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瀧尾神社

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写真は、本殿と拝殿。
瀧尾神社(たきお-じんじゃ)は東福寺の近くにある大丸創始の下村家とゆかり深い神社です。

アクセス
JR東福寺駅、京阪東福寺駅で下車し、京阪の改札口から出ます。
改札を出て目の前の伏見街道を左折します。
約100m進んだ右手に瀧尾神社の鳥居があります。

瀧尾神社は藤森神社の境外末社で、祭神は大国主神です。

創建の詳細は不明ですが、平安後期にはあったようです。
元は東大路五条、清水寺の近くにあったそうです。
応仁の乱で焼失し、秀吉の方広寺大仏殿の建立に伴い、現在地に遷されたそうです。
江戸中期に初代・下村彦右衛門の発願による瀧尾神社の造営が成り、以降度々下村家の援助で修復をしています。

伏見街道から入ると、右手に絵馬舎、正面に拝殿、左手奥に本殿、左手に社務所と手水舎があります。
建物はいずれも京都市指定登録文化財です。

拝殿の天井には九山新太郎作の龍の丸彫りがあります。
2023/1/6~1/8の東山福めぐりでは、拝殿内に入ってお参り出来ました。

本殿は手前から拝所、幣殿、本殿と並んでいます。
幣殿の左右に東西廊が配されており、周囲は透し垣で囲まれています。
本殿は貴船神社 奥宮旧殿を移築改造したものです。
各社殿の木彫の鳳凰や動物が見事です。

本殿の右手奥には本殿に背を向けて三嶋神社があります。
また三嶋神社の奥には右手から妙見宮、瀧尾天満宮、金刀比羅宮、大丸繁栄稲荷、 愛宕神社の末社がお祀りされています。


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2024 2/15の拝観報告1(大徳寺 法堂・仏殿 京の冬の旅&涅槃会)

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写真は、涅槃図の掛かる仏殿。

2/15、木曜日です。
この日は午後からお休みを取りました。
きっかけはアマ会のいざ 上洛さんからの指摘です。
「今年は大徳寺の仏殿を京の冬の旅で公開しているでしょう。そしたら2/14と2/15は狩野松栄の涅槃図が近くで見れるんじゃないですか」と。
そう言われてみれば、そう。
全く連動して考えられていませんでした。

確かに近くで見たい。
こんなチャンス、もうないかも知れないから。
でもこれだけで半休取るのか・・・
その時、思い出して調べたら、いい物件が同日にありました。
セットなら半休もありってことで決断しました。

しかしこの日は日程がタイト。
移動に時間はかけられない。
そこで退勤後、駅からすぐに移動できるよう、二条城前駅の3番出口を出てすぐのコインパーキング(1日最大1,000円)に朝6:00時に車を回しておき徒歩で帰宅。
12時で仕事を終えて電車に乗ります。
そして二条城前駅から自分の車に乗り、13:00にやって来たのが大徳寺です。

到着したらいざ 上洛さんも来ておられましたw
法堂はあっさりで、仏殿へ。
掛かっていましたね、涅槃図。
今回の調べで、涅槃図の詳細な掲示期間が2/14 11:00~2/15 15:00と判明しました。
電動で巻き下げ、巻き上げするので早いそうです。
内部での写真撮影は出来ないので、上の写真は拝観後に堂外から撮影したものです。

涅槃図が近くでしっかり拝見出来たので、休んでまで来た甲斐がありました。
13:15頃にこちらを出て、次へと参りました。

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レストラン スポンタネ

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写真は、外観。

レストラン スポンタネは大原野にあるリノベーションした築100年を越える古民家(谷岡家)で、無農薬の自家製野菜を使ったフレンチのお店です。

アクセス
最寄り駅は阪急電車の東向日駅ですが、徒歩圏ではないです。
車では五条通(国道9号線)を西に進み、桂川を越えて中山の交差点で左折します。約2.2km直進するとT字路に突き当たるので、そこを左折します。
左折して約300m、道なりに左に曲がったすぐ左手に表門があります。
駐車場は道なりに左に曲がるすぐ右にあります。

