【港の見える丘公園】
最近になってやたらと夫婦であちこち出かける我ら。
そうなんだ。何を隠そう若い頃遊んでいなかったのだ。どこにも行けなかったからなんだ。
早くに一緒になってお互いにいわゆる独身貴族時代がパーフェクトにゼロだし、日曜日もあれこれ仕事がらみが多い生活だったし、すぐに長女も生まれてかかりっきりになっていたし。
でも時は流れ流れ、上の3人娘達もどうやらしっかり独立し、年が離れて生まれた長男も17歳になった。家で自由に出来る一人は最高だろと17歳を言いくるめ、ようやく勝手に出歩けるようになったのだ。
昔行きたいねと話していたあちらこちらへ足を向けるのだ。大いに青春を謳歌するのだ。とばかり歩き回る合計111歳夫婦の今日この頃、トータルで考えるとみんな同じになるってことで、ちゃんとその時がやって来た。これでい~のだよ。よく遊べ、大いに遊べ。
運良く横浜の高層ホテル宿泊券を手にした昨年末、ここしかないという平日がらみの1月14~15日を決断して予約確定。
そして迎えた当日はまさかの大雪だ。予定が大幅に狂ったバスと電車を乗り継ぎようよう辿り着いた横浜は雪が真横に殴りかかる有様だ。ハリマネのブーツはビショビショだ。夜の中華街はキャンセルだ。
だけど雪が止んだあと、窓の外には美しい夜景が待っていた。
夜中も夜明け前も、そして夜明けも日の出もその後も、白く輝く街の風景はとんでもなくどこまでも美しい。興奮に次ぐ興奮。
夢中になってカメラと共に遊びまくる横浜だ。
それにしてもよりによって横浜の積雪は10年ぶりという日を引き当てるなんて、全くもってラッキーこの上ない。悪天候の予報に頭を抱えた事なんてすっかり消し飛んでしまった。
予定していた計画はズタズタで変更変更、臨機応変の横浜だけど、あまりの幸運にすっかり勢いづいた我ら・・・
シーバスだ。自転車タクシーだ。山下公園だ。マリーンシャトルで横浜クルージングだ。港の見える丘公園だ。外国人墓地だ。中華街だ。どこだどこだどこの豚まんだ。
・・・と、大いに横浜休日を満喫したのであった。
【ゴール前、ちょっと腰落ち気味^^;】
★Photos byよっちマン スペシャルサンクス
南武線に乗り多摩川を南下、川崎新春マラソンの30kmを走ってきた。
結果は2時間5分29秒。総合59位、50歳台12位。
目論見は川を遡る前半は強い向かい風の揚力に乗りつつ4分15秒ペースをキープし、折り返してからは一気に追い風に乗ってビルドアップ。
前半1:03:05(20:48→21:23→20:54)
後半1:02:23(21:05→20:10→21:08)
数字を羅列してみると何とも微妙な並び具合。長く出続けている大会だけど、こんなこと初めてと言える程の暖かさ+風なし。完全防備も空しい感じで、なんだか肩すかしを喰らったみたい。
前半は心拍重視で超安全に走り、後半はもっと突っ込めるかと思ったけど意外に伸びずでちょっとがっくり。ずっと前に見えていた黄色い選手を追い続け、ラスト1kmでようやく追いつきバトルの末かわしたけど、この方がなんと60歳台3位。ギャフン!↓【ようやく振り切る】★Photos byよっちマン
ま、でも痙攣もないし、一応ネガティブスプリットで何とか形になった。目論見程ビルドアップ出来なかったけど心拍グラフを見ればきちんと右肩上がりでゴールがMax。またまた比べちゃうけど、昨年比体重1kg増で臨み、そのまんまタイムも1分ビハインド。まずまずと行ったところかな。
30kmきっちり走れたので、やっぱりドタ変は正解でした。
【えっ】
衝撃のブッキング発覚! 思い込みは怖い! 毎年新年恒例の川崎新春マラソンが2週目、フロストバイトは3週目。エントリーしながらもそう思い込んでいた。 来年はどちらも第2日曜日(13日)開催。共にエントリー済み。 「川崎30km(¥3500)vs 横田ハーフ(¥4500)の乱」勃発。<昨年の11月27日夕刻。Twitter&Facebook投稿記事より>
まずは無駄遣いごめんなさい。で、迷った末、近場でエントリー費の高い方っていう理由をつけて、フロストバイト出場を選択。今では夫婦二人だけになってしまったけど、ずっと家族で出場していたしね。
今日、坂路調教、そして明日ハーフをビルドアップ走がわりにという計画にしてあったのだ。
ところが、昨晩になって最近の調子やら昨年と一昨年の物差しとも相談したりして、急に心変わり。
今日はジョグで済ませて、明日30kmのペース走ってことに土壇場変更。ドタ変っす。
と言うことで明日は横田基地には現れず、川崎の多摩川土手で30km走ってくることにしました。
【お呼びです】
6分間。
これがハンガーノックの状態から、何事もなかったかのように復帰出来するまでの時間。
