ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

つけたし

2009年12月30日 | 日記
K師匠の奥様の名誉のために一言だけ。

おほん、
前半ハーフは、奥様とほなの差はありませんで
した。後半のハーフで、特に、最終2ホールを
ほながパーで上がったために、差がついたので
した。

この差は、内容的には運でありましたし、しい
て言うなら、体力の違いであると思いました。

ほなさんは、月に三度は1周2.5キロのアッ
プダウンのショートコースを3周することにし
ていますから、そうとうな体力の持ち主になり
ました。お尻もヒップアップ!
(3周すると歩く距離は10キロです。)
おかげでもう足も痛くなくなりました。

さらに、来年は歩いて歩いて、と言いますと、
横から、妻が、ついでには屋台でも引いて、
おでんか焼き芋でも売ってきなさい、と言わ
れました。

ゴルフバムさん、
今年もお世話になりました。お返事が遅くなって
申し訳なかったです。書くタイミングを逃してい
たのです。
また、川柳のひとつ、俳句のひとつも書き込んで
おくれやす。


では、では、みなさま、ご免なして。

K師匠のコンペ(11)届いた挑戦状?

2009年12月29日 | 日記
コンペでのグロストップ(ハンデ無しの成績)は、
もちろんK師匠でありましたし、飛距離はどれを
とっても敵いませんでした。ドライバーショット
は、近くで目を凝らしてみていたのですが、おば
ちゃんキャディに、
「このスイングなら、今後も飛距離は落ちない」
と言わしめたものでありました。

そのうちきっと、あのようなスイングがしてみた
い、そう思いつつ、帰途の車を走らせました。
夕陽はとっくに背中に沈み、天上には星のまたた
きが、地上には家々の灯りがくっきりとしはじめ
たのでありました。
車内は、クールファイブの熱唱が流れております。
演歌もええなぁ、でおます。


数日後、K師匠の奥様より、

「先日のコンペでは大変お世話になりました。
 せめて、ほな様と張り合う程度の腕前であり
 たいと願いましたが、予想通り大敗いたしま
 して、まあ、こんなものと思いつつも、次回
 までにはゴルフの神様に失礼のないように、
 いくらかの練習もしなければと自らを戒めて
 おります。

 愛媛の○△様(コンペ主催者)から写真が送
 られて参りました。
 奥様にことづけます。

  2009年11月11日            」



細字の墨ですらすらとお手本のように書かれた文
字で、上記のようなお手紙を頂戴しました。
奥様ぐらいの腕になりたいと思ってやってきた目
標の方でしたが、それが5年経ち、ライバル?に
なるまで詰め寄ったのですから、私のゴルフの歴
史に箔がつくというものです。

奥様は、「お手紙」がこんなところで一言一句全
面公開されるとは思わなかったことでしょうが、
ほなさんにとっては輝かしい”箔”でありますか
ら、飛んで火に入るなんとか、いやいや失礼、そ
のうれしさ、隠しようがありません。

今年もあとわずか、皆様もお元気で、よき年を
お迎え下さいますよう、念じつつ、、、、合掌

K師匠のコンペ(10)自信のない「パー」

2009年12月28日 | 日記
左ドックレッグの関節にあたる右端に立って
みると、ここから百数十ヤード打ち下ろした
ところにあるグリーンと周辺のバンカーが一
望でき、ほぉーっと思えた。

おばちゃんキャディが、その辺はラフでもO
Kと言った意味は、3打目は花道の上からグ
リーンを狙うことができるという絶好のポジ
ションだった。

ティーショットが普通に飛んだ人は、第二打
で左の林越えか、木のギリギリを狙うしかな
いのだった。失敗すると、曲がった先にある
ブラインドのフェアウエイバンカーに捕まる
運命にあった。

ほなさんはそこから3打かかった。
グリーンでなお手こずったのだ。高麗グリー
ンは早いからここへ打てと言われても、その
ように打てなかった。

いよいよ最後の2ホールになった。
17番はパー3のショートホール。
まっすぐ攻めるルートと、右側は下って行き
最後は急激な登りになる二つのルートがあった。
ただし右側はグリーンとは5mほどの落差があり、
攻めるにはそうとう難しそうだ。

ほなさんの打った球は、右に曲がり、そのま
ま下のルートへ行ってしまった。やってしま
った!のだ。
すると、おばちゃんキャディが、今日は下全
体が修復中だから、グリーン脇の指定された
場所から2打目を打てという。ボールは持ち
上がったのだ。これもローカルルールだそう
だ。

複雑な思いながらのアプローチは、ピンの近
くへ転がり、ここを狙えといわれたところへ
初めて打つことができ、2mの距離を1打で沈
めパーがとれた。
この日はじめての1パットだった。
しかし、こんなんでパーとってええの?
許されるの?