こちらの御主人は13年ほど祇園宮川町で「ビストロスポンタネ」をされており、こちらに移転されました。

人気店なので予約しないと入れない可能性が高いです。
お料理は
ランチ Aコース 4,200円、Bコース 5,500円、Cコース 8,500円、シェフお任せコース 11,000円。
ディナー Aコース 8,500円、Bコース 11,000円、Cコース 16,000円、シェフお任せコース 21,000円です。

ランチのAコースは、オードブル2品、スープ、魚のメイン、肉のメイン、デザート。食後のドリンクはアイスコーヒーがおすすめ。
非常に美味しく、コスパ最強でした。

さて店内です。
表門を入ると正面に玄関、右手に蔵があり、この中も個室になっています。
左手にはお庭があります。
玄関を入ると左手に2部屋並んでいます。
床は板の間ですが、床の間や付書院があり、玄関脇の庭園に面しています。
さらに奥に進むと廊下が左クランクになり、左手に中庭が出てきます。
廊下は左に折れて、中庭伝いに進みます。

この廊下の突き当りに茶室風の4畳半の個室があります。

さらに突き当りを左に進んだ奥の左右に8畳間が2つ並んでいます。
この2間の間に画家 木村英輝さんの襖絵があり、外の庭園は玄関で左手に見えたお庭です。


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2024 2/12の拝観報告(岩倉実相院 京都「実相院門跡」皇室ゆかりの寺院で非公開エリアを執事と巡る特別拝観ツアー −行座・喫茶付き− Otomani)

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写真は、書院の広間。

3連休の最終日です。
この日は予約が1件だけ。

12:05に車で自宅を出て、12:20に東天王町であきさらささんをpick up。
そこから向かったのが、岩倉実相院です。
この日は13時からOtonamiの「京都 実相院門跡 皇室ゆかりの寺院で非公開エリアを執事と巡る特別拝観ツアー −行座・喫茶付き−」に申し込んでいました。
参加者は5名で、うち僕、あきさらささん、キビノクニさんと京loveさんの4名がアマ会員でしたw
参加費は11,000円でしたが、2/1に「誕生日10%割引クーポン」がメールで送信されたので、申し込み直して(笑)9,900円でした。

最初に玄関で沿革と七仙人の間の説明。
そして本堂の内陣、滝の間、波の間、鶴の間と前庭の解説。

さらには滝の間の奥にある上段の間に入れました!
これは初めてですね。
かつては冬に滝の間に入れて、上段の間を外から拝見する特別公開もありましたが、中に入れたのは初めてです。

そして13:45頃かな、中庭の向こう側にある書院に移動。
こちらは2012年の独自の特別公開で入って以来、公開がありませんでした。
それ以来、12年ぶり。
小間の茶室があったのは、全く記憶にありませんでした。

そして上段の間がある一の間で行座体験。
まあ坐禅なんですが、臨済宗の坐禅とはちょっと趣が異なります。
もうちょっと気楽というか、ゆるい感じで時間も10分弱だったでしょうか。

ここで14:15ぐらいになっていて、慌てて喫茶体験へ。
基本お茶を知らない想定をされていたのですが、今回は皆さんスムーズにw
二の間での立礼席でしたが、正直隣の小間で戴く方がよかったです。
まあそれもお客さんがどんな背景か分からないので、しょうがないでしょうか。
本堂の上段の間や書院と非常にレアな経験も出来るので、非常におすすめです。

14:30頃に終了し、帰りはアマ会の4人で同乗しそれぞれ送って帰宅しました。

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京都市中央市場 水産棟

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写真は、外観。

JR梅小路京都西駅から丹波口駅間に沿って、京都市中央市場があります。
その水産棟が整備され、2023/4/1から内部が見学できるようになりました。
月~土は朝5時からせりの見学も可能です。

