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山中油店2 粲宙庵 庭園 平安宮内裏の宿 京まちや平安宮


写真は、山中油店の東側の水車や蔵。

山中油店の向かい側にある町屋を改装したギャラリーです。
町屋の通り側半分ぐらいをフラットなフローリングにして、展示スペースにしています。
左手のスペースには蒔絵師 下出祐太郎氏の作品が常設で展示されています。

平安宮内裏から西陣の味と歴史を巡る
庭園
通常奥の庭園は居住スペースのため公開しておられませんが、2021/11/20の「平安宮内裏から西陣の味と歴史を巡る」で、見学させて頂きました。
「神仏燈明売捌処」の扁額のある門を入ると、右手に蔵の扉、左手に池のある庭園があります。これはお店の事務所の裏に見えているお庭です。
池には石の八つ橋が掛かっており、ここにも水車が回っています。
これは元々こちらだけにしか水車がなかったのですが、あまりにも「見せてくれ」という要望が多かったので、外にも作ったのだそうです。
さらに奥には中央にドーナツ状の円形の人工池がある広いお庭があります。
この邸宅より古い樹齢の杏の古木や、実が鈴なりの柿が2本ありました。

平安宮内裏の宿
上記イベントでは、綾綺殿の道を北上し、次の交差点を左折したところにある
平安宮内裏の宿の内部も見学出来ました。
10軒長屋のうち6軒がゲストハウスにリノベーションされています。
かつての内裏の跡地にちなんで、左から弘徽殿(こきでん)の南邸、壱の局、弐の局、参の局、承香殿 西対、承香殿 東対となっています。
天井の太い梁、奥庭、畳の部屋はそのまま残し、2階の虫小窓のスペースをベッドルームにしています。
それぞれに内部が違って同じじゃないのも魅力ですし、1棟貸しなので3~4人の家族連れなどではさらにお得です。

山中油店が所有する町屋で、場所は本店の水車の道を挟んで向かい側の角です。
同志社女子大学の公開講座を月1回こちらで開催しておられ、事前予約制で一般でも参加可能です。
玄関を入ると右手に3畳の玄関間があります。
この左手に2階への階段があります。
正面奥が6畳の三の間で天井は枠の大きな木の格天井で、洋室風になっています。
その左手に4畳半の二の間、さらに奥が8畳の一の間で、床の間や床脇があります。
さらに奥は奥庭です。
一の間にプロジェクターを置いて、二の間で14:00~16:00で講座を拝聴します。
2階に上がります。
階段を上がった正面に縁の廊下があり、この右手に2間あります。
手前が6畳間で道側が板の間になっています。
北山杉の床柱、竹節の大きな窓が階段側にあります。
奥が8畳間で、床の間から床脇まで床は1枚板。
床脇の地袋は三角形になっています。


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