銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

秋風

2015-09-30 07:42:07 | 日記

水戸市栄町にあったJAZZ喫茶「ダウン・ホーム」が閉店して、きょうで15年が経った。あれは1999年のことだったから・・と指折り数えたら、16年だった。まったく人間の感覚というのは!手許に遺留品も幾つかあるんだがちょっとそぐわなくて、自前の ‘Duo’ を掛けて聞いている。ケニー・ドリュー(p)とニールス・ペデルセン(b)による1973年録音。冒頭のベースによるカンティレーナを譜に落したが、あれは何処へ行ってしまったっけ。CDは Waltz for Debby に変わっている

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指針

2015-09-29 12:44:43 | 日記

一年前を振り返ると、昨年秋から冬にかけてオタルナイ・チューニングに凝っていて Merry's Fish Market の耳コピ(というよりようつべ頼りの目コピ)をやった後、楽譜を取り寄せてスコット・ジョプリンらの古典ラグタイムに取り組んでいた。譜の細かいところを検討するためわざわざいちいち写譜なんかもしていたから、譜面はかなりの量に昇ったが実は一向に覚えていない、つまりは弾けないのであった。その事実は割と私を打ちのめしたがこの頃は、いまやってることが面白ければ後になってそれを再現できるかどうかはあまり問題じゃない、と開き直ることにしてみた。いろいろと取り付くシマがこの先も豊富にあることを願うのみである

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いささか解説

2015-09-28 12:38:10 | 日記

8/19 のブログで someone to watch over me のギターソロって、一体なんていう奏法で弾かれているのだ?と自問したが、答えはジャケット裏のライナーノートに書かれていた。文中で奏者ご本人が ‘ hesitation bass ’ と命名しているが、きっと レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス 氏の奏する ヘジテイション・ブルーズ にヒントを得ているのではないか?と想像する。ヘジテイションって「ためらう」の意味だから、anticipate (突っ込む)より delay (出遅れる)の方がふさわしいけどね。いずれにしろ、自家薬篭中の秘伝をこうもあっさりと明かしてしまう John Miller さんて、ホント人柄がいいのではないのかと推察するのである

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長々と引用を

2015-09-27 11:32:00 | 日記

“I just like the cords ... the right hand is much more fun than blues. That's one thing I've been trying to do lately, free my right hand ... rather than just do alternating bass all the time,  or  ‘thump bass’.  I do what I call  ‘hesitation bass’ : where you anticipate the downbeat with your thumb and then play the upbeat on time.  And just use more fingers when you play : It makes for better music. ”  

 - how about me (1974) / John Miller のライナーノートより。 ※ alternating bass = ギターでカントリーブルーズやラグタイムを演奏する際、ド・ミ・ソ・ミ・ド・ミ・ソ・ミ という風にベース弦を交互に弾いて(ド⇔ソ)、リズムを出す奏法。  anticipate the downbeat = 強拍(四拍子の1拍と3拍)を半拍だけ先んじて弾くこと。弱拍(upbeat、同2拍と4拍)は拍の通りに弾く。

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置いて箱に

2015-09-26 08:26:26 | 日記

オーパ@栄町でコネル・デュプリがストラトモデルを弾く映像を眺めていたら、ギター上側の緩い窪みに上半身を馴染ませたその構えにピンと来た。盲点だった、楽器はそういう風に出来ている。これならギターが同じ処に収まる、右手も定位置に行く!しかしこんな毎日毎日ギターネタばかり仕掛けてて、いいんかね。といささか反省してたら突然ドアが開いて第一皇子が現れ、やむなくというか家へ連れてかれた

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休みだといろいろ自由

2015-09-23 23:02:53 | 日記

きょうの休出は旧・出島村。現地に向かう途上、やたら little martha が去来するので、じゃ帰ったらということで。昼飯を何処で取るかが最大の楽しみだが、石岡IC近くの人気ラーメン屋は休み。しかたなく水戸へ戻って人気のカフェ okatte はフォロワーに任せ、岩間街道(県道30号)と県道52号の交差点付近のラーメン屋「天龍」。昭和の食堂が好きな方は是非、メニューが豊富で思い切って安い。  スクリューの羽根の角度を変えたら水を掻くチカラが格段に付いた、みたいなピッキングを little martha でしこたま試す、そのままイ調に持ってければいいのだけど

