が流れてくる
 だろうか?」
と不安感を募らせたの記憶もありますが。

91歳のわが母の口癖には、
「やるのに遅い時期はない。いつだっていい。」
という名言がありまして、要は、良いことはやら
ないよりやったほうがいい、ということなので
あります。

ということから、ほなさんは焦燥感に駆られて
練習を開始したのでありました。

ええ?「夫婦で」ですかぁ

2014年04月13日 | 日記
コンビニ業界の一番手、セブンイレブンの四国上
陸は新しく、実は現商売をはじめた頃、セブンイ
レブンをやりたい!とほなさんは考えておりまし
た。

横浜でスーパーをやっていた商友先輩諸氏などは
すぐ開店し、どんどん伸びていっているのを知っ
てましたし、もとよりコンビニがアメリカから上
陸した当初、イトーヨーカドーがやっている実験
店舗の内容もよく報道されたりしてましたから、
かつてから絶対に伸びる事業であると注目してい
たのです。

しっかし、他のコンビニは続々と四国で開業して
行くのに、待てど暮らせどセブンイレブンは来な
かったのでした。ほなさんも年齢に勝てず、この
夢はとうとう諦めました。すると数年前、セブン
イレブンが来るぞ!と他のコンビニ店主から聞き
ました。遅かりし、内蔵助!であります。

そういう想いがセブンイレブンに持っていたので
心のどこか親近感を抱いております。
さて、ほなさんの近くにもセブンイレブンができ、
100円コーヒーを買い求めにいった時の話です。

レジでカップを求めると、コーヒー販売機の横の
DVDプレーヤーが
「♪セブンカフェ~」
と宣伝をしており、その画面横で、真空マグカッ
プが売られております。価格は980円、デザイ
ンも良く、一目で売れる品だなぁと思いました。

そこに居たほなさんよりちょっと若い?の女性ス
タッフに、
「これ、いいですね。」
というと、
「コーヒーがいつまでも冷めないから、人気です
 よ。」
と元気で愛想よい答えが返ってきました。

「じゃぁ、夫婦もそこに入れておくといいのかも
 ですね。」
とほなさんが言うと、それまでの愛想は消え、
「ええ~っ?夫婦で、入るんですかぁ~。」
と落胆の表情と答えであります。

元気で愛想良かった顔が、一瞬にして変わったの
で、ほなさんは大笑いしてしまいました。

夫婦の愛情が冷めることより、かつての愛情を保
っていくことを望みたくない、できればそっと冷
めていくままにして置きたいのですね。
長年の夫婦者にしか判らない本音ともジョークと
もつかない、女性心理でありました。
どこまでも女性の気持ちはわからないものです。

さてあなたはどう思われますか。

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ここ数日、お越しの方が増え、

昨日は 閲覧数300 を超えました。

ありがとうございます。

gooブログになって、

訪問数 10万

閲覧数 20万

は、あっ!という間に越えてしまいました。

何が起こっているのでしょうか、ほなさんは
ただ唖然とするしかありませんが、、。


継ぎはぎの矛盾?

2014年04月03日 | 日記
ゴルフバムさん、コメントありがとうございました。
返事が遅くなり、申し訳ございません。
内容に関しては、ゴルフバムさんのおっしゃる通り
ですね。ほなもそう信じています。

ただその役所の考え方というのは、われら庶民の考
えからすると相変わらず判らないことがよくありま
す。あまりに抽象的すぎ、これはいったい何を指し
ているの?
と担当の方に伺ってみると、これはこうだと具体例
を言われるので、それなら最初から具体的に書けば
いいじゃないか、とよく思うのです。

継ぎはぎだらけの条文と通達行政で、日々の現実を
補うために、また継ぎはぎをやっていかざるをえな
い、それが役所役人というところなんでしょうが、
いつかはガラガラポンとやらざるをえない、それも
判ってながら前例を踏襲しつつ、、、、ということ
なんでしょうね。

われら庶民は、そういうお役所仕事を認めつつも、
スンナリ認めてはいけないとも思うのですが、、。

              ほなさん