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ザ・プリンス 京都宝ヶ池2 宿泊者限定 館内ツアー・茶寮のお茶席
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/4c/b291be8aae91c60dc318aa53d524d6b2.jpg)
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写真は、茶寮の16畳の間。
プリンスホテルでは宿泊者限定(デイユースでもOK)で月に2回日曜日の11:00~12:30まで、館内ツアーを無料で2022年の夏ごろからしています。
またまいまい京都でも平日にランチをプラスして、このツアーを募集しています(11,000円)。
また茶寮での呈茶も月2回日曜日に開催しています(1人2,000円)。
第3日曜日だと両方開催しています。
チェックインカウンターの前に集合します。
まずはホテルのエレベーターホールとロビーから階段を下りて地下2階へ。
この辺りは通常でも入れるとことで、解説は前述です。
そしてゴールドルームの中へ。
ホワイエを経て中に入ると、楕円形のホールです。
壁面に森林をイメージしており、側面はガラスモザイクが施されています。
床は木組みなので、ダンスフロアとしてもいいそうです。
地下2階のフロアのカーペットは改修時に新調していますが、このフロアの控室に入ると、薄紫の元の落ち着いたカーペットが残っています。
こちらも通常非公開です。
そしてエレベーターで客室へ。
客室は2階から8階の7フロア。
元々G7を京都国際会議場で行うことを想定して造られたので7フロアあり、各階にスイートルームがあります。
ホテルがドーナツ状ですので廊下も弧状になっており、先が見通せません。
これはプライバシー保護にもなっているそうです。
お部屋は1番小さなデラックスフロアでも40㎡弱あるので、十分な広さです。
3階のスイートルームへ。
居間とベッドルームがあり、机、テレビ台や照明も村野藤吾の設計。
天板は重く見えないように周囲は薄くしていますが、中央部分は厚く重厚。
内装も白く明るい基調で、角が少なく湾曲しています。
窓からモニュメントまでの屋上が見えますが、一面芝生になっているんですね。
ここまでは毎回同じようです。
ここらは通常茶寮へ行くことが多いようですが、僕の会は6階の西陣スイートと1階のバー アスコットでした。
まずは6階の西陣スイートへ。
こちらは2007年の改修時に造られました。
西陣の町屋をイメージしています。
入った正面にクローゼットがあり室中が見えません。
右手に回り込むと居間ですが、ソファーより手前は真っすぐ奥まで土間のようになっています。
そしてその土間はベッドルームにも続き、ベッドは1段高いですが土間は部屋の最奥まで続いています。
通り庭をイメージしているようです。
室内はグレーで暗め、窓側の縁との境には低い袖壁があります。
1階に降りて、バー・アスコット。
こちらも創業当初からほぼ改修されていないそうです。
窓がないL字の室内で、イングランド調。
バーカウンターもソファーもすべて曲線です。
バーカウンターの手前には肘置きがあり、座って肘をついても楽でした。
茶寮
以前は外部参加も可能なお茶席があったりしたそうですが、最近は見かけません。
今回は2022/5/15と5/29の14:00~16:30に30分毎に開催された宿泊者限定のお茶席(1人2,000円)にホテルをデイユース(下限1室15,000円、2名利用可)して参加しました。
茶寮のアプローチを進むと、苔のきれいな露地の飛び石を歩き玄関へ。
玄関間の右手に廊下があります。
廊下に向かって右手に4畳半の小間の茶室があります。
化粧屋根と葦の天井ですが、葦の奥にライトがあるので明るいです。
この手前には水屋が、廊下正面の外には腰掛待合があります。
廊下を左手に進むと、ほぼ正面に8畳の広間があります。
化粧屋根と竿縁天井ですが、天井がもみじと桜型に繰りぬかれている部分があります。
廊下は左手にクランクし、さらに奥の右手に大きな16畳間があります。
中央は堀り席になっており、付書院、床の間があり、写真のように天井も凝っています。
隣に池のある露地庭園もきれいです。
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