アクセス
JRの梅小路京都西駅で下車します。
改札を出て左折し、線路に沿って左手に梅小路公園内を歩きます。
約100mで七条通に出るので、信号を渡り左折します。
ホテルエミオン京都の前を通過し、最初の交差点を右折します。
約120m進んだ右手に水産棟への入口があります。

見学は無料で、月~土の5:00~17:00までです。
玄関を入ると既に魚の匂いがします。
左手の階段orエレベーターで2階へ。
2階に上がったら、正面に入口があります。
まずは映像スペースがあり、それを見たらターンして奥に進みます。
奥の2階の廊下沿いを歩きます。
ガラス越しに1階が見え、そこがせりが行われる市場です。

廊下は全長260mあり、右手はずっとガラス越しに1階が見え、
左手には市場の役割、仕事内容や食の流通などの展示や映像が並んでいます。
展示は大きく4つのエリアからなり、
①時を越えて受け継ぐ役割
②産地と消費者をつなぐ市場の流通
ここで廊下が左クランクに折れて、
③水産物と駆け抜けるプロの1日
④進化を続ける京の食文化
です。
最後は廊下を端まで歩くので、丹波口駅との真ん中ぐらいのところに出てきます。

日祝以外は早朝にせりをしており、見学出来ます。
京都市中央市場のHPに開催日が掲載されています。

5時開場で2階の通路から下を見ます。
既に発泡スチロールに入った魚が並んでいます。
せり自体は5:20頃から始まります。
あちこちでやっていますが、始まる場所では抽選で当選した時のような鐘を鳴らして知らせます。
会場の音がマイクで通路にも流れるので聞こえます。
売り手がいて、その方に買い手が持っている手のひらサイズの黒板に買い値をチョークで書いて見せています。
決まると売り手が2つの数字を書きなぐった紙を発泡スチロールに入れて、次へと進んで行きます。
恐らく買い手の番号と、買い値を書いているようです。
18時前には終わります。


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2024 2/11のランチ報告2 最終(鳥米)

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写真は、個室 蘭の間の内部。

松尾大社を出て、11:00前にやって来たのが門前にある鳥米です。
こちらには一昨年の12月に1度来たのですが、スープが非常に美味しかったのでコースで予約しました。

僕とMちゃんと現地でYさんと合流して3人で。
コースじゃない定食や丼だと玄関を入って右手の広間ですが、今回は左手奥の個室です。
1階に個室は4室あり、今回は1番手前の蘭の間でした。
   
        
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写真は、名物 活鶏水煮 11,000円のコース。

お部屋は新しめの数寄屋で、窓の外は庭園。
まずは①八寸。
唐墨は自家製。
②刺身で、左右は塩と醤油ですが、真ん中はごま油にからしを溶いて過熱したもの。これもなかなかいけました。
③炭火で炙った鶏など。
いよいよ④からが水煮です。
まずはスープだけを味わいます。
次は⑤豆腐から単品で。
森嘉のお豆腐。
⑥鶏だけ。
⑦からは具材全部。
3杯ほど戴きました。
水煮が終わると、⑧おじや。
スープの出汁がご飯にあって絶品です。
スープが手に付くとベタベタするぐらいの濃度です。
〆は⑨水菓子。

非常に満足の内容でした。
わざわざ寒くなる冬まで待った甲斐がありました。
13:15頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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筍亭・天鏡院

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写真は、筍亭の玄関。

筍亭(じゅんてい)は西京区桂にあるタケノコの専門料理店で、天鏡院は筍亭に隣接する真言宗寺院です。

アクセス
国道9号線(五条通)を西へと進みます。
樫原盆山の交差点を越えてすぐ、約200m先に右斜めに伸びる細い道があります。
ここに入ります(角に大きく「筍亭」の看板があります)。
ここを入ると住宅街で、約150m先の左手にまず天鏡院が見えます。
天鏡院の境内を左手に見ながらさらに約150m先に進んだ突き当りに筍亭があります。
阪急の桂駅から送迎もあります。

