ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

人生航路

2011年02月28日 | 日記
ゴルフバムさんはコメントに、

「人生航路の軌跡の味わい」

と書いてくださいました。

「人生航路の軌跡」とは、まさしく言いえて妙、
ぴったりの言葉ですね。
あこがれのハワイ航路か、新大陸目指してのも
のか、人それぞれの人生航路は、長い時間の中
で、思わぬ方向へ流されていくものですね。
今日の結果を予見できた方など、ほんの一握り
の方ではないでしょうか。

どんな仕事がしたいか、夢ある人生をおくろう
と語り合った若い頃の願望は、現実の前でもろ
くも崩れさり、夢を追うこと自体を忘れた日々
の連続であったように思います。気付くと、頭
は真っ白の老年、定年目前の歳になりました。

流れ流れ行き着いた場所に住み着き、そこに名
も無い小さな花を咲かせているのが、今日の姿
ではないでしょうか。ここを通る誰もが気付か
ないほどの小さな花、それが人生航路の結果で
す。

できるなら、花を見た方が、ほっとほころんで
くださるなら、どれほど嬉しいことでしょうか。

ヘタが固まる

2011年02月25日 | 日記
ゴルフブログなのに、近頃ゴルフネタが少ない!
そう自分で思いますが、それにはワケがありまし
た。
一言で言えば、成績が悪い!のです。

その前は101。先月は55、51の106。
つい今週は、55、56の111と平均して悪
くなってきました。
スコアが上下して、大波となるのなら、まだ自
身の腕が安定していないと思えますが、平均し
て悪いのです。

今週はOBがほとんど無い丘陵コースでしたの
に、そこで前半はOBを連発、後半は、木に当
てること3回、パットを各ホール3回以上しな
いと終われないのでありました。
あー、ほんま、くやしかー。

高名な「高松志門」プロはこういう状態を以下
のように書きました。
「ヘタは固まる」

へんな癖がついているのです。
同伴者が後ろからみていると、(ぎっちょです
から、)インサイドから左にプッシュアウトす
る癖を無意識に補うために、手が変な悪さをし
ているそうです。手が修正しようとやっきにな
っているのでしょう。

こまったもんです。

21世枠

2011年02月23日 | 日記
同級生からの電話。要点は、

母校の甲子園出場でマスコミが記事を欲しがって
いる。それも、有名人の話ではなく一般学生の話
を探している。

というので、私は「ほなさんの汗かき日記」の
「忘れえぬ一行(1)(2)(終)」をプリントし
て渡しました。
何人かが集まり、われらの弱小野球部の話を肴に
盛り上がりました。ありがたいことですね。
朝日新聞の地域版に、いづれ載るかもしれません。

「あいつに仕事回してやれよ。」といわれ、はじ
めてその方が自己破産していることを知り、唖然
としました。
同級生の会話からは、出世した奴、できなかった
奴、まっとうに勤めた奴、いろんな方がいますが、
今、元気でいることが一番だと思いました。
出世と収入を望んだ時代は、もうとっくに過ぎた
のです。もちろん尊敬はしますが。

生きていくことに、仕事も収入もあまり関係ない
と思えるようになりました。つつましく、ひたむ
きに生きて行きたい、最後の瞬間まで。
(「清貧に」というと、女房には叱られますので)


春はインフレ開始?

2011年02月14日 | 日記
ターニングポイントになりそうな仕事の話をひとつ。

一部報道がありますように、昨年秋以降、中国、イン
ドなど綿の原産国の値上げが相次いでいます。
綿関係で200%に値上がりし、それにつられて化学繊
維も200%というのが、最近の相場だとうかがいまし
た。

わが国はここ10年以上デフレ現象、最近は円高のた
め、お客様に買っていただく小売価格は下落する一方
でしたから、中国での「原材料、工賃の値上げ」にピ
ンとこないものがありました。

「売れていないのに、値上げという方向にならない。
」という理由でしたが、世界の縫製工場の中国が自国
民向け商品を作ることに精を出しはじめために、原材
料が投機の対象となり高騰しているというのです。
中国の工業は、縫製などの軽工業から、重工業、IT
産業へ著しくシフトして、縫製工場とミシンを踏むこ
とのできる労働者そのものが少なくなっていることも
値上げの要因となっているようです。

中国、インドの急成長は、十数億の民の消費をともな
いますから、世界一厳しい検査基準の日本への輸出が
大幅に少なくなるのは、目に見えています。

私が商売をはじめて30年で、価格の下落は4分の1
にまでなりました。元の状態、つまり4倍には絶対に
ならないでしょうが、今後はそうとう値上がりするよ
うに思います。これは衣料品業界だけではなく、コー
ヒーなどもそのようですから、今年は値上げの春にな
りそうです。

エプソンプリンタートナー LPA3ETC2

2011年02月13日 | 日記
エプソン ETカートリッジ売ります! 

