夜明けのインターバル走

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最近、暑くて寝苦しくてなのかどうなのか、丑三つ時に目が覚めてしまう。
世の人的には「不眠症」とか言って頭を悩ませる範囲に分類されそう。
だけど、じゃ、昼間に体がだるくて仕方ないとか眠くなってしまうとか、そんなことはほとんどないので別にいいやって感じ。
それより究極のショートスリーパーになれるのかどうかの瀬戸際で、どうせ起きちゃうのなら「Candy Crush」なんかやっていないで有効に時間を使えって言うお告げかもしれないのだ。

体を動かそうって発想は何故か浮かんでこないままだったけど、今日は休みだし、日曜日に台風余波の大風でやらなかったバイクロングライドを朝のうちにやってしまおうって思いついた。
スーパームーンが煌々と照る中、しっかり準備完了。だいぶ夜明け時刻が遅くなってきているけど、あとは明るくなるのを待つばかり。

4時半、東の空が明るくなった。そろそろだ。バイクシューズを履き、ヘルメットをかぶり、バイクにセットするメーターとボトルを持ってドラマの主人公風に颯爽とドアを開けた。

雨。。。。。。。。。。。

がく然と座り込んで思案した。
あとのメンテが面倒だから、わざわざ雨の中を外乗りしないよ。
バイクパンツをランパンに履き替え、これまでやったこともない1000ｍ×5本のインターバル走に怒りをぶつけてきた夜明けの話。

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