ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

K師匠のコンペ(2)

2009年12月14日 | 日記
♪見覚えのあ~る、、、

という唄いだしではじまる「駅」
が、頭の中を
リフレインしている。人気ドラマの主題歌で大
ヒットした曲だ。高速を走る1時間半のうち、
10回ぐらい連続でかけた。

職場から帰宅途中の女性が、二年前まで付き合
った男性を偶然みかけ、懐かしさのあまりしば
らくの時間、男の後を追いかけるストーリーが
周っていた。

隣の車両から見つめる女性のまなざしは、男の
横顔を食い入るように眺めているうちに、男が
自分を本気で好きだったのに、別れてからその
ことに気付いた、若すぎた愚かな過去が心の奥
でくすぶっていたことを知る。

いまさら何を男に伝えようとするのか、女の逡
巡する思いは、やがて、
「元気でいるよ」
とだけ、雑踏の波に消えてゆく彼の背中に投げ
かけた。

この恋はどんな恋だったのかは知りませんが、
切なさが残り、時間を忘れる名曲のひとつで
あることには間違いありません。特に男性ファ
ンが多いのだそうです。

長距離ドライブの退屈と眠気からの逃亡は、演
歌だけでは晴れません。特にほなさんが唄える
曲は、いわゆる”ムード歌謡”、声は風呂の湯
の中の「オ○ラ」のごとくはっきりしないので、
よけいに眠たくなる傾向でしたから、1曲を25
分間も聴いたのでありました。

おかげで、コンペの注意事項を聞いている間、
ほなさんは「竹内まりや」に浸っておりました。
ほなさんの顔は、雑踏を力強く歩き始めた女性
を見送り、ボォーっとしていたのでありました。

生活情報誌「SALALA(さらら)」に載ります!

2009年12月13日 | 日記
徳島新聞に折り込まれてくる生活情報誌「SA
LALA(さらら)」(メディコム社)
さんが、
ファッションむかいに興味を持ってくださったよ
うで、今日、12月13日(日)に取材がありまし
た。

企画は「読者が選ぶ品」ということで、美人の
女性記者さんと3人のホンマに若い読者さんが店
内から商品をピッキングされました。写真なども
とって帰られたので、どんな風な記事になるのか
個人的にも楽しみです。

ファッションむかいの記事は、「SALALA」
の来年1月7日号に掲載されます。
同時に、むかいの商品券の当たる企画も載るそう
ですから、お楽しみにご応募ください。

*「SALALA(さらら)」は月2回木曜日に発
刊されている地元の生活情報誌です。

K師匠のコンペ(1)

2009年12月11日 | 日記
K師匠からコンペがあるというので、参加させ
てもらいました。愛媛県の新居浜カントリー
開催場所でした。高速道路から近いので、片道
1時間半、これなら十分に日帰りができるので
、思い切って行ったのです。

ここは松山自動車道路脇にコースがあり、標高
も150mほどにある丘陵コースです。上空からの
写真をみますと、クラブハウス前にある練習グリ
ーン、1番ティーグラウンド、9番グリーンは、高
速道路の真上にあることがわかりました。
(これが証拠の写真)
松山に向かって高速を走っていると、ゴルフ場に
突っ込んでゆくような感覚にとらわれ、トンネル
に入っていくのです。面白いですよ。

ただグリーンは曲者でした。ベント流行の最近に
は珍しい高麗グリーンで、キャディさんがいない
とプレーできません。驚きました。
それで結果はどうだったか?
同窓会ゴルフの時のようにうまくいきませんでし
た。

なぜかというと、まずドライバーがあきません、
次にアイアンが中途半端です。そしてパターが入
りません。

それじゃ全部悪いんじゃないの?
他人様から見ると、そういうことになりますね。
でも、自分ではそう思いません。

ドライバーを打てば、 どこいっきょんだ。
アイアンを打てば、 ありゃぁ、トップだ。
パターは、 なんでそう行くの?
その時々の悪さが出てしまいました。

自分が打った球に、行き先を尋ねても返事がある
はずないのに、思わず聞いてしまいました。

あしたの新聞

2009年12月07日 | 日記
母と一緒に歩いていたりしていると、周りの
方々からは、
「ほのぼのしていいわ。」
と言ってくださいますが、なんのなんの実際
は「異種格闘技戦」、87歳の認知症の母が、
普通の生活するのは危険と隣り合わせになり
ます。

