台風大好きのはた迷惑人間である。大嵐がやってきそうなこの機会に、絶妙に重なる潮来行き。時化る北浦が見られるとあって、いそいそとハリケーンの収録されてるディランのアルバムなど用意し、今か今かと出発の時を待っていたが、社内業務が長引いて、結局訪問はキャンセル。台風自体も茨城をかすめた程度で大陸に去っていった模様。無念
最近ブログの方はもうほんとサボリで、読まれてる方には申し訳ない限りですが、ＰＣに向かっても某映画評など読んでいるだけで面白くて、自分のギターの事などどうでもよい昨今です。と云いつつ、久しぶりにＡｌｉｃｅ'ｓ Ｗｏｎｄｅｒｌａｎｄ の練習など。（よっぽど Ｒａｇ が上手く行かないんでしょうな ）2009年1月に最初の稿が出来て、そのあと2013年9月にＴＡＢに書き直したのを引っ張り出してきました。異稿が実はありまして、2010年10月、東方紅楼夢という同人誌即売会に並べられたコピ本に１頁、私の拙いイラスト入りの11小節が載ってます。ダイアグラムを併記した教則バージョンですが、ひさびさに弾くまさか自分の役に立つとは思わなかったぞ。それにしても2009年にやった時に相当突っ込んだらしく、それなりに指が覚えてました。ただ今回は右手親指が活躍するようフィンガリングが変わり、こういうアイディアがスッと出て来るにはやはり時間を置いてトライするのが効果的かと
何が？って、ギターで弾くハ長調である。ヘリオトロープ・ブーケというラグタイムは、第３セクションに入ったところでト長からハ長に転調するので、ハ長ならいつも弾いてるし、簡単じゃんとタカを括っていたのだが、どうしてどうして。コードは Ｃ → Ｆ → Ｆｍ６ → Ｃ と進行するが、Ｆｍ６ 所謂サブドミナント・マイナーが押さえられそうで押さえられない。ここだけメロディが重音になるのもネック。とにかく弾いていてしっくり来ないのだった。こうなるともうしっくり来る迄弾き続けるより方法がなく、延々この夏を費やしている。まあ Ｙａｉｒｉ の44ミリネックに慣れるというのもあるけれど。それにしても基本中の基本、ハ長は奥が深いのであった
もう流石に書いてる自分もイヤになってるのだが、、、ｌｉｔｔｌｅ ｍａｒｔｈａ の上下パートを入れ替えてしまった。（いやー、ディランの唄うトゥモローナイトが沁みるぜ）２小節のイントロの後、本編に入るとドブロで弾いてると思われるその音色が下パートに弾き継がれてる様な気がすること、メロを上パートが弾いてるとこへ下パートが合わせて入るよりも、伴奏要素を持つ下パートに導かれて上パートが乗っかって来る方が自然だろうと思われること、下パートを聞いてるとキラリと光るフレーズがあるが、あれはやっぱりデュエインが弾いてるんじゃないかと想像されること、オールマンズのツインギター・アレンジではデュエインが下パートを弾くことが多いこと、等々がその理由である。いずれも状況証拠で、確たるものは何もありませんが。部屋にはトリプルオーモデルとＦＧ－７５が仲良く並んでおり、いろいろ相談して譜をそれらしく直した。しかしこうなると最早コピでなくて、アレンジの域に入りつつある、あっつい夏休みである、そういえば昨晩、シン・ゴジラ二回目行ってきましT
Ｌｉｔｔｌｅ Ｍａｒｔｈａ のパート譜でけた。Ｅｘｃｅｌ でＡ４一枚にまとめた。あれ、手書きじゃなかったのけ？いやいややはり、活字が組めるんならその方が読み易い。面倒なのはタイの表記で、いちいちテンプレートから貼り付けてやらねばならぬが、同じボックスにダ・カーポのそっくりマークがあって、一人で笑ってしまった。いっぽう練習の方は、ヘリオトロープの第一セクション。ギターでコラールを弾くのは、思ったより難しい。各声部のバランスが崩れやすいのだ。書き出した譜を点検と声部の処理が不十分だったので、自分で弾ける程度にノートを取捨選択しつつ再構。八分の六拍子で記すと構成もよく判り、且つ予備練習にもってこい
確固たる決断と計画を以って２度目のシン・ゴジラを観に行くべきだったが、これ以上居られるかって位、ウチに居た。新調した椅子の高さもよろしく、いま正に Ｌｉｔｔｌｅ Ｍａｒｔｈａ のＴＡＢ譜を書くべきでしょう的お告げが降りたので。ここしばらく楽譜浄書フリーソフト Ｍｕｓｅ2 のスキルアップも図っていたが、曲が持つ、楽譜にしきれない雰囲気に気づいてからは、五線譜併記をやめてＴＡＢのみにし、ギター弾きが音源を聞きながら手引きにする程度を目標ラインに、手書きでまとめる方針を取った。うつらうつら睡魔と闘いつつ、上下２パート、何とかまとまりました。それにしてもイントロダクションの二小節、あれは下パートが弾いてるんじゃないの？（暗にデュエインが２ｎｄを弾いてる、と云っている）
戦前の標準的体形に準ずる私に、会社払い下げの椅子（床から座面まで44センチ）はいかんせん辛い。膝が水平になるには40センチが理想的。昼飯に出た後、思い立って古道具屋に立ち寄りました。最初は籐製のをと思ってたが見当たらず、まあアレは背もたれがないしなと思い直し、しっかりした木製のにしました。うぐいす色のビロード張りがむかしの客車の座席みたいでグッド。パソコンの入力も楽です。姿勢を正してメタボ追放
気温が30℃を超えておりますが、みなさまにおかれましてはお元気でいらっしゃいますか？私は勿論その日の状態によってはですが、元気にギターの練習に励んでおります。先日、ヘリオトロープ・ブーケのピアノ譜をネットに見つけ、ままよ！とＤＬしてしまいました。原曲（ピアノ）とギター編曲の調性がそっくり同じという、ラグ編曲では珍しいことなのかもしれませんが、所謂ヴォイシングに至るまですごくよく移し替えられたものであることよ。一方でベーシックなハ長調（後半がですが）で弾くラグタイムの中でも、こりゃ難曲のようだ、という朧げな認識が頭をもたげていて。そろそろ本腰入れて習得すっかな？と思い始めてる、あっつーい夏の夜でした。窓を開けっぱなしにしてりゃ、たまには風も入るだろうし、着の身着のままノロノロと練習してるのでした。疲れたらネットと音楽。今宵はアル・ヘイグの76年盤のソロ、エリントン・メドレーはいいぞー
