雪だるま倶楽部

日々を離れ
日常から脱却した世界
そんな風景を切り取っています

松花堂庭園

2009年07月24日 | 京都散策
松花堂弁当で知られる
松花堂

   

やわた市民文化事業団が経営する
松花堂美術館にある
松花堂庭園を訪れた

   

松花堂とは
江戸時代初期の僧侶であった
松花堂昭乗が1637年に
構えた草庵の名称の事

    

       

草庵は元々は
現在の地ではなく
石清水八幡宮のある男山の東麓にあった

   

明治時代になって
神仏分離で
現在の地へと草庵と庭園は移されている

       

庭園と美術館が併設された
6,600坪にもおよぶ広大な敷地
広大な庭園は見所も多い

       

松花堂昭乗
江戸時代初期を代表する文化人である
書道
絵画
茶道
能書家
さまざまなジャンルで高名であった

       

俗名は中沼式部といい
豊臣秀次の子息だったという
信じ難い俗説もある

  

近衛信尹
本阿弥光悦とともに「寛永の三筆」
としても知られ
松花堂流という書風を編み出している

     

雅な庭園
茶室でお茶を楽しむのも一興
コメント (8)
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