最終18番は、ロングホール、パー5だ。
ゆっくり振れ、と指摘され今日初めてドライバ
ーがナイスショット。
しかし2打目がうまく当たらず焦る。なんとか
グリーン横までボールを運び、受けの傾斜を考
慮してやったアプローチが運良くピンに絡んだ。

カップの周りをぐるっと行き、向こう側20cmに
停まった。皆がそれみて、おおー!という。
おばちゃんキャディが、
「芝がだんだん判りだしたような、リズムが出て
 きたな。」
と体いっぱいで喜んでくれた。
お先に!とカップに入れてほっとしたら、2打目
3打目と焦ったので、結局何打かかった忘れてし
まった。たぶん6打だろう、、、。

「パーとれて良かったな。」
とキャディさんに言われ、
「? 6打では?」
とほなさんは書いたスコアを見せると、
「それ間違うてる。」
と断言された。
あそこが2打目、3打目があそこ、その球が
そこまで飛んできただろう、とおばちゃんキャディ
が指差しながら説明してくれた。

なるほど!
返す言葉はなかった。
いつまでたっても、自分プレイが最もあやふやで自
信が持てない、ほなさんだ。

都合、スコア表をみると、
今日は パー3ショートホールが4箇所あっ
た内、3つパーとボギー1の、ショートに関しては
ワンオンできなかったのに会心の結果だった。
あとのホールは、大きく叩きまくり、7や8、9が
並んだ。

難しい後半で、一度も池に入れず済んだのは、おば
ちゃんキャディのおかげだと思った。キャディさん
に助けられた。

前半 52
後半 51
計  103

K師匠のコンペ(9)スーパーキャディ

2009年12月27日 | 日記
ほなさんの保護者をしながら上級ゴルファー
のパートナーを務めることは、非常に忙しく
尋常ではありません。
それがわかるだけに、ほなさんとしてはあま
り介護で迷惑をかけないようにすることです
が、そればかり気を遣いますと、セルフプレ
ーの方がのびのびして良いと思えることがあ
りました。

ほとんどやる気のないキャディさんも居れば
ロストボールを懸命に探してくれる親切キャ
ディさん、そのゴルフ場の指針もありますが
、いろんなゴルファーの次元の違う要求をか
なえるには、少なくともゴルファー2人にひ
とりのキャディが付かないと難しいと思いま
す。

ところが、今回のおばちゃんキャディは、そ
れを難なくやってのけました。
ほなさんに、「でべそ」注意をする一方で、
他のメンバーのOBの行方、グリーンの曲が
りぐあい、スイングのことまでよく見ていま
した。ほんとに驚き!です。

第二打地点で他の人にクラブを出しながら、
ほなさんが手にしたクラブを見て、
「無理するんじゃないのよ。」
と小さなクラブを変えるよう勧めました。
第一打をミスしたほなさんが、そこからグリ
ーンを狙える腕でないことをすぐ見抜いたの
です。

だからほなさんは、どこを狙えば良いか?を
尋ねました。普段は狙っても打てないので、
グリーンめがけ1ヤードでも前進する「FO
RDこそ命」作戦をとってきましたが、ここ
は心の進軍ラッパ手を休憩させ、アイアンで
左ドックレッグの右側付け根へ向かって打ち
ました。

7番アイアンで楽に打ったショットは、打ち
下ろしコースを予想以上に飛び、フェアウエイ
から右ラフに転がりこみました。
「ナイスショット!ラフだけどそれでいいの
 よ。」
と後ろでおばちゃんキャディの声がしました。
ボールの10ヤード先、草の間から白杭が覗
いており、胸をなでたのでした。

K師匠のコンペ(8)ハンデキャップの意味

2009年12月26日 | 日記
ゴルフにキャディが帯同する仕組みは、ゴルフ
ファーに助言を与えれるのは唯一キャディだけ
とルールで決められているからのようですが、
ほなは詳しいことを知りません。

キャディのわれわれゴルファー向けのお仕事は、
○カートの運転と進行
○各自のクラブの管理
○コースの特徴のアドバイス
○距離・風向きを教えてもらう
○グリーンの芝目を読む
そして、
○ボールの行方
と他にもあるやも知れませんが、こういったこと
になるもようです。

私の行くコンペでは独りのキャディが4人の面倒
をみるようになっていますが、ほなレベルの初級
者は、その日の調子によってはつききりでもいい
ぐらい手間をかけることがあります。ところが実
際には、上級者ほどキャディを求めます。ゴルフ
がコース設定や天候、グリーンの状態によって大
きく左右され、一打が勝負を決めるゲームだから
です。