今日はお昼休みにちょっと集中してやっていたことがあって、気がついたら昼食のタイミングを逸していた。
これ幸いとそのままエネルギー補給なしで、時間が出来た夕飯前にちょこっとローラー台にまたがり勢いよく回していた。とっても調子よく平均90回転オーバーで28分を経過したその瞬間。急激にハンガーノックに襲われた。
フラフラとお勝手に入り、柚子の砂糖漬け+豆乳+ハチミツひとなめ+のど飴1個を一気補給して再び戻る。
そのまま軽いギアでクルクル回し続けていると、突然、再び、何事もなかったかのように力が戻ってきた。
それがちょうど6分後だったという、それだけの話。
【がま口比べ】
昨日のビルドアップ走、絶好調かと思いきや
気持ち悪い→ビッグウェーブ予感→足痛い→ペースが落ちてくる→初のビルドダウンは嫌だ嫌だ
・・・という負のスパイラルに迷い込んでしまい、久々トホホとうつむいて中途半端に練習を終えてしまった。
これじゃぁいかんぜと、昨年の手帳をひっくり返して比較してみた。
最近の坂路調教のタイムも15kmビルドアップ走の感じも悪くない。
昨年より体重が2kgほど多い点に着目すれば、かえって昨年より走力アップしているととれる。
で、ちょっとした安心を手にして心が落ち着く。
自分が良かった時の物差しがあるもんだから、現状をその物差しと比べて一喜一憂してしまうのだ。
まだ見えない先のことに対して、何としても現時点での保証が欲しいんだな。
本当はそんな比較より、「今」の自分をしっかり観察して「次」を考えた方がいいかもしれないのに、だ。
物差しを持っているのは強みでもあるけど、現状維持の道具にしかならないきらいもあるのだ。忘れるなよ、オレ。
昔々小学校の先生をしていた頃、教え子に書道の達人がいた。担任になった時にすでにもう文部大臣賞とかたくさんの賞をもらっていたような子で、書写の授業なんて申し訳程度だった担任はその子に全てのお手本を書かせたりして、もういい加減なんでごめんなさいだ(でも助かっていた←本音)。
うまく書けずに夜通し泣きながら何百枚も書いたとか、一生懸命書いていたら朝になってしまったとか。えぇっていう話を本人やお母さんからよく聞いていた。すでにあの頃から一流の資質があったのだ。今日聞いたら、これは1500枚くらい書いたなんてサラリと言っていた。
その後、紆余曲折、山あり谷ありの書道人生だったようだけど、立派な書写の指導者になっていて、この度地元に本格的な教室を開講するに至った。それを記念した作品展が駅前で開かれていて訪ねてきた。そしてそこに飾られた幼少の頃からの作品を見せてもらい、解説してもらい、何度も何度も唸ってきた。黙って見ているだけではわからない書の奥深さがそれはもう随所に散りばめられていてひたすら唸り続けた。
「書」に関して初めて聞く話もたくさん。そして間近で見る一流への道程。ホント偉く大きくなったなぁ。そう言えば、昔よく我が家に遊びに来ていて、うちの長女に風船ガムを教えてくれたのは彼女だったよ。
治療院に来て下さる方々に読んでいただこうと毎月発行している「みどりの風」。今月も仕事始めの5日にちゃんと発行出来ました。第159号です。
1999年(平成11年)の10月に第1号を発行し、翌2000年(平成12年)の1月発行の第3号から完全月刊化。以来、ずっと続いているニュースレターです。
人のためというより、完全に自分の趣味って雰囲気がありあり。昔からこういう新聞みたいものを作ることが好きだったんだなぁ。でも気がついたら13年。
が、近頃は流石にちょっとマンネリかなって。
思えば自分が本当に興味があるものでないと、しゃれたニュースレターの類をもらっても、実はあまり読んでいない。その辺のことを思うと、今後のあり方なんかについてもちょっと考えてしまう今日この頃であることも確か。
でも、そのまま自分の歴史の一つでもあるから、ま、いいか。そんな感じ。
よろしかったらどうぞ!→「midori159.pdf」をダウンロード
幼い頃、将来は糸巻き屋さん(糸を巻く人)にならなれると自負していたらしいし(※「いーとーまきまき、いーとーまきまき、ひーてひーてトントントン」って歌に合わせて母親が毛糸を玉にするのを延々と手伝っていたよ)、その毛糸で長い輪っかを作り、間に紙の電車を貼り付け、椅子の背柱にからめると長々といつまでも電車を走らせ続けていた。
けっこう飽きっぽくない。
人からえ~っと言われるようなことを延々と続けられる。たぶん。
自分で気に入って始めたことはほぼ長続きする。だらだら続けるのが得意。
だから走ることも毎日休まず続けるなんてことはほんの朝飯前だったし、なんの苦もなかった。変化がなくっても全然平気。
