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2024 1/25の拝観報告2(南禅寺 最勝院高徳庵 書家・國廣沙織氏に学ぶ豊かなひらがなの世界 −坐禅体験付き)

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写真は、仏殿。

烏丸御池駅から地下鉄東西線に乗って、蹴上駅で下車します。
9:10頃にやって来たのが、南禅寺の水路閣のさらに奥にある最勝院高徳庵です。
この日からOtonamiで「南禅寺 最勝院高徳庵 書家・國廣沙織氏に学ぶ豊かなひらがなの世界 −坐禅体験付き」が開催されました。
定員は4名で、9:30~11:30。
参加費は9,900円でした。

左手の玄関から中に入り、体験は書院の1室です。
こちらに荷物を置き、まずは最初に体験する坐禅のために奥の仏殿に案内されました。
まだ時間が早かったので、ご住職が本堂にもお参りさせて下さいました。
内陣には駒大僧正がお祀りされていますが、お厨子は閉まっていました。

そして9:30~10:00まで、仏殿で坐禅体験。
30分連続。
この日の参加者は3名で、1人はアマ会のfrippertronicusさんでした。

書院に戻って筆ペンでくずしたひらがなの練習をしました。
これが今のひらがなに近いものもあれば、漢字をくずしたものある。
さらにその漢字も当て字で、同じ音でも書いた人の選択次第で違う字だったりしますw
「れ」とか「わ」とかは今と同じですが、「か」なんて「可」を当ててしかもくずして筆記体のようにつなげて書くので「す」の横棒がない一回転だけだったりしますw
その辺はもとの形を先生が教えてくださるので、「それを書く気持ちで省略して書く」ような感じになります。
如何にきれいにつなげるか、そのためにどの字を当てるかが当時は腕の見せ所だったのかもしれないですね。
陽明文庫で見た藤原行成の和漢朗詠集、字が華麗に踊っているようでしたもんね。
ひらがな1文字ずつから和歌、そして自分の名前を練習して、11:30頃に終了しました。

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俵屋旅館1 予約 概要

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写真は、玄関先の坪庭、ラウンジと2階への階段。

俵屋旅館(たわらやりょかん)は江戸時代に創業した京都でも有名な老舗の高級旅館です。

アクセス
最寄り駅は地下鉄東西線の京都市役所前駅。
改札を出て左手へ地下道を真っすぐに端まで進みます。
地下道の端まで来たら、左手から地上に出ます。
地上に出た目の前の左右の道が麩屋町通ですので、これへ左折します。
約50m先の左手に俵屋旅館の玄関があります。

俵屋旅館には現在稼働しているお部屋が17部屋あり、それぞれが趣の違う設えになっています。
リピーターの方はTELでお部屋を指定して予約されたりしますが、
初めての方はお部屋も分からないのでJTBのホテル予約サイトから予約するのがいいでしょう。
JTBから予約すると新館の竹泉の間か、旧館の寿の間になるようです。
JTBからだと1泊2名で15万ぐらいです。

正面の入口から入ります。
廊下が右クランクして、左手に玄関があります。
玄関を入って右手に進むと、右手に2階への階段、正面に坪庭があります。
坪庭は採光の役割もあり、この辺りがポッと明るいです。
坪庭の奥にはラウンジ、そのさらに奥には図書室があり、いずれも4畳半ぐらいの落ち着いた雰囲気で共有スペースです。

坪庭の左右に廊下があり、右手に進むと廊下が左クランクし突き当りに「寿の間」があります。
その寿の間の手前に3畳の茶室 苞菴(ほうあん)があります。

玄関を入って右手の2階への階段を上がり、左手から奥に進むと1段下がり最奥にアーネスト スタディ(書斎)があります。
こちらも共有スペースで、屋根裏を洋風に設えており、ネットでの調べものなどが出来たり、ソファーでゆっくりも出来ます。

坪庭の前の廊下を今度は左手に進みます。
廊下の左手は厨房と配膳室。
途中に右手にギャラリーがあり、俵屋グッズを販売押しています。
さらに進むと廊下が1段下がり焼き瓦になり、右手はお庭になります。
ここから先が50年前に鉄筋で建て直した新館になります。
お庭に沿って喫煙室があり、廊下の先には新館2階への階段があり、天井広井は網代天井です。
この廊下突き当りの左手が竹泉の間で、こちらに宿泊しました。

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