筍亭
最初は竹林で取れたての筍を親しい人に振舞っていたのがどんどん口コミで拡がり、最終的に建物もしっかり建てて今のような業務形態になったそうです。
表門を入ると本館で、右手にロビーが拡がります。
こちらに筍の物販もあります。
本館にもお部屋があり、さらに右手奥に進むと左手側に別館、右手側に新館があります。
また新館の手前に外廊下があり、外に出ると離れがあります。
離れの手前が小篠、奥が竹峯です。
この離れの外周を回り込むように、山に沿って遊歩道があります。
四季折々に花が咲きます。
遊歩道の手前側に立礼席の茶室 筍生庵があり、春はその手前にあるしだれ桜がきれいです。
4月と5月には筍御膳(5,500円から)がありますが、6月、7月でもTELでリクエストすれば裏メニューとして筍御膳を出すことも出来るそうです。

天鏡院
境内の手前が大きな駐車場で、左手に本堂があります。
本尊は波切不動明王だそうです。
本堂前の門を入ると十三重塔があり、さらに奥に進むと庭園が拡がります。
右手に池があり、その奥の小山の上に天宝弁財天堂、左手の奥に大神末司宮のお社があります。


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2024 2/11の拝観報告1(松尾大社 月釜)

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写真は、茶室から見た蓬莱の庭。

3連休の中日です。
この日は以前からランチに行きたいところがあったのですが、折角行くならこちらもということでランチの日程もこの日になりました。

9:00過ぎに車で姪のMちゃんを四条烏丸で拾って、四条通をひたすら西へ。
9:30頃にやって来たのが、松尾大社です。

この日は客殿での月釜でした。
こちらは9時からスタートし、1席30分ずつ+15分のインターバルなので45毎に席が進みます。
多少席が押しても15分のインターバルで吸収していくので、「時刻表通り」に進みますw

客殿に入っり、臨時会費は1300円。
待合で待ちます。
9:45からの2席目に入れましたが、もう男性1人だし雰囲気的にお正客をしましたw

こちらは重森三玲の蓬莱の庭に面した広間。
10畳の上に縁もあるので、相当広く感じます。
2/11ですので、今回のテーマは紀元節。
もう半東さんが自動的にお話して下さいましたので、適宜質問をさせて頂きました。
お菓子の雪餅も瑞々しくて、非常に美味しかったです。
こちらは干菓子も出てくるので、2服です。

10:20頃にこちらを出ましたが、食事まで時間があったので松風苑も拝見しました。
そしてお食事に向かいましたが、もう行くところ分かりますよねw
                              
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京都タワービル

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写真は、外観。

京都タワービルは元京都中央郵便局で、昭和28年に移転する際に京都観光のシンボルとして計画され、昭和39年に開館しました。
外観は11階建てのビルの上に、ろうそくのような形をしたタワーが建っています。

アクセス
京都駅の北側、塩小路通に出ると正面にそびえています。
ビルは東が烏丸通、南が塩小路通に面しています。

B1から2階は京都タワーサンドという、飲食やお土産の施設です。
B1はフードコートのようになっており、ぎょうざの亮昌、焼肉弘や鳥せいなど京都の地元のお店もあり、複数のお店で少しずつ買って食べるのもいいです。
1階はお土産物の他にスターバックス、辻利や果寮 伊藤軒も入っています。
伏見の伊藤軒 本店は車がないと行けない上に混んでいるので、こちらは助かります。

京都タワー
伊藤軒は1階の北西部にあるので1番奥にあたります。
この左手に京都タワーに上る11階への直通エレベーターがあります。
このエレベーターの前にもチケット売り場がありますが、11階にもあるのでどちらで買っても構いません。

11階に上がるとチケットカウンターがあり、その奥のエレベーターで展望室5階に上がります。
ただしそれは人が少ない時で、人が多い時はグルっと1周並んでからエレベーターに乗ることになります。