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自己診断

2015-09-22 22:55:19 | 日記

相方が時雨煮(signe by EC)を7割方仕上げてると聞いて仰天し、付け焼刃練習。カルカッシのイ長スケール(3度和音含む) → 手持ちのイ長曲ということで maple leaf rag (Ronk 版)、ヤンシュの alman 等 → 当該曲。やって判ったが#三つのイ長調、ぜーんぜん手に馴染んでない。何を今更。しかし、いっと最初にコピした小曲 alman が干支が一回りする位弾いてるのに一向納得がいかないのは当然だった。左手の押弦がホントいい加減で、指を滑らすアクションは特になってない。ハ長レベルまで引き上げるのはタイヘンだ

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敬老の日

2015-09-21 22:05:20 | 日記

齢80になる父親を連れてオーパ@栄町へ。母親があいにく妹に連れ出されて既に外出中だったが、これで正式の食事でなく単に飲みにいけばいいとなった訳、それはそれで都合がいい。流石にバップを連発するにはいかず、サークル・ワルツ(ドン・フリードマン) → ゲッツとエヴァンズのオルタネイトテイク → コンコルド(MJQ)、最後はケニーバレルで〆た。途中、西岡恭三を挟んだがそれがいい。親子の会話は当然噛み合わなかったが、噛み合ってたまるか。アナタ、そんなに宇宙をショウメツさせたいンですか?ま、年に一回の催しなのでこれでいいんだが、もう一軒いこっ!という気概は見せて欲しかったぞ、父上。しかしそれは界隈の飲み屋沈没現象によるものだから、致し方ないのか。帰って、Shibuyan(渋谷毅 ’82)、聴いてます。これが判るトシに、もうすぐなります

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でだした、と読み

2015-09-20 20:34:56 | 日記

益子町のカフェ「1と1/2」に行くのに、どう行くのが(趣味的に)いいのか判らなかったので、連休をいいことに車で出出した。早々にコンビニで茨城県の道路地図(¥900プラス税)を買ってるあたりで意気込みを買って欲しい。もてぎのツイン・リンク南口を過ぎた辺りで脇道に逸れるのだが、やたら石碑や石仏が多いいにしえの街道、けっこう栃木(茂木)の道は茨城と違うぞ。小川に沿うか細い道を行きつ戻りつ、目的地付近まで。愛車ノートには立派なナヴィゲイション・システムが搭載されているが、一旦 A to B の指示を出してしまうと後は面白くない、欲すいのはそれじゃないんだよねえ

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休日だしね

2015-09-19 21:27:43 | 日記

仙台ナンバーが目に付く高速をひた走る、休出のお供は Peter Blegvad の6枚目。その人脈繋がりで Henry Cow の滅多に聴かない CONCERTS など掛けてる今晩ですが、昨日は John Jackson ですからね、カントリーブルーズの。その前の日は、さいとう・ゆい嬢?最近、JAZZ もリバイバルしてるし、どれも好きで聴いておりますけど、ま、なかなか幅は広いわな。しかしライブラリとしては、異質なこれ等をなんとか‘とうごう’したいと思ってるですよ、A型のさがでね。『みんな違ってみんないい』 とは世間に浸透した詩の一節ですが、それは言う程簡単じゃあない。どう折り合いを付けるか、そこは悩むところなのです

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りさーいくる

2015-09-18 12:34:41 | 日記

rockbottom @石岡に行くのがコワい。2回に分けて捌いた60枚のCD、どの棚でどうしてることやら!自分で掘ったせいもあるけど、結構あちこち寂しくなってるんで、この度自ら穴埋めをしたという次第。エイモスのアレとか、ハミング鳥なんかはすぐ売れたんじゃ?とか、フェイヒイやマクテル等はきっと辺りに潤いを与えてるに違いないとか、いろいろ妄想がね。すごいね。ここで仕入れた中古品がどんだけ我がライブラリをユタカにしてくれたかってことを考えると、まあ恩返しなのです。何処がコワいかと言えば、未来のリスナーを自分と同じくらいユタカに出来たかってことで

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くるくるまわる

2015-09-17 21:08:41 | 日記

   くるくるまわる   /   斎藤有意 (さいとう・ゆい) 

     1. あたたかい部屋、  2. くるくるまわる、  3. サイレン、  4. もっと (bonus track)

