雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

犬山城2

2009年10月04日 | 愛知散策
犬山城は1537年に築城されている

   

築城したのは織田信康
有名な織田信長と同じ織田家の家系で叔父にあたる人物
1537年というと信長が生誕してから3年後の年
余談だが犬山城が築城された時には信長は既に那古野城主であったと記述がある

        

元々、犬山には城があった
遡る事約60年余
織田広近が木ノ下城と呼ばれる城を築いている
場所は現在の犬山城とは違った場所で
犬山市市役所の西にある愛宕神社の境内が城であったらしい
犬山城の南南西約1kmの地である

       

この木ノ下城を廃して城郭されたのが今日見る犬山城である
築城当時の姿をそのまま留めていると云われている

   

犬山城はその後
織田家同士の争いのなかで
織田信長に攻め落とされている
織田信長の配下となった犬山城は
その後幾人か城主が変わっている
歴代の城主には、小牧長久手の戦いの原因をつくった
池田恒興も城主となった歴史を持つ

   

豊臣政権下においては
秀吉の使番を勤めた石川貞清が城主を務め
関ヶ原の戦いでは西軍に組した為
戦いの後一時廃城となっているが

   

江戸時代に入ると
尾張藩付家老の成瀬正成が城主になり
以後は成瀬家の居城となった

       

白帝城の別名も持つ犬山城

   

かの有名な中国の詩人
李白の「早發白帝城」から採って名付けられたという城
久しぶりに訪れました

       
コメント (12)
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