あくまでも私の経験なのですが、
社内恋愛が盛んになるのは、
組織が右肩上がりで成長し、
目まぐるしく業務に追われている時か。
組織が衰退しつつあり、
活気が無くなり始めている時。
この二つの時期に多くなると思うのです。
同じ目標に向かっているとき、仲間意識が強まり、
その仲間意識が、恋心に変わるのは、
それほど、大きな飛躍ではありません。
人は、活気を持って何かに励んでいる時、輝きます。
その輝きが、触媒となり、一緒に過ごす時間に伴って、
仲間意思がだんだんと恋心に変わっていく、
ただ、時に、恋心ではなく、
肉親に近い感情になってしまう。
どちらに転ぶかは、、、、運命次第。
それもまた、人の縁なのですが。
反対に、事業が衰退、あるいは、組織に活気が無いとき、
将来に対する不安ばかり、考えてしまいます。
ともあれ、考える時間ならば、沢山あります。
不思議なことに、考えれば考えるほど、
ネガティブな想定ばかりが、心の中に溜まっていきます。
その不安を慰めるため、誰かとの絆を求めたくなり、
余るほど自由になる時間が、お互いの関係を密にし、
現実からの逃避が始まり、その関係は、
退廃的になるかもしれません。
不安の蓄積というスパイラルから逃げるためだけに、
その関係が、濃密になっていくのです。
本能のままに、とりわけ性的な欲望に流され、耽溺すること、
決して、それが不善だとは言い切れませんが。
小人閑居して不善をなす。その一例であるように思うのです。
正直、ただ、寂しさや不安から逃避するための
退廃というより、その爛れた、性欲だけの関係、
身を滅ぼすリスクがある意味で、麻薬と似ていて、
私のような小人にとって、魅力があるのです。
絶つのにもなかなかの修羅場があるのも同じですが、
もちろん、今は憧れにしか過ぎませんが、、
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