京都タワーはろうそく型をしており、受け皿にあたる下の方が展望室1階~3階。
これは帰りに寄れます。
炎の部分にあたるそろばん玉のような部分の上が展望室5階、下が展望室4階です。
メインは上の展望室5階になります。
頂上まで131mとこれより高い建物がないので、非常に眺めがいいです。
階段で展望室4階に降りれます。
こちらは一部がスタッフルームなのでしょう、見れるのは270度ぐらいです。
ただし5階よりは人が少ないので見やすいです。
帰りのエレベーターは展望室5階からでも4階からでも乗れますが、人が多いと5階で満員になり4階からは乗れない可能性があるので、5階から乗る方が。いいいでしょう。

下の部分にあたる展望室3階にはバーがあり、展望室4階から3階までは長いらせん階段があります。
展望室1階には京都タワーのお土産物が並んでおり、1周して元のチケットカウンターに戻ってきます。


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2024 2/10の拝観報告4 最終(白亜荘 十日市)

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写真は、1階の廊下。

京都御苑の近衛邸跡休憩所を自転車で出て、東へ。
13:35頃にやって来たのが、京大の吉田南構内の東側にある白亜荘です。

白亜荘は1919年にヴォーリスのよって建築された、吉田教会の女性信者のための寄宿舎でした。
その後変遷を経て、今はアパートになっています。
そして毎月10日前後に十日市を、このアパートの中で開催しておられます。

ヴォーリスの大正建築で今も現役の建物なんで、古いです。
しかしその古さがいいですね。
外観、特に玄関周りはタイル張りでいい感じですね。

上の写真は玄関を入って右手の廊下。
写真では暗くて分かりにくいですが、階段の1番下の部分はR構造です。

各部屋でタイ式マッサージ、カフェ、古本屋や芸術的展示などをしておられました。

13:50頃にこちらを出て、この日は帰宅しました。

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京都駅ビル2 広場 通路

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写真は、大階段。

京都駅ビルには密かに多くの広場や通路が設けられています。
さて前回述べたように、京都駅ビルは東側にホテルグランヴィア、西に伊勢丹があり、その間が巨大な吹き抜けで中央口のがあり谷状になっています。
この吹き抜けから伊勢丹側へのエスカレーターを上がると、伊勢丹の前に2階レベルで南北自由通路があり、改札外で京都駅を縦断出来ます。

南遊歩道
この自由通路を少し南に進んだ左手の階段を上ると、3階レベルで南遊歩道があります。
京都駅ビルの南側の3階を東西に横断する広い通路です。
この東西の両端には駅前の1階から上がれる長い階段がありますが、使っている人はほとんどいません。

室町小路広場 
南北自由通路側からさらにエスカレーターを真っすぐに登ると、4階レベルで室町通に面した室町小路広場があります。
イベントなども出来る広さで、室町通側からの景色を駅ビルで塞がないように空いた穴を利用したスペースです。

大階段 大空広場と葉っぴいてらす
そしてその広場の正面に伊勢丹の屋根として大階段があります。
上まで171段あり、毎年2月の「JR京都駅ビル大階段駆け上がり大会」が行われたり、休憩で座っている方もおられます。
この大階段の上には大空広場と葉っぴいてらすがあります。

烏丸小路広場
中央口に戻ります。
今度は反対の東側のエスカレーターを登ります。
すると烏丸通に面した4階レベルに烏丸小路広場があります。
ここからの京都タワーがきれいです。

南広場
そしてこの烏丸小路広場を南側に進むと、京都駅ビルの4階の東西を横断できる南広場があります。
これは室町小路広場につながっています。

烏丸小路広場からエスカレーターをさらに上がると、東広場があります。
ここには京都駅ビルを精緻に再現した巨大なレゴブロックが展示されています。

空中径路
東広場からさらにエスカレーターを上がると、京都駅ビルの北側に面した空中径路があります。
透明の筒状の廊下が、京都駅北側の10階レベルで東西に横断しています。
京都市内が一望できるので、送り火の際は事前予約制で観賞会が行われます。
空中径路の西側は伊勢丹の10階に接続しています。

