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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第4回その1)

2013年06月14日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 大森町商店街通り北側の高架駅下駅舎築造搬入ゲート    

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大森町駅高架化事業完了工事
・高架駅橋下基礎工事
大森町駅第1踏切跡の道路北側の高架駅橋下の基礎工事は、前回記述時(第3回その1)には高架駅橋脚柱間に補強用の地中梁を設置工事が行われており、4月24日には補強用地中梁築造のコンクリート打ちが完了したところです。
4月30日には、補強用地中梁築造のコンクリート打ちの木枠が外されました。

 高架駅橋脚柱間の補強用地中梁築造完了(写真拡大0430)

5月8日には、コンクリートが乾燥した高架駅橋脚柱間補強用地中梁が埋め込まれて、高架駅橋下敷地の平滑化が行われました。

 補強用地中梁を埋め込んで高架下敷地の平滑化(:高架橋下に土砂搬入して平滑化、:補強用地中梁を埋め込んで高架下の平滑化0508)

同10日には、高架駅橋下の中間部と最奥部で基礎工事が行われていました。

 高架橋下中間・奥部の基礎工事(:高架橋下奥部の基礎工事、:高架橋下中間部の基礎工事0510)

同14日に見ると、高架駅橋下の奥部で基礎工事が行われていました。

 高架橋下奥部の基礎工事(:高架橋下の奥部での基礎工事、:最奥部の基礎工事(エスカレータ通路側から見る)0514)

同16日に見ると、高架駅橋下の平滑化の整地が行われ使用済の鋼矢板を引き抜き、重ねて並べ置かれました。

 工事終了の鋼矢板を引き抜いて重ねて並べ置かれる(写真拡大0516)

同17日から20日にわたり、工事用済鋼矢板をトラックに積み込み搬出していました。

 工事用済み鋼矢版の搬出(:引き抜いた鋼矢版をトラックに積み込む、:工事用済鋼矢板の搬出0517)

同21日には、高架駅橋下で使用していた電源車が用済となり午後搬出され、夕刻には用済の小型クレーンが自走して京浜国道まで進み、トレーラーに乗り搬出されました。

 用済となった工事用機械が搬出される(左上:用済みとなった電源車、中上右上:搬出される電源車、左下:用済みとなった小型機械が自走して1国に進む、中下:自力で搬送トレーラに乗る小型機械、右下:トレーラーの上に鎮座した小型機械0521)

同22日に見ると工事機械は小型機械の1台のみとなり、25日には高架駅橋下駅舎工事用と思われる目印杭が打たれました。

 高架橋下駅舎構築の準備に入る(:高架橋下では小型機械が1台のみとなりました、:1台のみの機械で工事が進む0422、:工事目印杭が打たれました0525)

同29日には、高架橋下駅舎工事の準備が始められたようです。

 駅舎築造の準備工事が始まる(左・中・右写真拡大0529)

6月6日に見ると、大森町商店街通り北側に面した高架橋下駅舎工事の築造のため、金網柵を外して工事車搬入出入りのゲート設営工事が始まりました。

 駅舎築造資材搬入用入り口ゲートの設営工事(写真拡大0606)

同12日には、高架橋下駅舎工事の築造のため大森町商店街通り北側の搬入ゲートは完成しました。
 高架駅橋下駅舎築造のための搬入ゲート設営工事(写真拡大0612)

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毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております(6月分掲Indexへ)
・カテゴリー別Index 大森町界隈あれこれ 京浜急行関連総目次 : 2011年前期版2011年後期版2012年前期版2012年後期(2)版2013年前期版2013年中期版
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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第3回その4)

2013年05月08日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 平和島第2架道橋跡北部     

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内川北岸の下り線高架橋築造工事(続)
・旧下り線平和島第2架道橋撤去工事
旧下り線の平和島第2架道橋は、3月15日に見ると南北の橋脚台(P16、15)と橋梁のみが残されています。

 平和島第2架道橋(:山川から見る、:海側から見る0315)

同22日に見ると、同架道橋の撤去作業が行われていました。

 平和島第2架道橋梁の撤去工事(左上中上右上左下:架道橋の撤去工事、中下:第2架道の北側橋脚台、右下:上り線橋脚柱台新P15(左)と旧下り線線橋脚柱台P15(右)0322)

同26日には、平和島第2架道橋の橋梁は南北の橋脚台(P16、15)を残すのみで、撤去されました。この、下り線高架道橋は、環7との立体交差のため、1970年(昭和45年)12月に開通してから42年7か月で消滅し、新たな立体高架橋に生まれ変わります。

 平和島第2架道橋梁が撤去される(写真拡大0326)

4月12日に見ると、和島第2架道橋橋梁の南北橋脚台の取壊し工事が行われており、南橋脚台(P16)は取壊しの最中で、北橋脚台(P15)は取壊しが完了していました。

 平和島第2架道橋の南北の橋脚台(P16、15)の取壊し工事(:平和島第2架道橋の南北の橋脚台(P16、15)の取壊し、:平和島第2架道橋の南の橋脚台(P16)の取壊し工事、:平和島第2架道橋の北の橋脚台(P15)の取壊し完了0412)

旧下り線の平和島第2架道橋の橋梁は、4月27日には完全に姿を消しました。

 旧下り線平和島第2架道橋梁は完全に姿を消す(写真拡大0427)

旧下り線の内川北岸旧内川橋梁の橋脚台の北方から、平和島第2架道北の高架橋脚柱台P14までの高架橋は、上り線を仮高架橋で運行して、下り線は上り線本高架橋上で仮運行しています。

内川北岸高架橋築造工事説明図(再掲)

・平和島第2架道橋跡北部の下り線本高架橋築造
旧下り線の平和島第2架道橋の橋梁の撤去工事が終わり、架道橋跡北部の下り線本高架橋築造のため、橋脚柱台建立の工事が4月27日には開始されました。

 平和島第2高架橋跡に下り線本高架橋用の橋脚台建立工事(:元下り線平和島第2架道橋の北の下り線本高架橋築造の橋脚台建立工事0412、:下り本線高架橋用高架橋脚柱台新P15建立工事0427、:下り線本高架橋用橋脚柱台P14の増設整備工事0427)

5月2日に見ると、下り線本高架橋築造用の橋脚柱台P14の増設整備の工事が進んでいました。

 下り線本高架橋用橋脚柱台P14の増設整備工事が進む(写真拡大0502) 

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第3回その3)

2013年05月05日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 左上から仮高架橋と仮下り線高架橋に右側傾斜高架橋撤去跡    

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内川北岸の下り線高架橋築造工事
・旧下り線傾斜高架橋撤去工事
旧下り線内川橋梁は、前回記述時(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第2回)」参照)では取壊し撤去され、同橋梁撤去跡の平地の位置に下り線本高架橋の築造のため、工事作業台の鋼板が設置され整備を行っていました。
また、内川北岸の下り線橋梁柱台の北部の傾斜高架橋は、下り線の旧橋脚柱台P16のみを残して取壊し撤去が進んでおり、下り線の橋梁柱台新P15~P18は今後建立されます。

 内川北岸高架橋築造工事説明図

3月15日に旧下り線傾斜高架橋を見ると、旧下り線内川橋梁の撤去跡には、下り線本高架橋築造工事用の鋼板敷設台設置が施設され、内川北岸の旧下り線傾斜高架橋は旧橋脚柱台P17、18と共に撤去され、現在は旧下り線の橋脚柱台P16と、旧内川橋梁の橋脚柱台は残されています。

