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2024 2/23の拝観報告1(一力亭 にいさん茶会 お茶席)

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写真は、4畳半の小間。

3連休の初日。
この日は随分前から予約していた件でした。
毎月23日に一力亭裏の祇園商店街振興組合の事務所で「にいさん茶会」という月釜を中路さんがしておられ、以前訪問記も書きました

2/23の天皇誕生日はスペシャル会。
今年は表に出て来ようということで、一力亭で開催するとアマ会の桜さんから教えて頂き、早速予約していましたw
お茶席は4席あり、10:30~、11:15~、14:00~、14:45~。
その間の12:00~14:00は皆さんで宴会です。
会費は1人55,000円でした。

僕、桜さん、あんとんさんやIさんは1席目でしたので、10:00過ぎには到着。
中に入ります。
今回の待合は祇園祭献茶会の際の本席のお部屋。
そして逆に宴会場が祇園祭献茶会の待合のお部屋でした。

理由は行けば分かるのですが、この待合の部屋の隣に4畳半の小間があるからなんですね。
壁がベンガラなのが雰囲気あります。
1席目は9人。
皆さん早めに来られたので、10:20頃には始まりました。
席主の中路さんが面白い方なので、皆さんリラックス。
9人なので皆さんにお点前して下さいました。
お席は11:00頃に終了し、1時間の待ち。

最初は「1時間待つのか~~」なんて言っていましたが、皆さんとお話しているとアッという間でしたw

12:00には2席目も終わり、皆さんで宴会です。

       
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写真は、菱岩のお食事。

大広間に40名ほど集まりました。
お食事は菱岩のお弁当。
そりゃね、美味しいですよ。
そして30分ほどして、宴もたけなわになります。
続きは明日に。

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天㐂


写真は、本館への中庭。

天㐂(てんき)は千本今出川にある昭和8年より創業のてんぷら屋さんで、京料理とてんぷらを融合した天ぷら会席を初めて発案されたお店だそうです。

アクセス
千本今出川のバス停で下車します。
千本今出川の交差点を千本通に沿って北上します。
約100m進んだ左手に、天㐂があります。

食事ですが、ランチは椅子席のコースは 3,850円から、天ぷらコースは平日6,600円から、土日は7,700円からになります。
夜は8,800円からのコースになります。

左手の玄関を入ると正面に石畳の廊下があり、左手には腰掛待合が、右手奥には階段があります。
右手の階段を上がると2階の踊り場の屋根が駆け込み天井になっています。
網代天井の廊下の奥に、35畳の松の間があります。
奥に床の間があり、手前は舞台になっており、芸舞妓さんの舞を見れるようになっています。屋根は船底天井です。
こちらで1番大きなお座敷です。

1階玄関の廊下に戻ります。
廊下の天井も手前は網代、奥は船底天井です。
こちらはとにかく網代天井が多いです。

廊下途中の右手に網代天井に駆け込み天井を重ねたテーブル席、その右手には
檜の一枚板のカウンター席があり、揚げたての天ぷらを頂けます。

廊下をさらに進むと、中庭に出ます。
中庭には池があり、石橋が架かっています。
右手には本館が、左手には離れがあり、奥の廊下で繋がっています。
こちらの2棟はお座敷の席です。

右手の本館の玄関から入ります。
正面に2階への階段、左手に廊下があります。
廊下は正面と左手に分かれ、正面は本館の奥に、左手は離れに向かいます。
左手の廊下は網代の船底天井です。
廊下を左に折れると離れの玄関で、船底天井に琵琶棚があります。
さらに奥に奥に進むと左手に4畳半の水屋の個室と、4畳半の茶室の個室があります。茶室には躙口があり、外は露地庭園になっています。
この廊下のさらに奥にもお座敷がありますが、当日はお客さんがおられたので入っていません。

本館の玄関に戻ります。
廊下をまっすぐに進むと、正面に2階への階段があるので登ります。
階段を登った奥に、27畳の日の出の間があります。
奥に床の間と大きな火頭窓があり、こちらで2番目に大きな広間です。

本館の2階に上がります。
こちらはもう通常使用されていないそうです。
階段を上がったところに、屈曲した自然木の中柱があります。
その右手に座敷があります。
付書院が台形で円窓。
琵琶棚は半円形になっていました。


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