つまりほなさんレベルは、介護や引率をしてもら
うために、ゴルフ場や他のメンバーにとって必要
で、遠足に行った幼稚園児のようなものです。

上級者はゲームのパートナーとして求めているの
ですから、根本的に異なるようです。同じ料金を
払うのに、これだけ意味合いが異なります。

そして園児のほなは、引率の先生の役割を理解で
きていませんから、先生との接し方を知りません。
雑誌を読み頭でわかっているようでも、上級者と
一緒にグリーンの読み方を教えてもらっていても、
残念ながらそこへ打てたことはありませんでした。

ゴルフはハンデキャップがつくスポーツだと、し
みじみ思います。キャディさんの遣い方にもハン
デ(差)があるようですね。

K師匠のコンペ(7)午後の闖入者

2009年12月24日 | 日記
先に行って準備をしておこうと思ったら、
K師匠ご夫妻も早々とカート前に着いて
おられ、キャディさんだけまだ?という
状態でしたから、皆はスタートホールめ
ざし歩き始めました。

午後のスタートホールでは先の組がまだ
打ち始めておらず、ほなさんがボールを
磨いていると、バタバタと音を立ててカ
ートがやってきました。大柄なおばちゃ
ん風のキャディさんが降り、クラブの確
認をとりはじめました。

独りでワイワイ言い、妙なダジャレも出
し、その場の雰囲気を盛り上げようとし
てくれています。ガハハと大きな声で笑
うので、豪放磊落といえばぴったりのお
ばちゃんでした。

「ほなさんのクラブカバーは無いの?」
と尋ねるので、
「バッグの横に全部入れてあるよ。」
と私が答えると、
「帰る時にはかぶせとくからね。」
とスタートもしてないのに、そんな先の
ことまで言うなんて、調子のいい方だな
と思っていたら、実際、終わった時には
すべてきちんとしており驚いたのですが、
陽気なだけがとりえかも?とこの時は思
っていたのです。

ほなさんがティーショットを打とうとし
たら、
「あ、ちょっと待って。それデベソ!」
とおばちゃんが指摘しました。
よくみると、ほなさんの地面に刺したボ
ールは、確かに表示版よりも出ていまし
た。

独りしゃべって、独り盛り上げようとす
るこのおばちゃんキャディと、試練の後
半戦を戦い抜くことになったのです。

K師匠のコンペ(6)危険な落とし穴

2009年12月23日 | 日記
今日こそ、食べ過ぎてお腹の調子が悪くなって
はいけないと、朝コンビニでおにぎりを余分に
買ってきたので、同伴者の許可をえて、独り駐
車場の車の中でたべることにしました。
ゴルフ場の昼の駐車場は、とてものどかな雰囲
気に満たされていました。

さて、スコアカードに書かれた「52」が間違
いないか、何度も計算しなおし、おにぎりをひ
と咬み、スコアをどうみるか腕を組みました。

新居浜カントリーは初プレーの割りに、素直な
丘陵コースでしたから、飛ばないほなさんには
見通しがよくやりやすいコースでした。
ですが、広い松林とグリーンが曲者、松林は本
格的で奥深く、一旦入れば見える場所に出すだ
けになりそうです。だから入れた時点であきら
めないといけません。

K師匠によると、グリーンの芝芽がたいへんき
ついそうで、特に慎重にせねばなりません。
グリーンに直接オンさせてくると、ほなさんレ
ベルの腕では球が停まらず、今度はカップの上
からのロングパターは距離感が合わないのでし
た。

結果的に、奥への登りが速く、下りは急傾斜は
予想に反し遅いようです。同じぐらいの速さで
はないかとピンとくるものがあり、誰も居ない
昼さがりの駐車場で、ひとり手を叩いて頷いた
のです。

しかし、しかしであります。
頭で考えたことができたら、ゴルフはホントに
簡単なものであります。昼からはさらに難しく
なるもよう、、、
苦手の池越え、谷越えがはじまり、さらなるプ
レッシャーに、ほなさんの小さく貧相な胸はつ
ぶれそう、神経性胃炎で胃酸がどんどん下降し
ているのでありました。

K師匠のコンペ(5)グリーンの罠

2009年12月22日 | 日記
ほなさんの組は、K師匠ご夫妻と愛媛の主
催者のスタッフでありましたから、その方
がコースガイドをしてくれました。
そして午前中のハーフは、キャディさんが
つきませんが、午後から付くと教えてくれ
ました。午後のハーフの方が難しいらしい
のです。