 内川下り線橋梁撤去跡から橋脚台P16までの傾斜高架橋撤去跡(左上:旧下り線内川橋梁撤去跡には高架橋築造の工事用鋼板敷設台設置、中上:工事用鋼板敷設台の内川北端、右上:内川北岸の区道北には旧内川橋梁橋脚台が残る、左下:内川北岸の傾斜高架橋撤去跡、中下:内川北岸の傾斜高架橋撤去跡遠望、右下:内川北岸の傾斜高架橋撤去跡の橋脚台P160315) 

旧下り線傾斜高架橋が撤去された後の3月22日には、下り線用の橋脚柱台新P18の建立用の土台穴の掘削の作業が始まり、穴が深く掘られた4月18日には穴上にI型鋼が置かれました。4月23日に見ると、I型鋼上に板が張られ多数の作業員での工事が見られました。

 下り線橋脚柱台新P18の建立用穴の堀込(左上:下り線橋脚柱台新P18建立用穴の土堀開始0322、中上:旧橋脚柱台P17の土台石の堀起こし0326、右上:下り線橋脚柱台新P18建立穴上にI型鋼の設置作業0412、左下:橋脚柱台建立穴上にI型鋼が渡される0418、中下右下:橋脚柱台建立穴上に板を敷き作業員多数での工事0423)

4月27日に見ると、I型鋼と貼り付け板が外されており作業が完了したようです。5月2日にみると、連休で土台穴の掘削作業は休業です。

 板張上の工事が終わり敷板・I型鋼が外された新P18建立穴(:板張上の工事が終わり敷板・I型鋼が外された新P18建立穴0427、:上り線サイトから見た新P18建立穴0427、:連休で工事が休止中の新P18建立穴0502)

・下り線用の橋脚柱台新P16~P17建立工事
旧下り線用の元橋脚柱台P16は、3月15日時点では取り壊し撤去が行われていません。

 未撤去の旧下り線橋脚柱台P16(写真拡大0315)

3月26日に見ると、下り線用の橋脚柱台新P17の建立場所に枠が施され、橋脚柱台の基礎台が造られていました。新P17の建立場所の穴の構造は、新P18の建立穴とは異なり、仮下り線橋脚柱に接して小さな正方形の穴が設けられています。

 下り線用の橋脚柱台新P17の建立穴(左上:0326、中上:0412、右上:0418、左下:0423、中下:0427、右下:0428)

下り線用の橋脚柱台新P16の建立場所にも3月26日には四角の枠が施され、脇には元橋脚柱旧P16はまだ撤去されていません。4月27日に見ると、元橋脚柱旧P16は撤去されており、新P17の建立場所の穴の構造は、仮下り線橋脚柱を取り巻いて“コ”の字状にコンクリートで囲んでいます。

 下り線用の橋脚柱台新P16の建立穴(左上:0326、中上:0427、右上左下:0428、中下右下:0502)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第3回その2)

2013年04月28日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 工事機を駆動して高架駅橋下中面の土砂堀工事0412   

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大森町駅高架化事業完了工事(続)
・高架駅橋下整理工事(続)
大森町駅高架駅舎の築造は高架駅橋下に造られます。そのため、上下線高架駅ホーム間への連絡1階通路と階段踊り場通路に挟まれた南面、中面および北面の各高架駅橋下の整備工事が行われています。大森町第1踏切跡に接した高架駅橋下の南面の整備工事の状況は、第3回その1に記述の通りです。

 大森町駅高架化駅舎築造工事説明図

仮設改札を入り直進して、踊り場までの階段の手前を右折すると1階連絡通路があり、上り線および下り線高架ホームへ通じるエスカレーターとエレベーターに乗降りできます。高架駅橋下中面の整備工事現場は、この1階連絡通路の北面の白塀の内側です。

 高架橋下の高架駅上下線ホーム間の1階連絡仮通路(:仮改札を入り直進すると突き当り右がホーム間の1階連絡通路、:突き当りを右折すると高架ホーム間の1階連絡通路、:連絡通路の北面白塀の内側が中面高架橋下工事個所)

4月8日に高架駅橋下中面の整備工事現場を見ると、土砂の掘り込みを行い工事の準備が進められていました。同16日には、土砂堀が底地に達し整地され、橋脚柱の地中部に保護の鋼網枠が付けられていました。同18日には、工事物位置の木枠が設置されました。

 大森町高架橋下の中面の整備工事準備が進む(左上:土砂掘り込み工事0408、中上右上:土砂堀が底地まに達し整地され工事準備が進む0416、左下:橋脚柱の地中部に保護鋼網枠の取り付け0416、中下右下:高架橋下の中面の整備工事の準備が進む0418)

同25日に見ると、東西と南北に工事のコンクリート基礎台が設けられました。高架駅橋下中面には、高架駅橋上下線ホームから昇り降りする階段の踊り場が設けられ、踊り場から1階に降りる階段が設置されます。

 高架橋脚下の中面工事に基礎台が設けられる(写真拡大0425)

・平和島第5踏切跡南北の道床
4月12日に平和島第5踏切跡から南方を見ると、工事関係車や工事機が稼働していて遠方の様子は見ることが出来ません。大森町駅北方の高架橋脇から見ると道床部を工事機を稼働して工事をしており、大森高架駅脇から高架駅橋下を見ると北面でも工事車により工事を行っていました。

 平和島第5踏切南方では工事関係車や工事機が稼働して工事中(:平和島第5踏切南方は工事関係車などで遠方が見えない、:大森町駅北方の高架橋下の道床部の工事、:大森町高架駅下の北面では工事機が稼働して工事中0412)

工事休日の4月27日に第5踏切跡から南方を見ると、普段稼働している工事車や工事機などが何も無く、旧下り線跡道床には鋼板が敷かれており、大森町高架駅下の階段踊り場通路が見渡せます。

 工事休日の平和島第5踏切から南方を見る(写真拡大0427)

4月12日に平和島第5踏切跡から北方を見ると、道床は整地され旧下り線の傾斜高架橋盛土部は撤去されていました。

 平和島第5踏切跡から北方の道床を見る(:平和島第5踏切跡から北方の道床を見ると整地が完了0412、:内川南岸部傾斜高架橋の盛土は撤去済0412、:旧内川旧降り線の橋梁橋脚部縁を工事機により工事中0418)

工事休日の4月27日に第5踏切跡から北方を見ると、工事機などが何も無く、南岸の旧内川橋梁下り線の脚台が見渡せます。

 工事休日の平和島第5踏切から北方を見る(写真拡大0427)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第3回その1)

2013年04月25日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 補強用地中梁の完成はコンクリート乾燥待ち0425  

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大森町駅高架化事業完了工事
・高架駅橋下基礎工事
3月15日に大森町駅第1踏切跡の道路北側の高架駅橋下では、高架駅橋脚柱間に補強用の地中梁を設置するため、側溝の堀出しが始まりました。

 大森町高架駅橋下の橋脚柱間に地中梁設置のための側溝堀工事が始まる(写真拡大0315)

3月半ばから、第1踏切跡の道路北側の4脚の高架駅橋柱の周囲に補強用の地中梁設置の側溝が掘られ、側溝の深さは作業員の背丈の2倍ほどあります。

 4本の橋柱間周囲に補強用地中梁構築の側溝堀りの工事(左上:南面橋柱の側構掘り込み開始0318、中上:掘り込みが続き深さが増した南・西面の側構穴0319、右上:側構堀出し土砂の搬出車により運搬、左下:側構堀出し土砂の搬出車に積み込み、中下:側構底部に小型機械を入れ地中梁設置面の整地工事0326、右下:4橋柱の周囲に地中梁構築の側構が掘られる0330)