型番 LPA3ETC2 1台

適合機種 LP-8200
     LP-8200PS2
     LP-8300

 昨年買いましたエプソン純正品です。
 リサイクル品ではありません。
 未開封!
 約3万円ほどしましたが、プリンター
 本体を使わなくなったので、お売りし
 ます。

   ¥5000(税込)!

このほかにクロネコ運賃、代引き手数料が
かかります。
ブックマークから本業「ファッションむかい」へ
入り、HPからメールいただければ、ご返事いたし
ます。よろしくお願いします。
 


忘れえぬ一行(終)

2011年02月09日 | 日記
甲子園出場!
という大それた目標に怪訝な顔をしたほなさんを
みて、どんぐり眼の主将は、
「高校球児なら、目標は甲子園だろう。」
とさわやかに言い切ったのでした。

その曇りの無い返答は、ほなさんの心にストンと
落ちたのでした。甲子園こそ球児の夢、その夢を
メンバーを集めることすら困難な田舎の生徒であ
っても、忘れたことはないのだと思い知らされた
のです。

学校新聞には、いくつものクラブを羅列した中の、
一番下の欄に、
「硬式野球部 甲子園出場」
と一行載せたのでした。

この高い志を知っていらい、ほなさんは、野球部
の試合を応援するために、友達を誘い、何度か蔵
本球場へ行きました。
誰も座っていない母校の内野席の、ベンチの上に
陣取り、みな精一杯の声を出して応援しました。
夏の大会も秋の大会も、甲子園への道はみな平等
に開かれていると思って。

ある時は、一年先輩の我が校としては、近年にな
い本格派のピッチャーが投げました。クジ運悪く
相手は、甲子園出場の常連校でした。明らかに総
合力がケタ違いです。常連校の内野席は、旗がな
びき応援団が盛大な応援を繰り広げていました。

試合は最初から打ち込まれ、コールドゲームの様
相でした。ほなさんら数人の応援団は、コールド
だけは避けたいと応援しました。負けることは最
初からわかっていますが、その内容は大事だと思
いました。

終わって、ベンチから監督の先生がひょいと顔を
出し、
「ありがとうよ。」
とお礼をいってくれ、それを聞くと、僕らは泣き
ました。外見は怖い先生でしたが、応援の声が届
いたようで、けっこう人懐っこい先生なんだと思
いました。そして応援にくる生徒は滅多にいない
のだと知りました。

次の大会は1回戦を勝ち上がり、二回戦はまたも
や優勝候補の一角が相手となりました。本音は
三回戦でやりたい相手です。
応援するための太鼓を学校で借りました。どうせ
母校の応援席にはわれわれ以外誰もいません。相
手の応援団に負けまいと、景気をつけようと相談
したのでした。

バスにのってゆくと、もうすでに試合は始まって
いました。
3回終わって、1点差のゲームです。
「ありゃ、善戦してるぞ。」
と驚いた僕らの声に、
「こらっ!そんな失礼なこと言うな!」
と監督先生がコンクリートのベンチから顔だけ出
して言いましたが、その顔は笑ってました。

こっちに来いというので、上からベンチを覗き込
んだわれわれに、
「アンダースローの○江(同級生)に投げさせた
 ら、あんまりスピードが遅いので、相手が待ち
 きれんのよ。」
してやったり!ホクホク顔で教えてくれました。

優勝候補のチームは、みな本格派のピッチャーを
相手に練習しているので、球の遅いのに慣れてい
ないというのです。イチ、ニ、サンで振っても、
○江の球はまだホームベース上に来ないのです。
アンダーハンドの、手元で変化するが○江の特徴
です。相手は、肝心なところで凡打しています。
主将の彼が外野にクリーンヒットを打ち、とうと
う相手のエースピッチャーをひっぱり出しました。

それでも、やはり終盤に加点され、エースピッチ
ャーに抑えられ、負けてしまいました。でも、わ
れら数名の応援団は、意気揚々と帰ったのでした。

あれから40数年が経ち、母校は、昨年秋の大会
で、優勝候補の過去の常勝チームを打ち破り、と
うとう県大会で優勝してしまいました。専用のグ
ランドすら持たず、今も同じく狭いところでやっ
ております。
その結果、21世紀枠に推薦されたのです。
「朗報」とはこういうことを言うのです。