本日の目標は、3パット以上やらないぞ!
にしておりましたが、最初の出だしから、4
パットでありました。

あん?これはどうなっているんだ!
といっても初めてのコースですから、パー4
のミドルコースを3オン、慎重にグリーンの
手前から攻めたのでした。
あとは2パットなら上出来!のはずでありま
した。

ところがグリーンがまったくの癖もの、奥側
が高く受けているはずのグリーンは、奥へも
のすごく速く、見る間に左奥へと転がり、ほ
なさんのボールはポロンとグリーンエッジへ
投げ出されました。

疑問の残るまま上から打ったボールはカップ
の半分も行かず、次は大きく下まで転がり出
る始末に、練習グリーンでの試し打ちをもっ
とやっとくべきだったと反省したのでありま
した。

しかしこうなったらあきまへん。ゴル
フで己を疑うようになったら、まともなプレ
ーはできません。

次の2-3ホールは半信半疑、午前中の半ば
を過ぎた頃、モノは高いところから低いとこ
ろへ落ちるという重力の法則、水は低きに流
れるという昔人のいい伝えは、ここのグリー
ンには通用しないと判ったのでございます。

やがて、、、
なにかトリックがあるぞ?と思った頃は、午
前中のハーフを終えてでありました。

スコア「52」

K師匠のコンペ(4)

2009年12月17日 | 日記
一昨年の秋、買うことのないクラブを試打
しに行ったゴ○フ5で、3個余分におまけ
がついて同じ値段という宣伝文句にひかれ
「大人買い」を決行したのが最後でした。

滅多に参加しない「コンペ」には、それな
りのボールがいるという殺し文句で、もっ
たいないと押しとどめる財布を納得させた
のです。
(私の財布は、おしゃべりなんです。)
そうでなくっちゃ私は破産してしまいます
からね。

過去に買った読めないブランドボールと、
ロストボール、そして最後に買ったニュー
ボール、これらを適宜使い分けるためには、
前もって考えなければなりません。そして
それはけっこう楽しい時間です。

お金持ちにはとうてい判らないでしょうが、
しいて言うなら、懐かしのTVサンダーバ
ードの秘密基地、格納庫でありますな。

サンダーバード1号、2号、3号
を眺めて、今回はどれを出動させようかと思
うわけなんです。
K師匠のニューボールは、ほなさんでは買う
ことないクラスですから、サンダーバード4
号と名付けることにしましょう。ずらりと箱
いっぱいに並んだ「サンダーバード4号」は
来年のコンペから出動開始です。実に頼もし
しく壮観でありました。

ボールの箱をあわててロッカーに入れ、カー
トに乗りました。いよいよスタートです。

K師匠のコンペ(3)

2009年12月16日 | 日記
コンペスタートに先立ち、K師匠から、箱入
ニューボール1ダースを戴きました。競技会
でもらうからと、相変わらず遠慮がちな話し
方です。このあたりにK師匠の人柄が出てい
ます。

プレゼントをくださることなど、ほなさんに
は望外のことでしたから、満足なお礼も言え
ませんでしたが、そこはボールの箱を放すも
のかとしっかりと握りしめ、有難く有難く頂
戴いたしました。箱を誰かにひっぱられたな
ら、ほなさんは直立不動で箱に付いていった
と思います。

箱入りニューボールが来たのは、我が家では
たしか一昨年の秋が最後でございました。コ
ンペに行かないほなさんは、自らが購入する
以外に、手に入れることはありません。

ニューボールを箱ごと買うという「大人買い」
は、かつてなかったことでありましたが、ロ
ストボールより安い新品ボールが発売された
ことを知り、身のほどを忘れ、何度か箱買い
に挑戦したのでございました。

一度新品ボールの味をしめますと、そりゃあな
た、その柔らかい打感は若い人肌と同じくボヨ
ヨ~ンですから、まさしく快感であります。
そのあたりをもっとしゃべれ、ですって。
このシケベ。

それでもう少し上へ上へとボールのランクがあ
がりました。ロストボールより高くなったので
す。しかし読者の皆様、ご心配には及びません。
貧乏人ほなさんが必死に上がりつめたランクは、
12個入り1980円!まででありました。

それ以上は、同伴者から話を聴くだけの縁のな
い代物、ロストボールでさえ見たこと無いので
ありました。

それでも、うれしいじゃありませんか。コンペ
でついてくれたキャディさんが、
「ほなさんの○○の5番、ここにありますよ!」
と大きな声でボールのブランド名を叫んでくれ
ます。この前まで、ロストボールより安い新品
ボールは、持ち主ですら読めない、知らないブ
ランドだったので、キャディさんがフェアウエイ
で見つけても
「・・・・?5番」
と無言にならざるをえなかったことは、もう過去
の笑い話でありました。