4月4日に見ると、高架駅橋脚柱間を結んで補強用地中梁を設置する基礎の底面が設けられ、橋脚柱と地中梁を接続する結合金具が各橋脚柱に取り付けられ、地中梁の構築の準備が整いました。

 高架駅橋の補強用地中梁の構築工事が進む(左上:側溝には地中梁底部面が造られる、中上:橋脚柱と結ぶ地中梁との結合金具、右上:橋脚柱には地中梁との接続金具を取り付け0404、左下:地中梁との結合金具が取付られたた橋脚柱0405・中下右下:地中梁との結合金具が取付られたた橋脚柱0408)

同11日に見ると、西面の高架駅橋柱の南北間に強化地中梁の鋼枠組みが張られました。また同12日には、東面の高架駅橋柱の南北間は工事車や工事材の搬入のため、未切削の側溝の堀出しが開始れました。

 地中梁の鋼枠組みが西面の橋脚柱間に張られる(:地中梁築造の鋼枠組みが西面の橋脚柱間に張られる0411、:工事機通路として使用していたため未切削の東面脚柱間の側溝堀出し開始0412)

同16日には、南面と東面の高架駅橋柱間に地中梁の鋼枠組みが張られ、同18日には北面にも地中梁の鋼枠組みが張られて、4高架橋脚柱間の全周囲には地中梁鋼枠組みが築造されました。

 第1踏切跡の道路北側の4脚の高架駅橋柱間の周囲に地中梁構築の鋼枠組み築造(:南面東西間の橋脚柱間に地中梁築造の鋼枠組築造、:東面南北間の橋脚柱間に地中梁築造の鋼枠組み築造0416、:4橋脚柱間の周囲に地中梁築造の鋼枠組みが張られる0418)

4月19日には、橋柱間の地中梁鋼枠組みの外側に、コンクリート打ち込み受けの木枠が付けられました。高架駅橋の補強用地中梁は、高架駅橋脚柱に堅固に結合された鋼枠組みを包んで、コンクリート打ちを行なって完成です。

 構築された地中梁築造の鋼枠組みの側面にコンクリート受け木枠の取付け(:0419、:0422、:0423)

同24日には、橋柱間の地中梁鋼枠組みに取り付けられた木枠内に、タンクローリーで搬入のコンクリートを、ポンプ機により打ち込みの工事が行われました。

 高架橋補強用の地中梁築造のコンクリート打ち工事(:地中梁築造のコンクリート搬入のタンクローリー、:補強用地中梁築造のコンクリート打ち、:タンクローリーのコンクリートをポンプ機で木枠に打ち込み0424)

高架駅橋の補強用地中梁築造のコンクリート打ちは、木枠内にコンクリートを流して、表面を平らに仕上げます。

 補強用地中梁のコンクリートの打ち込みと仕上げ作業(:木枠で囲まれた鋼枠組みにコンクリートの打ち込み、:コンクリート打ち後の仕上げ工事0424)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事糀谷駅編(第2回)

2013年04月21日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 完成時の糀谷高架駅の横断面図 

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糀谷駅高架化事業完了工事
・高架橋下の完了化工事
糀谷駅高架駅橋の構造は、下り線地上ホームの設置位置の関係で線路上にかかり、最終形態の幅員での築造が行えず、6橋柱間の高架橋の横桁梁は仮に延長して、仮設橋柱上間に築造されています。したがって、この拡張梁桁個所の糀谷駅高架駅橋は、今後の完了化の駅舎築造工事では地上線路が撤去されたので、最終形態の高架駅橋に築造(TOP参考図参照)のため、橋脚柱を正常位置に4脚建立(2脚は建立済)して、仮拡張の横梁桁の切断工事が必要です。

 08年10月に築造の第1次工事高架駅橋再掲(:糀谷第1踏切から見る、:在来上りホームから見る、:在来下りホームから見る2008年10月)

仮拡張部の高架駅橋の下は、前回記述時に整地作業が始まり、4月5日には整地作業もかなり進み、同18日に見ると整地が終了し鋼板が敷かれ、橋脚柱建立の準備が整った様です。その後の工事は、高架橋間の補強用の地下梁工事が必要です。

 高架駅橋拡張梁下部の完成形態の高架橋脚建立の準備工事(:高架駅橋拡張梁下部の整地作業0405、:拡張梁桁高架駅橋拡張梁下部の脚注建立の準備が進む、:高架駅橋最終完了時の橋脚柱建立受け口0418)

糀谷駅西方の京急空第4踏切方の高架駅橋下では、3月22日に見ると大型工事機を駆動して、高架駅橋脚柱間の補強用地中梁の敷設の準備工事を行っています。

 西方の糀谷高架駅橋の脚柱間地下梁敷設工事(左上中上右上:西方の蒲田空第踏切方から見た高架駅橋下橋脚柱間地下梁敷設の準備工事、左下中下:大型工事機を駆動して橋脚柱間地下梁敷設の準備工事、右下:南側の区道から見た橋脚柱間の地中梁敷設の準備工事0322)

4月18日に見ると、第4踏切方の高架駅橋下の地中梁の敷設の穴は深くなり、掘り出した土の山が築かれています。

 糀谷駅西方の第4踏切方の高架駅橋脚柱間の補強用地中梁の準備工事が進む(:橋脚柱間の補強用地中梁の準備工事が進む、:地中梁敷設掘り込み土の山が築かれる、:区道側の地中梁の掘込み穴も深くなる0418)

・糀谷第1踏切跡東方の完了化工事
4月5日に、糀谷第1踏切跡付近の完了化工事を見ると、同踏切跡鉄橋から東方の高架橋には、防音シートが掛けられて完了化工事が行われています。シートのの高架橋の柵部の高覧はまだ取り付けられていません。旧地上下り線道床には、傾斜高架橋の完了化工事のため、鋼板が敷かれています。

 糀谷第1踏切跡付近の完了化工事(:糀谷第1踏切跡の鉄橋付近は完了化工事のため防音シートで覆われている、:糀谷第1踏切跡西側の高架駅橋下、:糀谷第1踏切跡東方の旧地上下り線道床には鋼板が敷かれている0405)

同18日に見ると、同第1踏切東方の傾斜高架橋北側の旧下り線地上道床は整地済です。この道床跡は、工事が完了すると幅員6mの道路が作られ、西方は京急蒲田の第1京浜国道と結ばれる予定です。

 傾斜高架橋東方の旧下り線道床は整地済(:傾斜高架橋中間部の旧下り線道床は整地済、:傾斜高架橋南端部の旧道床も整地済、:傾斜高架橋盛土部の旧道床も整地済0418)

京急高架化工事で、上り線が高架化移設時に運行の関係により糀谷第2踏切付近に2009年10月にクロスポイントが設けられました。上下線の高架化移設により、運行上でクロスポイントが不要となり撤去されました。

 不要となり撤去された糀谷第2踏切付近のクロスポイント跡(:車窓から見た糀谷第2踏切付近の撤去されたクロスポイント0418、:車窓から見た糀谷第2踏切付近のクロスポイント20120822、:糀谷第2踏切から見たクロスポイント20091113)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事雑色駅編(第2回)

