蓮華寺

中山道
番場宿
かつては街道の要衝として栄えた町
今では名神高速道路が中山道沿いに走っている

　　　　　　　　

　　　　　　　

番場宿の片隅
寺領の目の前を高速道路が通過する場所に蓮華寺は佇んでいる

　　　

浄土宗の寺院
山号は八葉山

　　　　

開基は聖徳太子と云う

　　　


この為か
創建当時は法隆寺と呼ばれていたという

　　　　　　　

蓮華寺を通して二つの事を書こう

　　　　　　

一つ目が番場の忠太郎
番場宿が出生地とされる忠太郎
若く粋なやくざ

　　　　

瞼の母

　　　

　　　　　　

幼く生き別れた母を訪ねて
江戸を訪れたが
料亭の女将となっていた母は
近々嫁がせる父違いの妹が居る
見ればやくざの風体の忠太郎
互いに母子だと解かってはいても
名乗りあう事無く
涙を堪えて別れる

　　　　　　　

ここ
蓮花寺には
番場の忠太郎地蔵がある