ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

K師匠のコンペ(9)スーパーキャディ

2009年12月27日 | 日記
ほなさんの保護者をしながら上級ゴルファー
のパートナーを務めることは、非常に忙しく
尋常ではありません。
それがわかるだけに、ほなさんとしてはあま
り介護で迷惑をかけないようにすることです
が、そればかり気を遣いますと、セルフプレ
ーの方がのびのびして良いと思えることがあ
りました。

ほとんどやる気のないキャディさんも居れば
ロストボールを懸命に探してくれる親切キャ
ディさん、そのゴルフ場の指針もありますが
、いろんなゴルファーの次元の違う要求をか
なえるには、少なくともゴルファー2人にひ
とりのキャディが付かないと難しいと思いま
す。

ところが、今回のおばちゃんキャディは、そ
れを難なくやってのけました。
ほなさんに、「でべそ」注意をする一方で、
他のメンバーのOBの行方、グリーンの曲が
りぐあい、スイングのことまでよく見ていま
した。ほんとに驚き!です。

第二打地点で他の人にクラブを出しながら、
ほなさんが手にしたクラブを見て、
「無理するんじゃないのよ。」
と小さなクラブを変えるよう勧めました。
第一打をミスしたほなさんが、そこからグリ
ーンを狙える腕でないことをすぐ見抜いたの
です。

だからほなさんは、どこを狙えば良いか?を
尋ねました。普段は狙っても打てないので、
グリーンめがけ1ヤードでも前進する「FO
RDこそ命」作戦をとってきましたが、ここ
は心の進軍ラッパ手を休憩させ、アイアンで
左ドックレッグの右側付け根へ向かって打ち
ました。

7番アイアンで楽に打ったショットは、打ち
下ろしコースを予想以上に飛び、フェアウエイ
から右ラフに転がりこみました。
「ナイスショット!ラフだけどそれでいいの
 よ。」
と後ろでおばちゃんキャディの声がしました。
ボールの10ヤード先、草の間から白杭が覗
いており、胸をなでたのでした。
コメント
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