2013年04月17日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 六郷土手側から見た旧傾斜高架橋

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雑色駅高架化事業完了工事
・高架橋下旧地上ホームの撤去工事
3月22日に高架橋下旧地上ホームを見ると、高架ホームへの連絡のエレベータと階段および上り線用エスカレータが設置してある上下線間の連絡通路部にあたる場所の地上ホームは取壊して撤去されていますが、それより南方の上下線旧地上ホームは、未撤去の状態です。また、上下線間の連絡通路部より北方の中央口改札口付近の下り線旧地上ホームは、取壊しが行われています。

 雑色駅高架橋下旧地上ホームの撤去工事(:取壊し待ちの南方の上下線地上ホーム、:取壊し待ちの南方の下り線地上ホーム、:取壊し中の北方の上り線地上ホーム0322)

雑色駅高架橋下南方の旧地上ホームを4月16日に見ると、上下線旧地上ホームの取壊しは未着手です。この、南端地上ホームの先では、旧道床の整地工事が見られました。

 雑色駅高架橋下通路南方の旧地上南端ホームと道床整地工事(:高架橋下南方の未取壊しの旧上下線地上ホーム、:旧地上南端ホームの南方の旧道床の整地工事0416)

雑色駅中央改札口から石段を昇る北端の地上旧下り線ホームは、最北端部の屋根の一部を残して、中央付近までは完全に撤去されています。

 中央改札口の旧下り線北方地上ホームの取壊し状況(写真拡大0416)

西口改札口に接続の地上旧上り線ホームの北端部の屋根は、取壊しが進まずに残っています。

 西口改札口の地上旧上り線北部ホームの未取壊しの屋根(写真拡大0416)

雑色高架駅では、下り線ホームのエスカレータの設置工事は未着手で、若干時間を要するようです。

 高架橋雑色駅の下りホームのエスカレータ工事は未着手(:白板塀で覆われた高架橋雑色駅下りホームのエスカレータ設置場所、:下り線高架橋下のエスカレータ設置場所0416)

京急蒲田第13踏切(雑色駅踏切)から、地上線路跡の道床を見ると北方は完全に整地が済み、南方は仮上下線間通路の下には、地上旧下り線線路が残っています。

 京急蒲田第13踏切から地上の旧道床を見る(:第13踏切北方の整地済みの道床、:第13踏切から北方を遠望して見た道床、:第13踏切から南方は旧下り線路を残したまま0416)

・六郷土手付近下り線傾斜高架橋の撤去
六郷土手付近の高架化工事は、雑色第4踏切南まで本高架橋が完成しており、本高架橋の先は六郷土手駅北方鉄橋までは、上り高架線が仮設高架橋を使用し、下り高架線が本高架橋をしようしています。地上旧下り線の線路は、雑色第4踏切南から六郷土手駅北方鉄橋まで、傾斜高架橋をしようしていましたが、この高架橋は高架化により移設されましたので、その跡に本高架橋を築造して、下り高架線が移設されます。移設により空いた下り線が仮使用していた本高架橋に、仮設高架橋の上り線を移設します。移設により空いた仮設高架橋を撤去して、京急の高架化工事が完了します。先ずは、そのため旧地上線路が使用していた傾斜高架橋の撤去工事が進展しています。

旧下り線傾斜高架橋が始まる雑色第4踏切北方の同第3踏切から、北方の地上道床を見ると整地が終了しています。南方の道床は、コンクリート枕木が残っており、整地作業は行われていません。遠望して同第4踏切手前を見ると、道床に水溜りができています。これは、この辺りは六郷川が近いので地下水流があり、水が噴き出す地域で高架化区工事には苦しめられた所です。

 旧傾斜高架橋のある雑色第4踏切の北方の第3踏切から見た道床(左上:旧傾斜高架橋のある雑色第4踏切の北方の第3踏切、中上:第3踏切から北方を見た整地済の道床、右上:第3踏切南方のコンクリート枕木が残る道床、左下:道床には枕木が残り整地は未処理、中下右下:雑色第4踏切の手前は水たまりが見られる0416)

同第4踏切から南方の旧下り線傾斜高架橋の撤去工事を遠望しました。傾斜橋の盛土部を除去作業と傾斜高架橋部の取壊し工事が行われていました。
 雑色第4踏切から南方の傾斜高架橋の撤去工事場を見る(:第4踏切から南方の傾斜高架橋の撤去工事場、:傾斜高架橋盛土部の除去作業、:盛土部後方の傾斜高架橋撤去工事を遠望0416)

区道から見ると、シャベルカーにより旧傾斜高架橋の盛土部の除去工事を行っていました。

 区道から見た旧傾斜橋盛土部の除去工事(写真拡大0416)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第2回その2)

2013年04月13日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 環8通り上の仮設高架橋と本線高架橋底部        

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京急蒲田第2~10踏切跡の完了工事
・京急蒲田第2踏切跡の高架橋下
4月4日に、京急蒲田第2踏切跡の北方高架橋下の元道床跡を見ると、橋脚柱間に補強の地中梁が施され、かなり完成しています。

 京急蒲田第2踏切跡から北方高架橋下を覗く(写真拡大0404)

また、第2踏切跡から南方の旧地上下り線が使用していた仮設高架橋を見ると、同高架橋の傾斜盛土部の除去工事が済んで、仮高架橋梁の取壊しの準備が行われています。

 第2踏切跡から南方仮設高架橋撤去工事を覗く1(写真拡大0404)

第2踏切跡道路縁には、仮設高架橋盛土部の除去工事に活躍した大型の工事機械が据え付けてあり、これから撤去する仮設高架橋橋梁上には、軌道のバラストは除去されてコンクリート底板の姿になっています。

 第2踏切跡から南方仮設高架橋撤去工事を覗く2(写真拡大0404)

第2踏切跡の区道を南に進み、用済みとなり取壊しの準備が進む仮設高架橋を見てきました。板塀の内側に張られた防音工事覆いの内部は、除去された傾斜盛土部付近です。

 区道から見た取壊される第2踏切跡付近の仮設高架橋(:板塀内は除去中の仮設高架橋の盛土部付近、:用済みとなり取り壊される仮設高架橋の北端部、:南方から見た取壊される仮設高架橋北端部0404)

北端部の仮設高架橋から区道を南に進むと、丁字路交差点がありその先に京急蒲田第4踏切跡があり、踏切跡から取壊しが行われる仮高架橋を見ました。

 撤去される蒲田第4踏跡切付近の仮設高架橋(:撤去される蒲田第4踏切跡の仮設高架橋、:第4踏切跡北方から見た撤去される仮設高架橋、:第4踏切跡南方から見た撤去される仮設高架橋0404)

・京急蒲田第4踏切跡
第4踏切跡から南へ進むと環八通りへ出ます。通りの京急蒲田第5踏切跡の上には用済みとなり、撤去を要する仮設鉄橋が架かっています。

 第5踏切跡に架かり役目果たし撤去される仮設高架橋(左上中上右上:環八通り海側から見た後方に架かる撤去される仮設高架橋、左下:環八通り山側から見た一段低い前方に架かる撤去される仮設高架橋、中下:第5踏切跡から見た北方に架かる仮設高架橋の底部、右下:第5踏切跡から見た南方に架かる仮設高架橋の底部0404)

環八通りから南方に進むと、京急蒲田第6踏切跡へ道路上に撤去される仮設鉄橋が架かっています。

 蒲田第6踏切跡付近に架かる撤去される仮設高架橋(:蒲田第6踏切跡への区道上に架かる仮設高架橋、:第6踏切跡区道上に架かる仮設高架橋の底部、:第6踏切跡から見た北方に架かる仮設高架橋の底部0404)