そう、全然平気なんだけど、だからこそここへドーンと変化がやってくるとこれが楽しいのなんの。実際の10倍くらい新鮮に感じちゃって大騒ぎだ。昨日も「走らない完全お楽しみ休日」なんかが突発的にやってきたりしたので(自分で作ったんだけど)もうエキサイティング&リフレッシュ感は半端なかったのだ。
【Today's TOP PHOTO】
寒いけど今日はゆっくりLSDでもと思って起きた日曜日。
何故か突然、江の島に行こうってことになった。
よし、行こう。思い立って30分で家を出た。江の島だ。
久し振りに見る海とか、いきなり船に乗っちまったとか、オシャレにホットケーキを食べたりとか、ジャグリングパフォーマーを応援したり、30分も並んで気になっていた伊勢エビ丸ごと一匹センベイ喰らったり、
当然カメラ小僧全開で、結構急な階段をあっちこっち上り下りしたり、
喪中につきお参りの真似事したり、知り合いが近くにいるらしいからとキョロキョロしてみたり、そのうち冬の日は西に傾き黄昏ハンターと化したが、よもやのバッテリー危機に焦りつつ省エネ撮影会。
最後は橋の袂ですぐそこにお住まいの某ランナーズな方と新年のご挨拶をして〆。満足いっぱい。
さて、でも今日の中で何が一番かと言えば、やっぱり「突然予告なし」にやってきた素敵な休日ってことだろなぁ。
ところで「サドンラック」なんて言葉あるんだろうか。
坂路調教の下りスタート。
先週と違って、今日は路面も乾いているしいきなりスピードに乗った。
夕べ偶然テレビ放送していた映画「風が強く吹いている」で、箱根の坂を駆け下りる時のユキのセリフが浮かんできた。
このスピード。そうか、これがいつも走(カケル)が見ている風景なのか。
お前はずいぶんさびしい場所にいるんだな。
孤独で、だけど美しい場所に…。
激坂の下りを思いっきりぶっ飛ばすというのは思っているよりうんと難しい。ブレーキがかかってしまい、意外にスピードは出ないものなのだ。
それでも平地では出すことが出来ないキロ2分50秒の世界を体感すると、ユキの映画の中でのセリフがそのまま木立の中にこだましたのだった。
【round】
箱根駅伝中継のCMで
丸くなるな、☆星になれ
ってやっていた。
かっこいい~って素直に思っていたのに
我が家の面々、星は丸いんですけど・・・って。
3年ぶりに正月帰省してきた大阪在住の弟(ハリ野豚)と朝ランした。
ハリ天、すっかり朝練をしなくなっているけど、正月限定の兄弟朝練を弟は心待ちにしていたようなので付き合ってやったのだ(恩着せがましい^^;)。考えてみたら3年ぶり。
なんやかやとVoiceモードのゆるいランだけど、ぐるり15kmほどの朝ランになった。
4つ違いの弟とは青梅マラソンと富士登山競走での兄弟対決が定番だったけど、昨年はついにあの別大マラソンでの対決が実現した。
(ご存知の通り)二人ともめでたくサブスリーゴールしただけでなく、兄の作戦冴え渡り26秒差で勝利という最高の結果がついてきた(ワッハッハ)。☆ブログ記事はこれとか色々。
で、今年もパート2が来月予定されている。弟は仕事が忙しくて走れない云々とさかんにぼやいていたけど、いやいや油断大敵。その昔はガラスの天才市民ランナーと呼ばれた(兄だけに)男だ。ちょこっとの練習でその3倍は走っていた兄をおびやかしていたのだ。油断大敵だ。ずいぶん弱気発言を繰り返していたけど、全面的に信用しちゃだめだぞ、兄よ。油断大敵だ。
そう言えば今日は家にいる三女の結が夕焼けの写真を撮りに行きたいって言っていたことを思い出して、今年初のマジ練から急いで戻り、車に乗り換えて再び農道へと急いだ。
どうすれば普通じゃない写真になるか。
しばしガサゴソ。の父娘黄昏ハンタータイムを過ごしたのだった。
【Photo by YUI】
何台もの車や散歩の人達が傍らを通る時、何をしてるんだあの二人はという視線を送ってきていたこともちゃんとチェックしていたさ。
今は辛くともこの後に待つ栄光か一時の快楽か、お前はどちらが欲しいのかと問われれば、
迷うことなく一瞬で答える。栄光だ。
でも、一時の快楽も欲しいよね。
昔話の「スズメのお宿」で大きい葛籠(つづら)と小さい葛籠、どっちが欲しいかと聞かれる場面があるけど、ハリ天のおばあちゃん(父方の)は両方がいいねぇっていう人だった。それを言い合って大笑いになったことがあった。
その孫であるハリ天・・・
実は絶対に栄光が欲しいので色々我慢するのだ!
と、大声で宣言するのだけど、一時の快楽も欲しくなってみんなが美味しそうに食べる目の前のお菓子やら料理についつい手を伸ばしてしまう大晦日~元旦。
遺伝子だと言い逃れてみた。
皆さん、本年もどうぞよろしくです。