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2024 2/10の拝観報告3(近衞邸跡休憩所 SASAYAIORI+京都御苑)

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写真は、近衞邸跡休憩所。

清浄華院を出て、石薬師御門から京都御苑に入ります。
石薬師の云われはいいでしょうか。
以前聞いた話と内容がくっつくと、さらに面白いですよね。

京都御苑に入って向かったのが、近衞邸跡休憩所。
13:05頃に到着。
こちらの休憩所には「SASAYAIORI+京都御苑」というカフェがあります。
今回は京の冬の旅のスタンプラリーを3つ集めた「ちょっと一服」の休憩に来ました。
今年からの参加ですよね。

       
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写真は、京の冬の旅のちょっと一服のほうじ茶と栗パイ。

内容は写真のようにほうじ茶と栗パイ。
これを戴きながら休憩しました。
やはりちょっと一服は俵屋吉富が内容的には1番ですね。
名物の雲龍にお薄も戴けますし。

13:20頃にこちらを出て、この日の目的地に向かいました。

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京都駅ビル1 改札・ホーム

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写真は、外観。

現在の京都駅ビルは原広司の設計で、1997年に完成した4代目駅舎です。
中央改札の巨大な吹き抜けと、西側の伊勢丹にある大階段が非常に特徴的です。

まず大まかな構造は東側にホテルグランヴィア、西側に伊勢丹があり、その間が中央口の巨大な吹き抜けになっており谷を形成しています。
駅の主な改札は、まず京都駅0番ホームからそのまま正面に出る中央口。
そのままバスターミナルがあるので、バスへ乗り換える際は便利です。

そしてホームの東側には地下に南北の通路があり、北側に地下東口があります。
地下鉄に乗り換える場合は、この地下の改札が便利です。
また改札の外には地下自由通路があり、改札外で京都駅を縦断出来ます。

駅の中央には高架があり、この真ん中に西口があります。
ここから出ると改札外で京都駅を縦断出来る南北自由通路に出ます。
伊勢丹へはここが最短です。
またこの高架を北に進んで1階に降りると前述の中央口に出ますし、逆に南に進むと新幹線中央口があります。

さて新幹線の11番~14番線は、駅の1番南にあります。
ホームからコンコースに降りると西側に新幹線中央口が目に入ります。
これを出ると前述の南北自由通路に出ますが、地下鉄への乗り換えが遠く不便です。
なので地下鉄に乗り合える場合は、新幹線中央口と反対の右手奥に進み、奥に隠れたエスカレーターで降りて、新幹線八条東口改札から出るといいです。
改札を出て、左手にUターンした階段を降りた左手に、地下鉄の南改札があります。
またこれと類似しているのが、在来線の1番南にある奈良線から地下鉄への乗り換えです。
東福寺や伏見稲荷からJRで京都駅に来ると、南の8、9,10番ホームに着きます。
地下鉄に乗り換える場合、最後尾の車両に乗り、階段を下りて左手(南側)にある八条東口から出ると新幹線八条東口改札の隣に出るので、地下鉄への乗り換えが近いです。

さて京都駅のホームについて。
京都駅のホームは北から、0番ホーム、2番ホーム・・・10番ホームと在来線があり、11番ホーム~14ホームは新幹線。
0番ホームの西側に山陰線の30ホームから34番ホームがあります。
なぜ1番ホームがないのか?

