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矢守邸

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写真は、離れの主座敷。
矢守邸は円町の北東にある町屋で、毎年11/23頃に3日間ほど 「京町家と組子の灯展」で内部を公開されます。
アクセス
JR嵯峨野線の円町駅で下車して、丸太町通を右折します。
約500m先の御前通へ左折します。
約400m先、道故寺の隣に矢守邸があります。
大正14年に平屋で建築され、昭和4年に2階部分が増築されたそうです。
正面右手に玄関、左手には出窓があります。
玄関を入ると玄関庭があります。
左手が正式な玄関で、正面は勝手口。
勝手口の奥は本来通り庭ですが、今は床を上げてフラットにし台所になっています。
右手の玄関から玄関間へ。
左手に出窓、正面左手が床の間と床脇。
床柱は亀甲竹で、しかも下まで届かず途中で切れています。
正面左手には2階への階段があります。
1階の左手は4畳間と奥に6畳間が並んでいます。
間には竹の欄間があり、6畳間には吊り床。
障子の組子の意匠が非常に細かいです。
この奥は右手がぬれ縁の坪庭。
うろこ石が敷き詰められ、六角形石燈籠があります。
さらに奥は離れです。
離れは5畳の前室と8畳の主座敷。
間には菊と桐の欄間。
8畳間の床の間の床柱は皮付き赤松、床板はケヤキの中杢、框は黒柿。
床脇の地板は松です。
玄関間に戻り、2階へ。
階段を上がると3畳間があり、通り側が吊り床のある4畳半。
奥側が6畳間。
床の間と床脇の地板は一枚板の松。
床柱は欅です。
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