・京急蒲田第8踏切跡
京急蒲田第8踏切跡には、世界大戦の戦災までは急行待避駅の出村駅がありましたが、戦災で廃止駅となりました。第8踏切跡の高架橋構造は、下り線高架橋が京急蒲田の3階高架橋から2階高架橋に降る途中で、上り線高架橋は2階の高架橋であり、用済みの仮設高架橋は2階の高さから地上に降りる途中で、3層階層の珍しい形態を示していますが、仮設高架橋が撤去されると見られなくなります。

 第8踏切跡道路に架かる撤去される仮設高架橋(:海側から見た奥が用済みとなった仮設高架橋、:三叉通り山側から見た第8踏切上の仮設高架橋、:第8踏切跡北方に架かる仮設高架橋0404)

役目を果たした仮設高架橋は、京急蒲田第8踏切跡手前で傾斜の盛土部で地上に降下します。仮設高架橋を踏切跡から遠望すると、撤去工事の作業員の姿が見えます。

 蒲田第9踏切跡付近の仮高架橋の撤去工事(:蒲田第9踏切跡付近の仮高架橋の傾斜盛土部、:蒲田第9踏切跡の北方仮設高架橋の傾斜部、:蒲田第9踏切跡の北方仮設高架橋の遠望0404)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第2回その1)

2013年04月09日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 閉鎖された京急蒲田西口の公共地下道       

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京急蒲田駅高架化事業完了工事
・旧下り線地上ホームの撤去工事
4月4日に旧下り線京急蒲田駅地上1、2番線ホームを中2階改札階通路から見ると、前回記述時点より取壊し作業が進展し、北端部の一部を除いてはホーム屋根やホーム台は取り壊されており、地下連絡通路への階段跡とエレベータ建屋跡等を残すのみとなりました。
取壊しが進む旧下り線京急蒲田駅地上1、2番線ホームの遷移は、当初の京急蒲田駅の地上ホームは、国道15号線方から空港線1番ホーム、下り本線2番ホームと上り本線3番ホームの3本のホームがありました。2001年(平成13年)に高架化工事が始まり、2005年05月に空港線の1番線ホームの東縁側を8輌編成様に整形して、空港線線路をホーム西側から第一京浜国道側に約16m移設しました。元の空港線線路上は、新2番線ホーム用として12両編成の電車が停車できるように拡幅されました。2005年11月には、本線の下り線を空港線の旧線路跡に約16m移設され地上1、2番線ホームが誕生して、元の2番線ホームは廃止され取壊し(「大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 京急蒲田駅付近(第1回その1)」参照)となりました。

 旧下り線京急蒲田駅地上ホームの取壊撤去工事(左上中上右上左下中下右下:0404)

京急蒲田駅東西連絡通路から北方の旧下り線本線2番ホームの道床を見ると、ホームの北端部の一部には、僅かですがホーム屋根とホーム台が残っており、取壊し作業が行われていました。

 京急蒲田東西連絡通路から見た北方部の旧下り本線ホーム道床部(写真拡大0404)

蒲田駅東西連絡通路からから国道15号線寄りの旧下り線空港線1番ホームの道床を見ると、手前の右側の階段は、2002年5月に連絡橋上に京急蒲田駅東口改札口が設置され、東口出口から階段とエレベーターで第一京浜国道に結ばれ、同時に1・2番線と3番線の両ホーム間の連絡路を増設のため、延伸したホーム上付近に地下道連絡通路が新設(写真左参照)されました。

 京急蒲田東西連絡通路から見た北方部の旧下り空港線ホーム道床部(写真拡大0404)

蒲田駅東西通路から南方の旧下り線空港線1番ホームの道床を見ると、ホーム屋根とホーム台は壊されて撤去されています。ホーム部の南端には、平成25年3月24日に閉鎖された、公共地下道のコンクリート枠の残骸が見えます。公共地下道の代わりに、京急蒲田駅東西連絡通路が終日通行可能となりますが、通路では自転車を降りての利用となります。

 京急蒲田東西連絡通路から南方を見た旧下り空港線1番線道床(写真拡大0404)

京急蒲田駅の東西を結ぶ公共地下道は、蒲田駅東西連絡通路が終日使用できるので、3月24日に閉鎖されました。

 3月24日に閉鎖された公共地下道(写真拡大0404)

東西連絡通路を挟んだ南北の旧下り線空港線の道床には、高架橋の築造に使用した工事台の受け柱の多くの残材が、除去待ちの状況で佇んでいます。

 東西連絡通路を挟んで旧下り線道床には撤去されない作業台柱の残材が多く見られる(写真拡大0404)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事梅屋敷駅編(第2回)

2013年04月06日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 下り線高架ホームへのエレベータ、階段通路は旧下り線地上ホーム上から        

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梅屋敷駅高架化事業完了工事
・高架駅橋下整理工事
2012年10月21日の上下線高架化後の梅屋敷駅の高架駅橋下整理工事は、高架駅橋下の旧下り線線路は2013年2月には撤去されており、今後は、旧下り線地上駅ホームを撤去して、高架橋柱間の補強の地中梁の設置と、その後に高架駅橋下に駅舎の構築の工事となります。駅舎の築造には旧下り線地上ホームの撤去のため、下り線高架ホームへの通路のエレベータと踊り場から上部に完成している階段とエスカレータへの仮設階段を地上位置まで降ろす必要があります。工事の進捗を、3月22、26および29日に見てきました。
大森町第4踏切跡から見た旧下り線ホーム跡は、高架ホームへの通路のエレベータと踊り場への仮階段が設けられている部分のみ、仮ホーム台が残されており、その前にはホーム台受けのH型鋼の柱が残っています。

 大森町第4踏切から見た旧下り線ホーム跡(左方)(写真拡大0322)

梅屋敷第1踏切跡から見た旧下り線地上ホーム跡にも、ホーム台受けのH型鋼の柱が残っています。梅屋敷高架駅の階段とエスカレータは、中間に踊り場を設けて上下線を結び、踊り場の中央に共通の階段とエスカレータを設置する構造の様です。現在は、上下線の踊り場から、仮設の階段を使用して昇り降りを行っています。

 梅屋敷第1踏切から見た旧下り線ホーム跡(右方)(写真拡大0322)

なお、旧上り線側は高架ホームへの通路のエレベータと踊り場への仮設階段が地上位置にあります。工事が完成すると、高架橋西側は駅前通路広場となります。

 上り線高架ホームへのエレベータ、階段と踊り場までの仮設階段(:上り線高架ホームへのエレベータと踊り場まの仮設階段、:上り線高架ホーム階段、エレベータ踊り場への仮設階段、:上り線高架ホームへの階段踊り場0322)

大森町第4踏切跡から北方の高架橋下と、梅屋敷第1踏切跡から南方の高架橋下を見ると、上下線の旧道床は線路、コンクリート枕木が方付けられ平らに整地されています。

 梅屋敷駅隣接の踏切から高架橋下を見る(:大森町第4踏切から北方高架橋下を見る、:第4踏切から北方高架橋下を遠望する、:梅屋敷第1踏切から南方高架橋下を見る0322)

3月26日に大森町第4踏切跡から旧下り線ホーム跡を見ると、ホーム台を撤去したH型鋼柱の堀出し撤去工事を行っていました。鋼柱の除去工事は、1本1本手作業的に行われており、大変な作業であると感じています。

 小型工事機で旧下り線ホーム受けのH型柱の撤去工事(写真拡大0326)

