秩父鉄道の貨物列車

こっちに来てから一度は撮りたいと思っていた筆頭格である秩父鉄道の貨物列車。過去には行ったら運休など巡りあわせも悪く撮れなかったこの貨物列車を撮りに行こうとふと機会ができました。

訪ねたのは秩父鉄道の貨物といえばここといっても過言ではない波久礼～野上間。ダブルパンタが意外と難しかったですが、晴天で撮れて大満足の撮影となりました。

さて、この日は朝品川駅で「往年の名機、一堂に会す」に朝一で参加してきた会社の後輩と合流し、どこに行こうかと話していてふと挙がったのが秩父鉄道。ちょうどこの日は貨物が走っているようなのでそのまま熊谷へ。秩父鉄道に乗り換えまずは武川駅に向かいました。

武川駅は三ヶ尻に向かう貨物線が分岐する駅で、ちょうど上下の列車が行き違うタイミングだったこともあってここで降りて撮ることにしました。

時間があるだろうと思っていたら撮影ポイントと考えていた踏切がすぐに鳴り出したのであわてて準備…

やってきたのは黄色の機関車。急いで撮った割には良い感じて収めることができました。最初見た時はどうかと思っていましたが青空と黄色は意外と合いますね。これが到着したら交換で武川を三ヶ尻行の列車が出発します。

こちらは石灰石を積んだ列車です。荷を運んでいるという感じがしますね。機関車も秩父鉄道と言えばこれ、という青色の編成を撮ることができました。

これを撮って次の列車で波久礼駅へ向かいます。武川駅はこの日動いていない機関車が停まっていました。

波久礼、野上周辺は秩父鉄道での中でも撮影の有名ポイントが集まっていますが、秩父鉄道の中でも駅間が長いところなので徒歩鉄には少しハードルが高くなります。ということで今回はまだ駅から近そうな波久礼～野上間のポイントに向かうことにしました。途中の道は長瀞・秩父の幹線道路にかかわらず歩道が狭いところが多かったですが、着いたところはこれは綺麗に撮れそうというところでした。

まずやって来たのは三ヶ尻に向かう列車。こちらは正面に日が当たらないですが編成写真としてはいい構図ですね。

なの振り返れば順光で撮れます。

振り返りざまに撮ったものなのでいろいろ写ってしまいましたが、これも撮りたかった秩父鉄道のヲキフ100形。ここ以外に見ることもない貴重な貨車で、この図もなかなかおもしろいものになりました。そして続いて撮ったのがトップの1枚です。来てよかったと思えるものが撮れました。

この後波久礼駅に戻りますが、行きがけにここは撮れそうだなと思っていたところで撮ることに。

この先の方がきれいな画になりそうでしたが、この写真からもわかるように先述の道路の横を走る道路のため、大型車と被ってしまう可能性も高く、まだその可能性の低そうなこちらで撮影することとしました。結果、ここは貨物より急行など旅客列車向きかなというのが感想です。

着いた時はこの後野上駅周辺や長瀞の鉄橋に行こうと思っていましたが、結局ここでずっと撮影したのでこの日はここで終了となりました。とはいえこの日の撮影で秩父鉄道の面白さを再認識することができました。また近々行ければいいですが、いつ走っているかわからないのが難しいところですね。