ようつべで Maple Leaf Rag を検索すると、ソロギターでもいろんなアレンジ、ヴァージョンがあるんですな。皆さん、バスの流れを滑らかにしたり上昇するディミニッシュ・コードをアルペジオにしたりと、いろいろやってますねー。我がライブラリも打田版に続いて Dave Van Ronk 版の習得を継続中、ゆっくりゆっくりなら少し弾けるようになってきたところ。全体が4つのセクションからなっているのですが、その第3セクションは極く普通のAコードを押さえるとこから始まる。しかしその後の運指事情からここに関しては、3・4弦を人差し指だけで押さえねばならんのだ。と言っても、これは別に普通の技法であり、カルカッシ教本に小バレー(小セーハ)の名称で記述がある。さて、それに慣れてきた頃思い出したが、以前バッハのパルティータ3番プレルーディオをやったとき、最初に問題になった同様の押さえ方、四本ある絃の中ふたつを人差し指だけで押さえねばなんない。私の場合はヴィオラだが、あーゆうフレットレスの弦楽器では角度がちょっと違うだけでも音程が変わってしまうし、ラとミという完全5度がそれらしく(あくまでも)聞こえるようになるまで随分かかったよーな気がする。1720年代に作曲された曲の演奏に必要とされた演奏技術が1960年代以降の曲(Ronkがギター編曲を行った年代ということ)のプレイにも十分応用できるあたりが、弦楽器奏者の強みですかねえ
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