ハリ天狗の日々奮戦

天狗のごとく山を駆け、野を走る(かな^^;)。 東京は西の端・青梅発、全国行き。日々鍼を打つランニング鍼灸師の奮戦記。

ヤンキー先生

2006年11月21日 | 日々奮戦

なんか文句ありますかぁ・・

1121_image ヤンキー先生こと義家弘介さん・・・
いいお話を聞かせていただいたことは少し触れましたが、もう一つ、義家氏話題で。

とっても小さな規模ですが、私も人前で話をさせていただくことが時々あるので、こういう講演会というのは内容とは別に、話し方とか構成とか・・アンテナがピクピクと反応することが多々あります。
今回、特に恐れ入った点は
●つなぎの「え~」とか「え~と」「あ~」とか一切言わない。すごい!
(自分の話した講座のVTRとか見ると・・「え~」連発。外人も言ってますよね「well・・~」とか)
●「要するに~」などと言い換えない。わかりやすくシンプルな単語でズバリ。すごい!
(父さん「要するに~」ってよく言うよねぇ、って娘達に指摘されている。治療中も意識したらしょっちゅう使ってる。ガ~ン! もっとシンプルにズバリといきたい)
●「~だ。」と言い切り口調で講演をする。乱暴なようだが、これは色々な意味でかなりすごいこと。自信がなければ使えない。すごい!
(自分は「~と思います」と逃げを打ってしまうこと多い。)
●重い内容の話で、このあたりでお腹いっぱいだぞ・・・と感じ始めた頃、しっかりと笑いもとり、素晴らしいメリハリの付け方。すごい!
(昔、ちょっと学習した、声のメリハリ、しゃべりのメリハリもしっかり自然に。)
●早くもなく過ぎることもなく、予定時間の90分ピタリで締める。すごい!
(私は、ついつい、こんなに一生懸命なんだから、ちょっと位伸びちゃっても・・・って。反省)
●もちろん、一切のメモなし。これは私の中でも当然と思うが・・・でも、すごい!

全て頭の中で、いくつもの山を持った構成が出来上がっている見事な演出・内容でした。さすがに実体験をベースにしていますから、迫力も説得力も満点。一気に胸元えぐられる話が随所にありました。
難しい単語・語句を使わず、優しく誰にも理解できる話ができる・・・これぞ完成品です。
彼は全国あちこちを飛び回りながら講演をされていて、今やしゃべりのプロとも言えます。それでもそのために特別に訓練を積んだ訳でもないのですから、これはセンス抜群。まさにこういうことのために生まれてきたという使命感を持って当然と。

せっかくだから、ちょっと聞いておこうか位のノリで出かけたものの・・・。
自分と比べるべくもないのですが、ずいぶんこてんぱんやられた~って感じです。

緑風堂鍼灸院WEBSITE
ハリ天狗マネージャーの笑顔いっぱい!

コメント (4)
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