雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

醒ヶ井養鱒場

2007年08月17日 | 滋賀散策
醒ヶ井には明治11年に設立された日本で一番古い養鱒場があります

醒ヶ井を訪れた本当の目的は梅花藻でしたが、川が増水して濁っていたためまったく梅花藻を見ることが出来ず近くにある醒ヶ井養鱒場へと向うことにしたのです

訪れた日は曇り
前日豪雨だった為大気が安定しておらず、すごい風が吹いていました

    

道中、田んぼの稲が風で吹き荒れています

醒ヶ井駅から南へ5分ほど車を進ませた山中に養鱒場があります
入場料金は大人250円
ペット同伴もOK

    

湿った空気が日本に流れ込んでいてとても蒸し暑い日でしたが、ここ養鱒場までくると気温も4℃ほど下がっていて風がとても気持ちよかったですよ

正面ゲートから場内に入りました

場内は昭和の香り
バブル前の雰囲気をそのまま残しています

正面ゲート近くに売店がありました
懐かしい風景

    

思わず子供の頃を思い出してしまうような佇まいです
売店のおばさんも昭和の人
時間がそのまま停まってしまっていました

鑑賞池
この養鱒場で一番大きな池

    

池の周囲には桜と楓が植えられていて春と秋には美しい景観を見せてくれます
ちょっとした穴場かも

先ほども書きましたが、ここは時間が停まっている様です
観光地として整備された時はそれなりに観光客も訪れたのでしょう
宿泊施設もありましたが、その後各地に色々なアミューズメントが造られ、人々の趣向も多様化し、かつての盛況ぶりをうかがうのみ

    

時代の流れの中で本流から外れ取り残された場所
そんな感じがします



豪雨の翌日
鍾乳洞からの水と川の水が合流
濁流が茶色の筆で川を塗ったような風景

    

前日の雨の凄さを見た瞬間でした


養鱒場には梅花藻を間近で観察できるコーナーもありました

    

でも醒ヶ井よりも高い位置にあるここでは梅花藻は花の季節を終はまだ少し先
残念

場内、奥に向って色々な魚を養殖する池が続いています

    

雨の後なので水が濁っていますが、普段はエメラルドグリーン色で綺麗な色ですよ

一番奥は鱒の稚魚の養殖場
人工的に管理されたプールで養殖されていました

    

楓に覆われた池
秋の紅葉狩りも楽しめます
このブログを見て興味を持たれた方、是非行ってみてください
特に家族連れには最適です

    

釣堀もあるので、家族で一日楽しめますよ

    

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