水戸市栄町にあるBarオーパは、5月いっぱいで閉店・取壊しの見込みとなった。昨晩、マスターのゲンさんから聞いた。よもや復活するとは思わなかったが、いいことはやっぱり長続きしない。せめてやってる間はなるべく通って、聴きたいレコードを聴いていこう。で昨晩はリザーブしてあるエヴァンス・トリオのイクスプロレイションズ('61)を掛け、続けてアル・ヘイグ・トリオのインヴィテイション('74)を聴いた。前にした話だが、バッパーであるアル・ヘイグはエヴァンズの耽美的な演奏が好きでなかったそうだ。私はインヴィテイションのA面一曲目に『ホリーランド』(シダー・ウォルトン作)を配したのは、アルに意図があったのではないか、と勘ぐっている。イクスプロレイションズ(’61)のA面一曲は『イスラエル』(ジョン・キャリシ作)で、どちらもマイナーブルーズ。ところでホリーランドとはパレスチナのことを指す言葉なのだ。いかがですか?
Mole's Moan という曲が Dave Evans 氏のアルバムに入っていて、誰か弾いてないか?とようつべを探ったら、どうも元ネタは Tom Rush さんらしい。Prestige Folklore 14000番台の3枚目に収録されている。これは入手せねば!
手許には案外、春に似合う音源がある。先日、ホロルの湯@城里経由で益子まで往復したが、お供に持ってったのはシェラ・マクドナルド。2曲目の Look Over The Hill And Far Away がドライブにおあつらえ向き。彼女の歌声はもちろんであるが、聴き所は間奏で入ってくる、おそらくモジュレーター。弾いているのはカンタベリー派のピアニスト、キース・ティペット(だと思う)、地の底から何かせり出して来た!と思ったら、土筆だった!みたいな、愉快で春めいた気分に誘われる。昨晩は仕事でブルーだったが、これはもう家に帰って(もしくはオーパ@栄町で)エヴァンス・トリオの「マイ・フーリッシュ・ハート」を聞くしかない、と思ったら、頭の中でぐるぐるしだした。春の宵にはうってつけのおんがくである。(人によっては冬の夜向きかも)
頭を刈りに行った。国道に面した床屋でおばちゃん二人が切り盛りしてる。永らく通っている口数の少ない客のはずだったが、12歳の頃に終戦を迎えたというお爺ちゃんが来てて昔話に花が咲いてたもんだから、割って入ってしまった。国道の幅が1/3だった頃を知ってる等と主義主張を繰り返したが、どうもボーヤ以上には見てくれない積りらしい。なんでも先代の店は昭和9年(!)の開業で国道の反対側にあったそうだ。今の店だってオープンしたのは昭和45年だ。そりゃ大阪で万博が開かれた年だよ。斯様に私が世話になってる店は当時のままの佇まいで、昭和テイストに溢れているのだ。最近ではウィークデーの人通りも減少し、といろいろ大変だが、私はずっと通い続ける所存である(あ、髪の方が問題だ。。)
宇留野信章展「胡蝶の夢」を観に行きました。主催常陽芸文センタ、銀杏坂にある芸文ギャラリの展示、遂にセンパイ、メジャーに魂を売ったかと思いましたが、大型の抽象画が並ぶ様はいいものです。メイワクな土産を残し離脱、R118沿いの Paddy Field Records へ。モーズ・アリソンのプレスティッジ盤が流れる中、Jesse Colin Young ‘Light Shine’(1974)をお買い上げ。LPはオーパ@栄町へ持ってって掛けて貰おうという魂胆ですが、自分ちで聞けないのに!と散々なじるカミさん。そういうムダ使いをしてみたくなる春の到来