平気で道路をよたよた横切っているのをみて
「あかん、あかん」
と私の怒号が飛びます。母に大声出して叱れ
るのは、ほなさんだけ。女房はそこまで立場
上いえません。
「これって前にもいうたでぇ」
とほなさんは一日中怒鳴ってばかりのような
気がします。
母を守る上で、ホーム入居は正しかったと思
います。みなさんやさしいですし。

寒くなるからと姉が買ってもっていった、防
寒スリッパが、使わないうちに見つからなく
なりました。
入れ歯と財布は、一日に何度も探さなければ
なりません。すべて、大事なものは”隠す”
のが母の日課です。

今、入っているホームの部屋は広くありません
が、それでも”隠す”場所はいろいろあります。
私達が一生懸命見つけたら、
「ありゃ、こんなところに誰が入れたんかいな」
と他人事のように言う母の言葉で終わります。
そのたびに、われわれはガクッとなり、吉本新
喜劇も幕を閉じます。

布団の中から出てきたモノもありますから、来
週は、スリッパを時間をかけて探しましょうか。
それまでに、またホットラインが鳴るような気
もしますが。

お前もすぐ老いてゆくのだよ、そう母の小さな
背中が語っています。親は身をもって、老後と
いうものを教えてくれてるんですね。

子育てから学んだことは多く、子のおかげで親
のかっこうをさせてもらってますが、今後は自
分の行く末を、親に教えてもらっている、わが
身の「明日の新聞」を読んでいるようです。

ほなさんの老後も異種格闘後戦になることは間
違いないでしょうが、できればかわいい爺さん
になりたいな、なんて思いました。

仮面ライダー!?

2009年12月06日 | 日記
私ができない親孝行を、他人がしてくださっ
てありがたいと感謝しています。

kakoさんから、
>だったら私も自信をもって生きていけるかも
 と思いました ほなさんありがとう

というカキコをいただきました。kakoさんの
想いでまわりの方々を温めてあげてください。

うちの母は、まわりの方々へ物をあげるのが
大好きです。大事なものをあげてしまったり
します。人になにかしてあげたい、という欲
求は私にもわかります。
役立てたときの、充実感はとても幸せな気分
にひたれますからね。

この前は、ホームの親しい方にお菓子を一袋
あげたら、介護している方より返品をされま
した。憤慨する母は、
「あげたのに戻すとは!もうあげへん。」

でもね母さん、瓦せんべいはいかんよ。
超硬いので有名なせんべいを、総入れ歯で
どうやって食べろというのですか。
ホームの入居者は、女性ばかりでも、噛めん
(仮面)ライダーなのですよ。

今日は今日で、自宅に帰ってきたと思ったら
勝手に出かけ、おでこを擦り剥いて、見知ら
ぬ方におくってもらったのでした。
息子に内緒でお菓子を買いにでかけた模様で
す。その帰り道、転んだそうでした。
ちょっと目を離すとあきません。
夫婦ともども、ふーっとした日でありました。

代理母

2009年12月02日 | 日記
ほなさんの先輩連中が、
「スコアはどのくらい?」
と尋ねるので、
「100が切れたら嬉しいのですが、、」
と答えると、みな
「!」
という表情になります。

ほなの顔が真っ黒になっており、よく見かける
面だからそんなに腕が悪いはずがない、冗談だ
ろうと考えすぎてしまうのでしょう。ほなさん
にしてみれば、年に数回の本コースでのラウン
ドで100が切れれば、心から嬉しいのに。

ライオンコンペが先週実施されました。
岐阜の山に、ライオンの雄たけびがコダマし、
その後のこだまを耳にしておりますと、やっぱ
し今年は行くべきだった、惜しかったと悔やま
れてなりません。

あるお客様の亡くなられたお母様に、うちの母
が似ているとか、心優しいそのお客様は、手弁
当を作り、母のいるホームへ尋ねていってくだ
さったそうです。

携帯電話に母からのホットラインがかかり、お
客様の喜びの声が聴こえました。お母様を想う
気持ちは日に日に強まり、生きているうちにや
れなかったこと、してあげたかったことを、次
々に思いだしたんでしょうね。

そんな気持ちで、うちの母とのひと時を過ごす
ことがたいそう嬉しかったと、心のつかえが、
ほんの少しとれたような、安らなか表情が電話
の向こうに見えました。

週末に帰宅したうちの母は、代理母として過ご
したひと時やお客様のことをすっかり忘れてい
たけど、どこか楽しげでありました。
誰かに愛されること、その時間は、人をとても
幸せにしてくれるのですね。