雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

犬山城下町

2009年10月06日 | 愛知散策
城下町
戦国時代に始まった町の形式

    

もちろん
日本独特のものではなく
世界中に存在する

       

世界各国の城下町は全て
町の防衛という機能と行政機能、そして商業機能を併せ持つ
複合都市という様相をもつ

        

   

しかし、世界の城下町と日本の城下町と比較して
一番違うのが城壁
世界の大半が町全体を城壁が被っているのに対し
日本の初期の城下町は
領主の居城のみが城壁に囲まれていた

   

やがては小田原城や大阪城のように
城郭都市となっていく城下町も存在するようになったが
それまではいざ戦となると
住民の家を焼き払い
焼け野原として敵兵の暗躍を封じていた

       

        

ここ犬山城は戦国時代でもごく初期に造営された城であるが
城下町が発展したのは江戸時代になってから
戦の備えが必要なくなった江戸時代のこと

   

この町は行政都市として
役割を果たしたことであろう

       

昔の雰囲気も残る
城下町を歩きながら

       

昔に思いを馳せてみるのも面白いもの
コメント (13)
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