現状に屈することなく、甲子園出場の夢を堂々と
書いたあのキャップテンは素晴らしい奴でした。
今日は、「夢はでっかく、あきらめず、」を思い
起こさせてくれた、冬の一日でありました。

もう春は近い、です。
選抜で見たら、応援してやってください。
お願いします。

忘れえぬ一行(2)

2011年02月05日 | 日記
ほなさんは、小学、中学の一時期、肝心な時
に病気をし、力いっぱい運動が出来ませんで
した。それで高校になったら、今度は悔いな
く体を動かしたいと考えていましたので、他
のスポーツ部のことにも興味をもっていまし
た。

高校は大学受験と割り切り勉強に励む友とは、
あきらに一線を画した「おちこぼれ」であり
ましたが、それが幸いして、スポーツ部をよ
く知っているとの理由から、新聞部のスポー
ツ面のみにかかわるようになったのでした。

陸上部はN田君という期待の短距離走者がい
たので、「インターハイ出場」と目標を大き
くかかげていたように思います。
硬式野球部で主将をしていたのは、スポーツ
刈のがっしりした体躯のM君で、彼が新聞部
の部室に持ってきた紙には、
「甲子園出場!」
としっかりした字で、目標がかかれてありま
した。

それをみた、ほなさんは思わず
「え!」
と驚き、彼の顔を見返しました。
この時、確か、野球部は3年を送り出した後
で、部員数すら満足に揃っておらず、練習す
ら困っていたはずでした。

忘れえぬ一行(1)

2011年02月05日 | 日記
素晴らしいことがありました。
母校の野球部が「21世紀枠」にはいることができ
甲子園出場を決めたので、学校はじまってのこと
として、嬉しいニュースに地元が湧いています。
ですが、卒業生のひとりとしては、まだ肌身にピ
ンときていない「ほな」さんです。

まず母校が「花の甲子園」に行くことができると
いうのが信じられないのです。それだけに、現野
球部の生徒、監督さんらの努力がすごかったとい
うことでしょう。

野球部に関しては、忘れえぬことがあります。
40数年前を振り返ると、頭の中に、一行の活字が
鮮烈に浮かんできます。
それをみた私以外の多くの方々は、当然忘れてし
まったことでしょうが、その記事をまとめた私に
は、印象深い出来事でした。

高校で新聞部だった「ほな」さんは、部長の三○
君と相談し、学校新聞の一面の半分をさき、スポ
ーツ部の紹介をすることにしました。バレー部や
サッカー部など一部クラブは県下で有名でしたが、
その他のクラブは部員数にことかく状態で、応援
団もなく、多くの生徒からはその存在すら知らな
いようでしたから、クラブ紹介はぜひともやりた
い企画でした。

部員数、主将名、実績、目標など、手短に書いて
もらい、それを回収しました。
多くの部が県大会で上位に入ることを目標(夢)
にしていたように思います。中には、
「目標 2回戦突破」
と書き、それを恥ずかしそうな照れ笑いで差し出
した友もおり、
「今年は突破しような。」
と私も別のスポーツに所属していたので、弱いも
の同士、励ましあいました。
1回戦はクジ運がよければ勝つことができますが
2回戦はそうはいきません。

ぷりんさんに会いました。

2011年02月02日 | 日記
ぷりんさん、コメントありがとうございました。
近頃の子供は、歯医者を怖がらないのですか。
それはなんとも残念です。
「三丁目の夕日」じゃありませんが、悪魔先生
というのがドクターへのわれわれの時代の評価
でした。

ところで、お会いできないと思ってましたのに、
ぷりんさんと仕事先の事務所でお会いしてしまい
?ました。偶然とは恐ろしいものです。
仕入れの日は、早朝から起きているために、昼か
らさきは、頭ぼーっとしていますので、何を話せ
ばよいのか、ほなさんはこんがらがっておりまし
た。

たぶん、同じようなことを何度も話し、ほなさん
はやっぱりジジイなんだと思わせたことでしょう。
くれびれさせ、申し訳ありません。
事務所でくださる、無料のお茶やジュースを
「どんどん飲んでください。」
と大盤振る舞いしたように思います。悪気はあり
ませんが、人のもの無料のものだと気が大きくな
る癖が抜けません。
懲りずに、また今後ともよろしくお願いします。