雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

彼岸花2

2009年10月01日 | 岐阜散策
彼岸花の2回目

      

先の記事では
二十四節気の白露の頃
艶やか紅の色を付ける花が咲き出すと書いた

      

日本には二十四節気の他に
季節を現す表記がある
それが七十二候

      

七十二候は二十四節気を更に細かく表記
二十四節気の各々を3つに分けている
東風解凍から始まり
鶏始乳まで72ある

       

七十二候は古代中国で考え出された季節を表す言葉

   

気候や動植物の生態などを短句で現しているが
今では考えにくい短句等もあり少し面白い
「腐草為蛍」
なんてのもあるが、これは草が腐って蒸れ蛍が生まれるという訳になる

      

さすがに変だろうと
江戸時代に入り
暦学者の渋川春海らによって
日本の気候風土に合うように改訂されたのが今日伝わっている
「本朝七十二候」というのがそれである

  

話しは逸れたが
白露は七十二候(本朝七十二候)によると
草露白
鶺鴒鳴
玄鳥去
に分けられる

   

草に付着した露が白く光る頃
セキレイが鳴き始め
やがてツバメが南へと去っていく

   

そういえば
撮影の最中、ツバメが飛びまわっていた

   

季節の移ろいを言葉と共に
彼岸花を紹介しました
コメント (12)
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