三木鉄道からはるばるやって来た車両が本日から運用に入るということで、ひたちなか海浜鉄道へ出掛ける。平成10年製の比較的新しい車両はエンジンも力強く、乗り心地が大変よい。従来の主力車両がロングシートなのに対しクロスシートであるのも、たまに乗る者にとっては嬉しい。運用初日とあって乗務員が3人乗り込んでおり、駅を発車する度、ワンマン運転では聞かれるはずのない車掌さんのホイッスルを耳にできるのも今日の特典であります。国鉄時代の名残の旧式ディーゼル車も併せて運用されており、こちらも旅情たっぷり、おかげで那珂湊駅と終点阿字ヶ浦駅の間を4往復もしてしまった。家人といっしょにいては出来ない荒業で、旅はやはり一人に限る。(ま、自宅から15キロの距離ですが)時間が許すので、阿字ヶ浦の海岸にも行ってみた。高台にある駅から浜に降りていくと、台風の接近で少し荒れ模様の沖から結構な風が吹き付けてくる。砂浜には何組かの家族連れの姿が見られ、夏休みの締めくくりといった風情でした。
夏休み企画といえば「みなとメディアミュージアム」にも触れねば。これは慶応義塾大学の某研究室がひたちなか海浜鉄道を舞台に展開したアートイベント。前回訪問時はひっそり目立たない感じでしたが、土壇場を迎え、いろいろと小爆発しているようであった。そんな中、あまり注目されてなかった感こそあるが、こりゃケッサク!と思ったのは、阿字ヶ浦駅のプラットホームのあちこちに張りまわされた四角いヴィニール・シート。それぞれに子供のシルエットが白抜きで浮かんでいるのだが、よく見ると、貼り付けられているホームのちょうどその部分もそこに写し込んである。ホームの実際のヘコミやヒビ、生えた雑草等が、イベントの間だけ別の次元に写り込んだ、といことでしょか?これからも回数を重ねて、もっと鉄道に溶け込んだイベントにしていって欲しい。水戸芸術館だって、これならお手上げ、です
夏休み企画といえば「みなとメディアミュージアム」にも触れねば。これは慶応義塾大学の某研究室がひたちなか海浜鉄道を舞台に展開したアートイベント。前回訪問時はひっそり目立たない感じでしたが、土壇場を迎え、いろいろと小爆発しているようであった。そんな中、あまり注目されてなかった感こそあるが、こりゃケッサク!と思ったのは、阿字ヶ浦駅のプラットホームのあちこちに張りまわされた四角いヴィニール・シート。それぞれに子供のシルエットが白抜きで浮かんでいるのだが、よく見ると、貼り付けられているホームのちょうどその部分もそこに写し込んである。ホームの実際のヘコミやヒビ、生えた雑草等が、イベントの間だけ別の次元に写り込んだ、といことでしょか?これからも回数を重ねて、もっと鉄道に溶け込んだイベントにしていって欲しい。水戸芸術館だって、これならお手上げ、です