ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

第8回成木の森トレイルラン

2018年05月10日 | 大会レポート


【Thanks KFC】

記録狙いで走った5日OTKのゴール後はぐったり。全て承知してエントリーしていた翌6日の成木のレースだけど、ないよなぁ。ってことで、途中からは翌日走らない理由を一生懸命考えながら走っていたという、、、。

もちろん色々な参加の仕方があっていいのだけど、ハリ天の場合はレースは全力で走れないなら×。
そうだ、体力的にも気力的にも要するにこの1点だけがポイントだ。

早くも襲ってきていた筋肉痛と闘いながら、とりあえず寝た。
そして朝、起き上がるのもようようだったけど、痛いのは酷使した筋肉だけで故障に繋がるような気配の痛みではない。
気力は?行けそうだ。寝てもみるものだ。


【Thanks KFC】 

ってことで、翌日5月6日、第8回成木の森トレイルラン出走。
えいやっと動いてしまえばちゃんと走れる。ガーミンが示す低めの心拍数の割りには苦しい。いきなり上りが続くので欲張らずに淡々と進む。
しかし、ちゃんと火を着けてくれる人が現れる。間違いなく60歳以上だとおぼしき選手が横をスーッと抜いていく。ムムムム!知らない人だけど、あまり離されないようにマーク。苦しかったけど我慢して走るうちにすっかりレースモードになってきた。ありがとう。ってすっかりエイジ優勝獲る気満々になっていった。
林道が上りが一段落したあたりから少しずつ噴射開始。差を広げる。


【Thanks KFC 岩茸石山の登り】

常福院から高水山の北面を回り岩茸石山に向かう頃、もう1人間違いなく60歳以上だと思われる選手発見。ピタリ後方に。どうやら下りはあまり得意そうでないのがわかったので岩茸石山から始まるテクニカルな下りで一気に前に出て突き放そう。


【岩茸石山頂上 by 哲太】

下りのペースがシンクロする若者についてスピードアップ。姿は見えなくなったけど、まだ前にライバルは潜んでいるかもなので気を抜かず4人の集団をキープ。前日も1人で前を追っていた区間だ。


【Thanks KFC 岩茸石山上空より】

黒山でトップのこーちゃんがとっくに下っていったと言われビックリ(はえぇ〜)。
ゴンジリ峠通過。あと500mで折り返しの棒ノ嶺。続々と折り返した選手が下ってくる。
いつもは競り合えるマイケルとかさっちゃんもさっそうと行ってしまった。そういう意味ではダメダメだけど、全力を尽くせているかと問い直せば、しっかりOKサイン出せる状態だ。
少しずつ少しずつ順位は上がっている。
棒ノ嶺で折り返す少し前、もしや?と思われる年配の選手とすれ違った。よし、念のため追いかけよう。


【ゴンジリ峠 by ソリちゃん】

足は痛いのだけどユルユル走るよりも、ガツガツ行く方がかえって楽に感じる。下りは特にそう。なのでガンガンに攻めまくってやった。レースで思いっきり下れなくなったらトレイルレースは引退と密かに決めている。


【Thanks KFC】

黒山からはほぼ下りベース。唯一の岩場を過ぎると「ハリ天さ〜ん、ほんとに走ってるよ!」と前日一緒にOTKを走ったばぶぅの応援。いつもサプライズ応援ありがとうだ。


【by ばぶぅ】

元気100倍もらって一気加速。本当に元気になってきた。馬場乗越に出る寸前にはヤフシゲさんも。「1位、とれるよ」と囁いてくれた。何が起こるかわからないから気を引き締めてラスト。


【by yahushigeさん】

あれ、こんなにあったっけと思うくらいトレイルが続く。勘違いしていた模様。
いよいよ小沢峠へ下りる急坂は両腿の筋肉痛に声にこそ出さないけど悲鳴!


【痛そう! by Narashimaさん】

道路を渡ってあとひと上り。若い選手が何人か固まって追いついて来た。どうぞどうぞ。最後はゆっくり噛みしめるように。
・・・と上り出して振り向くと、、、一昨年の多摩川源流で先着されたエンドウさんの黄色いウエアが目に飛び込んできた。ヤバッ!
慌てて再びエンジン点火。ラスト400mは思いも寄らぬ最大心拍達成の道筋となってしまった。
ギリギリセーフでエイジ優勝ゲット。



終わってみれば、きついはきついが身も心も展開もギリギリハラハラで超楽しいレースだった。ボラで参加の青梅トレラン部の面々が山頂、分岐点、エイド等々に大勢いて絶大な声援を送ってくれた。感謝感謝。

ただし、ゴール後はひどい有様。シューズの紐に手が届かない。座ったら立ち上がるのに一苦労。気を抜くとすっかり腰の曲がった爺さんになっている等々。
翌日は、もっと大変だったけどね。久々の強行軍、終わってしまえば走ってよかったってことで万々歳。それにしてもあ〜、よく頑張ったオレ!

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (2)
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