まず前提として「鉄道会社側はホームじゃなくて線路(番線)基準」だという認識を抑える必要があります。
今の4代目駅舎を作るまでは在来線は1番ホームからあり、新幹線は11番ホーム~14ホームでした。
しかし駅舎を新築する際に線路の数も増やしたところ、在来線が11本になりました。
すると今のままでは1番線~11番線になっちゃいます。
しかし11は新幹線が使っているので、「0番線~10番線として使うことにした」んです。
さらに線路の北から2本目の1番線は主に貨物列車の通過に使う線路で「ホームがない」んです。
もし上から1番ホームすると、0番線-1番ホーム、2番線-2番ホーム、3番線-3番ホーム・・と、最初だけ数がズレる。
これが鉄道会社側からすると非常に紛らわしい。
なので番線とホーム番号を合わせた結果、1番ホームがなくなりました。

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2024 2/10の拝観報告2(清浄華院 涅槃会)

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写真は、表門。

イカヅチうどんを出ました。
本来はお店での行列を警戒しており、もうちょっと遅くなるかと思っていました。
意外に早く戴けたこと、また結構お腹が膨れたこともあり、
ちょっと自転車で戻ってみることに。

12:50頃にやって来たのが、京都御苑の東側にある清浄華院です。
アマ会の桜さんから2/1~2/15まで涅槃図が公開されていると伺ったので、この機会に来てみました。

表門を入って左手奥の御影堂(大殿)での公開。
ちゃんと現地にも案内が出ていました。
御影堂に入って左手に大きな涅槃図が掛かっていました。
海北友賢の作で、中央下に猫がいるのが特徴です。

また脇壇の泣不動尊も同時に御開帳されていました。
それらを拝見して、13:00頃にこちらを出ました。

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晴鴨楼

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写真は、1階の十號室。

晴鴨楼(せいこうろう)は川端五条にある江戸時代からの旅館です。
数寄屋建築が目を引きます。

アクセス
京阪電車の清水五条駅で下車します。
2番出口から地上に出て、そのまま五条通を直進します。
約25m先の最初の交差点(問屋町通)を右折します。
そこから約100m先(途中に半兵衛麸 本店を通過します)の右手に晴鴨楼があります。

宿泊施設ですが、宿泊者数に余裕がある場合は夕食を戴くことができます。
夕食は懐石のコースで15,000円から、2名以上です。

表門から入ります。
玄関を入ると左手にチェックインカウンター、正面に花頭窓のある待合、
左手と待合の右手に真っすぐ廊下があります。
待合は2間連続の洋間で、天井の外周は竹で折上げ中央は木の格天井になっていました。
正面の廊下を進みます。
途中右手に2階への階段があり、廊下が右クランクします。
廊下はクランクしたところで、屋内ですが石畳になります。
廊下は途中で5段下がり、右手に廊下が分かれまた5段上がります。
この下がった廊下の右手の奥に新館があるそうです。

階段を上がると廊下は左に折れ、この奥に旧茶室のお部屋があります。
中は4畳半+縁。
違い棚と床の間があり、床柱は桜の面皮付き。
床の間の中の上方の角には、亀甲竹が少し見えています。
鴨居は黒く太めの竹。
中は竿縁天井ですが、縁の方は化粧屋根です。
外には飛び石、灯篭に手水鉢が配されたお庭があり、腰掛待合も正面に見えました。

玄関に戻り、今度は左手の廊下を進みます。
廊下が小さな坪庭に突き当り、左手には太鼓橋に続いて石段があり、その上は手洗いになっていました。
廊下の突き当り右手が十號室です。
次の間を経て本間があります。
次の間の欄間は瓢箪、本間の欄間は竹の意匠。
違い棚、床の間があり、床柱は杉ですが、左は四角で右は丸太です。
鴨居は一周杉の丸太。
また天井の竿が波打つように一定間隔で削られており、きれいで手が込んでいます。
さらに変わっているのが縁が1畳分左で切れており、仕切られています。
仕切られた左手の方スペースには付書院(千鳥の引手)、格天井の1畳を経て、庭に迫り出すように1畳の空間があります。
書斎と呼んでいるそうで、造りつけの木のテーブルに花頭窓のような窓。
その窓には歪みのある古いガラスが入っていました。
このような仕様はこちらでしか見たことがないです。

次の間の反対には浴室がありますが、この左手にステンドグラスがあります。
これは最初の廊下の突き当りの坪庭の上の反対側になります。
浴室には高野槙の浴室があります。

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