3月29日に見に行くと、同26日に撤去作業を行っていた旧下り線ホーム受け台のH型鋼柱が撤去されていました。これから、全てのH型鋼柱の撤去が行われます。

 除去を要する旧下り線ホーム受け台のH型鋼柱(:やっと1本のH型鋼柱が撤去される、:H型鋼柱除去作業に待機中の小型工事機、:旧下り線ホーム受け台の除去を要する沢山のH型鋼柱0329)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事大森町駅編(第2回)

2013年03月11日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 旧下り線傾斜高架橋の取壊し工事        

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大森町駅高架化事業完了工事
・高架駅橋下整理工事(続)
大森町駅高架橋下では、3月に入ると駅舎構築の準備として、高架橋脚柱間補強の地中梁施工工事のため、大森町第1踏切跡北側から第3-4脚柱間を切削しており、踏切跡の縁に掘り出した土が山積されています。これらの工事用工事車の運搬に大型トラックを使用して、大森町商店街通りを出入りして工事が進展しています。なお、大森町第1踏切跡南側の線路およびコンクリート枕木の撤去は完了しています。

 大森町高架駅橋下の駅舎築造の準備工事が進展(:高架駅橋脚柱間補強の地中梁施工0227、:工事車運搬の大型トラックの登場0301)

・内川付近旧下り線傾斜高架橋の取壊し(続)
3月8日に旧下り線傾斜高架橋を内川一之橋から見ると、下り線旧内川橋梁が撤去され、内川北岸の傾斜高架橋も旧下り線平和島第2架橋の近くまで、取り壊されて撤去され工事作業台のみが残っていました。

 南岸より見た撤去された旧下り線内川橋梁(写真拡大0308)

撤去された旧下り線内川橋梁跡の南岸には、内川南岸上下線の橋梁橋脚台が佇んでいます。南岸の橋梁の敷設高が低くかったため、区道は掘り込んで設置されており、それでも背の高い人はこごんでの通行で、新たな下り線高架橋が完成すると解決します。

 南岸から見た旧下り線内川橋梁撤去跡(:南岸から見た旧下り線内川橋梁撤去跡、:撤去された旧内川橋梁南岸の鉄橋橋脚跡0308)

撤去された旧下り線内川橋梁跡の北岸も、同様に区道は掘り込んで設置されておりましたが、通行人は立ったままで通行ができます。

 旧内川橋梁北岸の撤去された鉄橋跡(:撤去された旧内川橋梁北岸の鉄橋下の区道、:旧下り線内川橋梁が撤去された北岸部、:撤去された下り線内川橋梁北側の工事材整理作業0308)

旧下り線傾斜高架橋の取壊撤去工事現場では、大型と中型のクレーンにより取壊し除去を進めています。

 内川北岸方を見た旧下り線傾斜高架橋の撤去工事現場(写真拡大0308)

内川北岸の高架橋築造の工程は、内川北岸本高架橋築造説明図の仮上り線高架橋と併設の仮下り線高架橋の上部の、旧下り線傾斜高架橋を取り壊して撤去し、その後に本線下り線高架橋を築造して、下り線線路を移設します。移設により空いた仮下り線高架橋には、仮上り線高架橋の線路を移設して、上り線の本高架橋に転じます。移設により空いた仮上り線高架橋は取り壊して、内川北岸の高架橋は完成します。

 内川北岸本高架橋築造説明図

内川北岸の旧下り線傾斜高架橋を取り壊しの進行状況は、内川橋梁橋脚台の北から、橋脚柱台P16まで、完全に取壊し撤去が完了しています。

 下り線傾斜高架橋脚柱P17付近の取壊し現場(:下り線傾斜高架橋取壊し現場、:下り線傾斜高架橋脚柱台P17の取壊し現場0308)

橋脚柱台P16と平和島第2架道橋脚柱台B間の傾斜高架橋は、大型クレーンと多数の作業員にて取壊し工事を行っていました。

 橋脚柱台P16付近の傾斜高架橋取壊し現場(:橋脚柱台P16付近の傾斜高架橋取壊し現場、:平和島第2架道橋脚柱台B付近の傾斜高架橋0308)

平和島第2架道および、その橋脚柱台Aと橋脚柱台P14間の最北の傾斜高架橋の取壊し作業は準備中です。

 平和島第2架道北方の傾斜高架橋(:平和島第2架道とその北方の傾斜高架橋、:平和島第2架道橋脚柱台A北方の傾斜高架橋、:東側から見た取壊し工事中の最北傾斜高架橋0308)

・平和島第5踏切跡の道床
平和島第5踏切跡から北方の道床を見ると、線路、コンクリート枕木は撤去して平坦に整備され、内川橋梁橋脚台までの盛土はまだ除去されていません。

 平和島第5踏切跡北側から内川橋梁橋脚台までの旧下り線道床の整備(写真拡大0308)

同踏切南方の道床は、線路、コンクリート枕木は撤去して保管されています。

 平和島第5踏切跡南方の道床整備(:平和島第5踏切跡南方の道床整備、:撤去線路の保管、:撤去枕木の保管0308)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事雑色駅編(第1回)

2013年03月07日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 旧下り線傾斜橋を六郷土手駅から見る 

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雑色駅高架化事業完了工事
雑色駅高架化事業完了工事は、旧地上ホームや線路道床および電力線設備と信号系設備の撤去工事が先ず行いますが、3月1日に見るとまだホーム残存跡や囲い塀などが残っています。駅舎構築のためには、高架橋脚柱間の強化のための地中梁構築の工事を行い、下り線高架ホームのエスカレータの設置が今後行われます。

 雑色駅構内未撤去の地上ホーム・道床跡(左上中上:雑色駅南方の旧地上ホーム跡、右上左下中下右下:雑色駅構内地上旧下り線道床の整備0301)

同日京急蒲田第13踏切跡から道床を見ると、南方の地上雑色駅には上下線の連絡通路の囲い塀があり、その下の線路は撤去されないままです。北方の道床を見ると、線路、コンクリート枕木は撤去されています。

 京急蒲田第13踏切跡から道床を見る(:京急蒲田第13踏切跡南側から地上雑色駅を見る、:京急蒲田第13踏切北側から地上道床跡を見る、:京急蒲田第13踏切北側から地上線路跡を遠望する0301)

撤去された線路、コンクリート枕木や信号線のケーブルは、同踏切の北方に保管されています。

 京急蒲田第13踏切の北側には撤去した線路、枕木、ケーブルの廃材を保管(:踏切跡北側に信号線等の撤去ケーブル残材を保管、:踏切跡北側に撤去線路の切断残材を保管、:線路残材の先には撤去のコンクリート枕木を保管0301)

・六郷土手付近傾斜高架橋の撤去
3月1日に寶珠院踏切跡南方から六郷土手第5ガードまでの、撤去工事が開始の旧下り線の傾斜高架橋を見てきました。

 寶珠院踏切跡南方の撤去する旧下り線傾斜高架橋を見る(:第1京浜国道側から見た寶珠院踏切、:寶珠院踏切跡南方の傾斜高架橋の遠望、:旧下り線傾斜高架橋の撤去工事が始まる0301)

同踏切北方では、道床跡の平坦化工事が進行していました。

 寶珠院踏切跡北方では道床の平坦化工事が進行中(写真拡大0301)

寶珠院ヤード付近の旧下り線道床の平坦化工事の準備が行われていました。

 寶珠院脇ヤードの付近下り線道床の平坦化準備工事が進む(写真拡大0301)

