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2024 2/17の拝観報告1(真葛窟茶室 尚古軒 京都茶の湯への誘い)

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写真は、茶室 尚古軒。

土曜日です。
この日は朝からお茶会に出かけました。
市バスで馬町へ。
9:45頃にやって来たのが、真葛焼の宮川香齊邸です。

2023年秋にパリで「世界を魅了する京都茶の湯への誘い」という催事を老舗13軒で開催され、その跡見のお茶会があるとアマ会の桜さんに教えて頂いて参加しました。
日程は2/17と2/18で、1日5席。
1席16名ほどで、参加費は5,500円でした。

現地に到着するとアマ会のfripertronicusさんとMZさんも同じ席でした。
待合で少し待ち、隣の8畳の広間へ。
席主さんと懇意な方が御正客に内定していましたw
広間は琵琶床もあり、明るい茶室。
隣に4畳半台目のお茶室がありますが、この日は拝見出来ませんでした。

うぐいす餡のお菓子を戴き、まずは薄茶を1服。
真葛焼のお宅なので梅が描かれた多様なお茶碗が出てきて、その都度説明して下さいました。
牛に乗った道真と紅梅のお茶碗なども面白かったですね。

そしてそのまま2服目でしたが、お菓子がフォションのマカロン。
フランでの催事の跡見なのでw
そしてマカロンに合うようにクリーミーなお茶にしておられました。

席の後は隣のお部屋に箱書きやお茶碗が並べてありそちらも拝見し、お茶室の写真もOKでした。
しかし隣のお部屋の襖の引手がすべて陶器でオシャレでしたね~~

10:45頃に終了しお庭伝いに退出。
もう2席目の方が来られている頃でした。

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SIGHTS KYOTO

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写真は、2階の廊下。

SIGHTS KYOTO(サイツ キョウト)は宮川町にある築約100年の町屋で、今は1階はバー、2階はコワーキングスペースとして活用しておられます。

アクセス
京阪の祇園四条駅で下車して、地下道をずっと歩き1番から地上に出ます。
地上に出てすぐ前の団栗通を右へ進み、右手の公園の角をすぐに右折します。
約60m進んだ右手、水廉の隣にSIGHTS KYOTOがあります。

今回は2023/3/5の町屋の日に開催された1日体験で内部を見学しました。

玄関を入ると、右手に2階への階段と玄関間があります。
正面は土間のようになっており、一面仕切りのないスペースにカウンターバーがあります。
このカウンターの奥には立石から水が流れ落ちる坪庭があり、さらにその奥に3畳間が個室にようになっています。

2階へ上がります。
階段を上ると横に廊下がまっすぐに走ります。
左手は宮川町沿いの3畳間が2つ繋がっています。
床の間、違い棚があり、今はソファーがあってくつろぐ感じの部屋です。

廊下の右手に進むと3畳間が左右に2つずつの計4つ部屋が並んでいます。
床の間の跡や丸窓なども残っています。
今はテーブルと椅子があるワーキングスペースです。
廊下をさらに奥に進むと、右手は下の坪庭からの吹き抜けになっており、
左手は4.5畳ほどの広めの部屋が廊下に迫り出しているので、ここだけ廊下が細くなっています。
昔はここはダンスホールだったそうなので、実質遊郭な感じであったそうです。
今はフローリングでコピー機やロッカーがある共有事務スペースです。

さらに廊下を奥に進むと川端通沿いの6畳間になります。
ここにも床の間や違い棚があります。

この部屋に向かって右手に急な3階への階段があります。
3階は8畳間で昔は下人部屋だったそうです。
床の間の袖壁が自然木で吹き抜けになっているのが特徴的です。


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