ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第32回ぐんまマラソン反省会

2022年11月05日 | 日々奮戦

【さっさと着替えられないのでまずは抜きつ抜かれつだった二人反省会】

【体調等】
当日朝の体重は62.1kgと今シーズン(4月以降)最軽量。ずっと落ちにくくなっていただけにまぁまぁの感じ。
前の晩しっかり食べて朝食なしはいつも通りだけど、今回は妻の台湾カステラ一欠片と自家製甘酒(500ml)。


【ハセツネでかの石川弘樹氏に絶賛されたと大喜びした妻。今回も張り切って作ってくれた台湾カステラ】

出発前にしっかりお腹のものも出し切ってすっきり。10月はランに専念。朝ジョグを増やせたので1年ぶりくらいに400kmオーバー。直前はしっかり休足し、特に痛みも不安もなし。非常にいい状態で今季初の42kmロング走に向かった。

【戦略】
「あわよくば」は封印。ペースではなくいつものように心拍数基準で走る。スタート直後は130台キープ→ペース落ち着いてからは145前後を目安に。徐々に上がっても150は越えないように。この条件での現状の力はキロ4分50秒〜5分くらい。少なくとも30kmまではこれをキープし、残り12kmはチャレンジ。目標タイムはGarmin予想に従い3時間30〜40分。



【結果】
ハーフ地点で正直な心境は「まだやっと半分かぁ」。心拍は予定通りで文句なし。苦しさは全くないけど足がきつくなっていたのは確か。1kmラップを追うとを26kmが境界線。心拍数だけ見れば変わらないのだけどペースは15秒ずつダウン。「30kmから」ではなく「30kmまで」的な感じ。3時間半のペーサーに抜かれ徐々にその背中が遠くなると同時に本日のプランも崩壊。あとはひたすら辛いジョグタイムが待っていた。


【地獄の後半が来るなんてこれっぽっちも感じていないお気楽な序盤】

スピード出していない(心拍上げていない)ジョグで痙攣も始まるという、これには気持ち萎えた。攣るのはハムストとか内転筋、ふくらはぎではなく、脛(前脛骨筋や腓骨筋)。動けないことはないのだけど足首がキーンとそっくり返ってしまうのだ。しかも外を向いている。スピードが出ていないからまだしも着地の角度が明らかに異常事態の37〜38km付近。40kmを過ぎてなんとか5分半くらいに戻せたけどかなり限界感に襲われたマラソンになってしまった。


【ゴールの競技場手前で大リーガー・松永氏とおっくんの声援に無理やり笑顔😅】

ゴール後は足が攣りそうで座れない、座ったら立てない、立ったけど歩くのやっとで着替えられないという地獄のスパイラルに入り込んでしまった。



たっぷり設置されていたエイドで必ず水分は取っていたけど、やっぱり脱水アリだったということ。


【ダメじゃない!と叱咤されている訳ではない😅】

【さて、、、】
体調も戦略も悪くない、、、はず。が、結果はイマイチどころか惨憺たるものだった。
久々にひどい筋肉痛でヨレヨレと帰宅。夜もそのギシギシする体を持て余すような塩梅だったけど、翌朝はこれがびっくりするほど痛みがない。階段を降りるのもなんでもない。強いて言うならお尻と股関節(外側)付近が張ってるなぁ程度。
やっぱり撃沈の時は足の筋肉への負荷は大したことないってことが明らかだ。
自分のこれまでの積み立てて来た感覚では無理な心拍設定ではなかったにも関わらず、「走る」ことを持続できなかったというのがかなりショック。これでダメなら話にならんぞレベルで、実は途中からかなり茫然としていた。
距離にはこだわらないようにと気をつけていたけど、今回は明らかに距離に対する肉体的精神的な耐性が全く感じられなかったことだけは明らか。やっぱり距離耐性は基本中の基本だね。
次のアオタイ(12/11)に向けて練習方法を中心に作戦の練り直しが急務だ。

ま、自分の結果はともかく、初参加のぐんまマラソン、スムースなスタート、走りやすいコース、賑やかな応援、、、ポイント急上昇だ。
以上、予定より長くなってしまったけど反省会終了。


【走行中の写真は全ておっくんの保護者・松永氏より。スペシャルサンクスです】

コメント
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