旧下り線傾斜高架橋の盛土部では、盛土撤去の準備工事が進められていました。

 傾斜高架橋盛土部の撤去工事の準備が進む(写真拡大0301)

旧下り線傾斜高架橋の橋梁部では段差の修正工事を要します。

 旧下り線傾斜高架橋梁部では段差修正の工事を要す(写真拡大0301)

新下り線高架橋に置き換えられる、撤去前の旧下り線傾斜高架橋を、区道の東側から見てみました。

 旧下り線傾斜高架橋を東方より見る(写真拡大0301)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事糀谷駅編(第1回)

2013年03月04日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 橋脚柱の取付受け金具

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糀谷駅高架化事業完了工事
・糀谷駅高架駅の現状構造
糀谷高架駅の築造は本線各高架駅と異なり、現在の下り線高架ホームは地形の制約により、羽田空港寄りの高架駅橋は高架橋柱の設置場所が地上線路と重なるため、高架橋柱が建てられず、高架橋脚梁を拡幅しての築造となっています。

 現糀谷高架駅橋西方の断面構造説明図(再掲)

下り線高架ホームへの通路は、高架駅橋外縁の外部の跨線橋階段位置まで拡幅の仮設部を設けて構築されました。

 糀谷の拡幅高架駅橋の構造(:糀谷駅の拡幅構造の高架駅橋20081102、:20081002、:下り線ホーム仮設エレベータ構築20090413)

糀谷駅中央改札口から下り線高架ホームへの通路は、地上ホーム時に使用していた上下線連絡跨線の階段を活用し、その後方の高架橋外部拡幅部に仮設エレベ―タ―を設置して高架化を運用しています。

 下り線高架駅ホームは跨線橋階段利用と仮設エレベータを設置(:糀谷駅の上下線連絡跨線橋20080912、:下り線ホームへの連絡通路は跨線橋階段と仮設エレベータを使用20100129、右:仮設エレベータと跨線橋階段階段20121016)

また、糀谷高架駅橋上りホームは、地形の関係で幅員が本線の各高架駅橋の様に取れないためホーム幅が狭く、昇り降りエスカレータは並置の形態で設けられず単独の設置となり、京急蒲田方から階段、昇りエスカレータ、エレベータ、待合室と降りエスカレータと並んで配列されています。

 糀谷上り2番線高架ホーム(左上:昇り単独エスカレータ、中上:階段、右上:エレベータ、左下:待合室、中下:降り単独エスカレータ、右下:京急蒲田方先端部ホーム20121007)

・糀谷駅高架化事業完了工事
2012年10月21日に下り線高架化により、それまでのそれぞれのホームには京急蒲田方面行きと羽田空港行きの列車が発着しておりましたが、上下線の高架化により下り線(1番線)ホームは羽田空港行き、上り線(2番線)ホームは京急蒲田方面行きとなりました。同12月5日に、地上下り線が移設して空いた地上ホームの取壊しが始められていました。

 下り線高架化で取壊しが開始された旧下り線地上ホーム(:取壊しが始められた旧下り線地上ホーム、:京急蒲田方の旧下り地上ホーム、:最終的に高架駅橋脚柱建立の位置20121205)

同日糀谷第1踏切跡の南方の、高架化移設により空いた地上下り線線路を見ると、同踏切道上の線路は撤去されていた以外は、まだ、未撤去ですが電力線の架線は撤去済です。

 下り線高架化により空いた下り線の地上線路(左上:糀谷第1踏切北方の空いた地上線路、中上:糀谷第1踏切跡道路の撤去された下り線線路、右上:糀谷第1踏切北方の空いた地上線路、左下:傾斜高架橋脇の空いた地上線路、中下:傾斜高架橋工事出入り口の空いた地上線路、右下:傾斜高架橋盛土部脇の空いた地上線路20121205)

2013年2月7日に見ると、旧地上下り線線路の撤去が完了し、京急蒲田方の地上ホームの取壊しも進んでいました。

 地上下り線線路撤去と地上ホームの取壊(:糀谷第1踏切跡南方の地上線路撤去完了、:下り線地上構内の線路の撤去完了、:京急蒲田方の下り線ホームの取壊しが進む20130207)

同日上り線高架ホームから下り線高架ホームを見ると、階段、エスカレータおよびエレベータの設置場所に板囲い塀が置かれていますが、これらの新設工事には、高架駅橋下に橋脚柱を建て、補強の地中梁設置工事を行なう必要がありますので、少なからずの時間を要します。

 上り線高架ホームから下り線高架ホームを見る(写真拡大20130207)

同3月1日に見ると、高架駅橋下では橋脚柱の建立準備の工事へと進んでいます。

 糀谷高架駅橋下の工事はこれから(:構内整地の準備作業が進む、:線路が空き橋脚柱建立の工事は可能となる20130301)

同日には、京急空第4踏切南の地上ホーム取壊し跡の、橋脚柱間の補強地中梁設置の準備工事が行なわれていました。

 京急蒲田第4踏切南方では橋脚柱間の補強地中梁設置準備工事が進む(写真拡大20130301)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第1回その2)

2013年02月27日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 京急蒲田より雑色に向かう仮高架線走行列車から20100929 
        
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・南蒲田交差点立体交差
京急下り線の高架化により、踏切が無くなった環8通りと国道15号線の南蒲田交差点が、2004年に工事(「大田区界隈 第1京浜国道立体交差工事 南蒲田立体交差事業現場見学会 その1その2その3」参照)を着手して、2012年12月9日午後4時に立体交差完成で開通しました。

 環8・国道15号南蒲田交差点(左上中上:京急蒲田陸橋上から川崎方を見た環8通りの下を通る国道15号トンネル部、右上左下:陸橋上から川崎方を見た国道15号側道、中下:陸橋下から川崎方を見た国道15号側道、右下:陸橋上から品川方を見た国道15号立体道と側道の合流点20130207)

交差点は、環状8号線の下に4車線の国道15号をアンダーパスとするもので、大田区南蒲田1丁目から同東六郷1丁目までの延長が0.98km(立体部:0.46km)で、幅員が50mの車線数が4~6車線です。完成により、環8通りの交通信号が長くとれ、国道15号通過時間が大幅に解消しました。

 環8・国道15号南蒲田交差点縦・横断面図

・旧仮線高架橋の撤去個所を見る
旧仮線高架橋は、環8通りの渋滞を緩和するために京急蒲田第2踏切南から、同第9踏切北までの区間に2006年築造を開始し、2008年5月18日に完成の仮線高架橋に上り本線が高架移設して環8通り踏切の閉鎖時間が4割減少しました。2010年5月16日には上り線高架橋完成により高架化し、上り線が使用していた仮線高架橋は空きになりました。同9月26日には、空きとなった仮線高架橋に下り地上の本線が移設し、上下線共に高架化となり、環8通り踏切を含めて5個所の踏切が無くなりました。さらに、2012年10月21日には、下り線高架橋の完成により本高架橋に移設して、仮線高架橋は空きとなりました。

 京急蒲田第2~9踏切間の仮高架橋の推移(:蒲田第8踏切と仮高架橋を通過する上下線列車20080518、:上り線高架化により地上下り線路の蒲田第5踏切が無くなる20100926、:元蒲田第8踏切跡付近上の高架橋線路20121024)

同12月5日に京急蒲田第2踏切から仮線高架橋を見ると、線路、コンクリート枕木および電力線電柱とトロリー線や信号機器は撤去されていました。

 仮高架橋上の線路、枕木、電柱、電力線、信号ケーブルなどが撤去される(写真拡大20121205)

