ほなさんの汗かき日記

かくれ肥満の解消に50歳を超えてはじめた健康徒歩ゴルフ。登場する個人名、会社名、内容はフィクションである。

男まつり

2008年04月19日 | 日記
Mさんは70歳なんだから前のゴールドテ
ィ(?)から打つべきものを、どうした訳
か、白ティから勝負する。球筋はきれいな
真っ直ぐだった。前から打ったら、きっと
スコアは良くなるはずなんだが。
そして、
「飛ばなくなったもんだ。」
と嘆いているところをみると、まだまだ
本心では飛距離を諦めていないようなのだ。

齢70歳になろうとも、まだ前には行かぬ、
というMさんの意気込みに、現役の「男」
の闘志が燃え滾っていた。

大きな体のTさんは、若いときは野球をや
っていたというから、まともに当たればそ
うとう飛びそうだ。だが、しばらくクラブ
を握っていなさそうだった。ゴルフおきま
りの、その手の「言い訳」をいっさいしな
い人だった。その分、負けてなるものか、
と思っているのは間違いない。

ほなさんはほなさんで、日頃は絶対に自慢
できることない「ドライバーの飛距離」に、
はじめてライバルが生まれたことへ、大層
な充実感を感じていた。

それぞれが「負けてなるものか!」と心に
抱き、勝負する、これがゴルフの真髄だ。
こうでなくっちゃ面白くない。
今日は、
56歳、65歳、70歳の男の祭。
男の意地が、ぶつかり合うケンカだ。
まっこと、よう見ときんしゃい。

 (どこの生まれだ?
  皆ええ歳して、体悪くしないでね)
コメント
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