本日の出退勤のお供。2、3日前からタイトル・チューンが頭ん中をそれこそ巡っていたので、持ってって聴くことにした。4曲聴き終わるとちょうど着くという寸法、ミニアルバムの新しい魅力。昨日は秋の遠出でディラン「ナッシュビル・スカイライン」(’69)をずっと掛けていたが、幾らでも聴ける。名作である。よいということでは「くるくるまわる」も引けを取らないように思う

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構えー

2015-09-14 12:52:10 | 日記

ギターのサウンドホール上でピッキングするよう心掛けています。今までサドルに掌のカカトを乗せて(ミュートの積り)、端っこの方を弾いてたんだけど、明らかに音量も音色も違う。でも弾き始めはいつもそのことを忘れる、右手をこの位置に持っていくには、ボディのいちばん膨らんだ部分に軽く肘を乗せること、挟んだりしちゃダメですぞ

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twitter のやり取り(音楽とSF好きな方はぜひ)

2015-09-13 20:57:56 | 日記

○以下、私ライブラリのTLを元に構成しております。登場なさるお三方はいずれも著名なSF作家の方々、まず田中さんが口火を切りました。

田中啓文さん(以下、田中) ; 乱歩賞のパーティーのあとLIVEWIREで立川三四郎SF落語会。吉田隆一がSFとはなにかを語りつくすというので行ってみたらたぶんそれまでに語りつくされていたのだろう、私が行ったあとは大友良英、阿部薫の話など。終わってから打ち上げ。なんと草上仁さんが来られていた。

○以前、草上さんのFCに籍を置いたこともある草上ファンの私は、思わず聞き耳を立てた。

田中 ; 草上さんとは超久しぶりだったが、なぜかブレッカーブラザーズの「イーストリヴァー」が好きだという話とか、イリノイ・ジャケーとファラオ・サンダースの比較とか、ズート・シムスのこととか、サン・ラーの話とか……すべて私ではなく草上さんから振ってきたものばかり。びっくりしたなあもー。

田中 ; 草上さんの話でいちばんおもろかったのは、「星新一はポール・デスモンドだと思うんですよ」という話でした。あとSF作家で○○と××とどちらが好きですか、と質問されて、考えに考えた挙句○○です、と答えると、私はどっちも好きです……。踏絵だったのかも。

○自身がテナー奏者でもある田中さん、思わずRTしてみると・・

田中 ; 草上さんとは10何年振りにお会いしたのですが、音楽のことをしゃべったのははじめてでした。吉田隆一さんに草上さんが「モードジャズってどうお考えですか」とたずねる場面など、なかなかおもしろかったですよ。

○一方、別の角度から興味を示すもう一人のSF作家がいた。

北野勇作さん(以下、北野) ; 草上さんの短編には、ジャズが好きなクマ型異星人の話がありましたね。

愛宕町私設ライブラリ ; その短編の名は?

北野 ; タイトルなんだったんだろうなあ。メモリーズ・オブ・ユーが出てくる話なんですけどね。

○私設ライブラリとしばしやり取りを交わした、その後

北野 ; どうにも気になって、いろいろ検索してみたら、SFアドベンチャーの1989年2月号に「飛入りの思い出」というのがあります。内容とタイトルからいって、たぶんこれではないかと思います。演奏に飛入りする話だし、思い出という言葉も入ってる。

○ウラを取るべく、なんとご本人にメールで問い合わせするライブラリ。

草上仁さん ; うーむ。メモリーズ・オブ・ユーは確か形状記憶合金のラッパをポケットに忍ばせてセッションに飛び入りする話だったような…。まんま「メモリーズ~」がタイトルか、形状記憶だったか、記憶が…。形状記憶脳髄が必要ですなm(_ _)m

 ※ 専務(草上さんのコードネーム)、無断で返信メールを引用しちゃってゴメンナサイ!

北野 ; そうそう、それです。たしか、飛び入りできないところにそれを持って入って、ここぞというところでカフェオレをぶっかけてラッパにして飛び入りする、という話です。私も「メモリーズ・オブ・ユー」がタイトルだと思ってたんですが、そのタイトルが見つからないんですね。

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緊急告知!

2015-09-12 19:36:03 | 日記

かしゃま文化会館の出発は、10月3日土曜日11時30分からです。 当日は13時より、ライブイベントも行います。 お食事とお飲み物は特別イベントメニューとなります! おいしいコーヒーと楽しい音楽の日になりますよ( ´ ▽ ` )ノ (twitter より天才、あ、転載)

https://twitter.com/kashama_bunka

http://ameblo.jp/kashamabunkakaikan/

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