2013年2月7日に線路や電力線などが撤去された旧仮線高架橋を、京急蒲田第2踏切から同第9踏切まで地上から見てきました。第2踏切から旧仮線高架橋沿いに南に進むと、切断撤去された電力線電柱が見られます。

 京急蒲田第2踏切跡から第4踏切跡までの旧仮線高架橋(:上部が切断撤去された旧仮線高架橋の電力線電柱、:区道交差点から川崎方を見た旧仮線高架橋、:区道交差点から品川方を見た旧仮線高架橋20130207)

蒲田第4踏切跡は、京急線の東西間を結ぶ要路で利用されています。5年間使用された、仮線高架橋は役目を終え、寂しげに佇んでいます。

 京急第4踏切跡から第5踏切跡までの旧仮線高架橋(:蒲田第4踏切跡から見た旧仮線高架橋(左)、:蒲田第4踏切跡付近から川崎方を見た旧仮線高架橋、:川崎方環8通りを見た旧仮線高架橋20130207)

環8通りは、高架化前には京急上下線の踏切と、国道15号線との地上交差点が接近しており、都内随一の交通渋滞の難所でした。それを解消するために仮線高架橋が活用しました。

 環8通り京急第5踏切跡上の旧仮高架橋(写真拡大20130207)

蒲田第6踏切跡は、環8通りからほど近いところにありますが、第1京浜国道側に葬儀式場の天祥院があります。

 環8第5踏切跡から第6踏切跡までの旧仮線高架橋(:環8から路地に入り川崎方を見た旧仮線高架橋、:仮線高架橋下の道路から蒲田第6踏切跡方を見る、:蒲田第6踏切跡の仮線高架橋20130207)

蒲田警察署の裏の京急蒲田第8踏切跡北方は、世界大戦前にはに出村駅があり、1936年品川―上大岡間の急行列車運転開始時には、待避接続駅として急行列車が停車しました。戦災で被災して休止となり、1949年に廃駅となりました。

 京急蒲田第8踏切跡付近の仮線高架橋(:出村駅があった蒲田第8踏切跡の仮線高架橋、:蒲田第8踏切跡北側から見た仮線高架橋、:第1京浜国道側から見た仮線高架橋(奥)20130207)

蒲田第9踏切は、仮線高架橋の南端で地上に降下します。

 京急第9踏切跡付近の仮線高架橋(:地上近くに降下の仮線高架橋、:蒲田第9踏切跡で地上に達した仮線高架橋、:電柱が残る仮線高架橋20130207)

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大森町界隈あれこれ 京浜急行の高架化 高架化事業完了工事京急蒲田駅編(第1回その1)

2013年02月24日 | 大森町界隈あれこれ 京急関連
kan-haru blog 2013 京急蒲田第2踏切から見た下り地上線路の撤去跡
        
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京急蒲田駅高架化事業完了工事
2012年10月21日に下り線高架化により、下り線本線と空港線が3階高架ホームへ移設されました。下り線高架化時には、一部のホーム連絡階段は未完で工事が続行しており、京急蒲田駅入り口の東西通路の東側は、下り線地上ホームを横断して仮通路の運用です。
今回は、前回触れて無かった個所と、その後の京急蒲田駅の高架化事業完了工事を見ていきます。

 京急蒲田駅南端方構内図

・京急蒲田駅ホームへの通路
京急蒲田駅の入り口は、1階の東西通路から中2階の改札階に、エスカレータ、階段またはエレべ―タで昇り、行き先ホームへの改札口を入ります。

 京急蒲田駅の改札口(:東西通路から改札階へはエスカレータまたは階段で進む20121027、:改札階には正面と側面に改札口がある20121205、:側面改札を入るとエスカレータで2、5番線ホームへ20121027)

京急蒲田駅のホームは、2階が上り線ホーム、3階が下り線ホームの階層構造となっており、各階のホームの構成は本線(3、6番線)と空港線(1、4番線)ホームの他に、待避線(2、5番線)ホームを有しています。それぞれのホームへの通路は、7基のエスカレータと2本の階段およびエレベータで昇ります。
正面改札口を入ると、右方に上り線2階4、6番ホームへの昇りエスカレータ(左)と下り線1、3番ホームへの昇りエスカレータ(右)があり、エレベータはエスカレータの反対に向かい合わせてあります。また、左方のトイレの前をかぎのてに進むと上り線2階4、6番ホームへの階段と降りエスカレータがあります。側面の改札口を入ると、横浜方に上り線2階5番ホームへの2基の昇りと降りのエスカレータがあります。

 改札から各ホームへの連絡通路(:改札を入ると右に2、3階ホームへの昇りエスカレ―タ通路20121027、:左方をかぎのてに進むと上り線2階ホームへの通路、:トイレの前を進むと上り線2階ホームへの階段と降りエスカレータ通路20121205)

・京急蒲田終・発着各駅停車列車ホーム
2012年10月21日に下り線高架化により、ダイヤ改正が行われ待避線ホームを使用して、平日11時から15時(休日は18時)の時間帯に3本/時間の品川―蒲田間の普通列車が新たに新設され、それまでの1時間6本の普通列車が、9本に増設されました。
下り線京急蒲田終点の普通列車は、3番ホームを通過して待避線に入り、2番ホームに停車し、京急川崎車庫に回送されます。上り線京急蒲田始発の普通列車は、川崎車庫から折り返して、京急蒲田の5番線ホームに回送し、蒲田発の品川行きの普通列車となります。

 京急蒲田発着各駅列車の蒲田駅停車2、5番ホーム(左上:京急蒲田止まり各駅停車の蒲田駅2番ホームに入線20121205、中上:下り蒲田終着列車用待避2番ホーム、右上:新設された京浜蒲田駅終着の下り普通列車、左下:5番ホームに入線発車待ちの京急蒲田発普通列車、中下:6番ホームに入線の先行快特列車、右下:発車待ちの京急蒲田発普通列車内20121022)

・旧下り線地上ホームと線路、架線の撤去
2012年12月5日に見ると、旧下り線地上線路の撤去が始まっていました。下りホームの北方の線路と第1京浜国道踏切部の線路は撤去完了しており、電車架線は全て撤去されていました。

 旧下り線の地上の線路と架線の撤去が始まる(左上:旧下り地上ホーム北方の本線線路と架線は撤去完了、中上:旧下り空港線北方の線路・架線撤去完了、右上:旧下り空港線南方の線路未撤去、左下:東西仮通路南側の線路は未撤去、中下:空港支線の線路撤去、右下:第1京浜国道踏切部の線路は撤去完了20121205)

京急蒲田第2踏切跡北方からも、旧下り線地上線路の未撤去の様子を見ておきました。

 京急蒲田第2踏切跡北方の線路未撤去(写真拡大20121205)

2013年2月7日に改札階から、旧下り線ホームを見ると取壊しが始まり、ホーム屋根板が外されていました。

 改札階から旧下り線ホームの取壊し状況を見る(写真拡大20130207)

旧下り線地上ホームの屋根板が外され、ホーム南方の線路が撤去され、バラストも除去されていました。

 旧下り線地上線路、バラストとホーム屋根板が除去(左上:旧下り線道床のバラストとホーム屋根板が除去、中上:電気系統のケーブルが除去、右上:東西仮通路南側の線路撤去、左下:旧下り線ホーム南方の線路撤去、中下:空港線支線の線路撤去、右下:道床のバラスト除去20130207)

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