銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

しかし雨がよう降る

2014-06-29 22:59:54 | 日記

土曜日はきっちり一日仕事して、きょうは緩いおやすみ。本屋に【年間日本SF傑作選】さよならの儀式 (大森望・日下三蔵 編) が出ていた。これが出れば梅雨に入るか梅雨が明けるか、である。うむ、珍しい名前が載ってるな。あとは家へ帰っていい加減やわになったFG-75の絃を張り替え、140に持ち替えてコピの続き


周辺あれこれ

2014-06-27 23:20:06 | 日記

目コピの縁の下の力持ちはラップトップ型のパソコン。OSサポ打ち切りで買い替えを余儀なくされた訳だが、大きなディスプレイと軽い操作性が無ければこの技はとても無理だった。さて、プロのドラマー等には痔の方が多いと伺ったことがあるが、デスクワークが集中する2~3月はそこまではいかないにしても座るのに多少の難が生じたりする。ところがうちでコピに励むうち、同じ症状が出てしまった。それから、晩酌代わりという役目もあり、確かに酒量は減っていると思う。体重測定等、次回は期待が持てるかも


ヘの存在

2014-06-26 12:37:21 | 日記

昨日の問題は、ベースが5弦→4弦→5弦→4弦と規則的に運ぶ様に音をチョイスして解決、細かいトコに拘らなくなったもんだ。さて今やってるのは、変イ長調(A♭メジャー)の主部が転調した先、ヘ短調(Fマイナー)セクション。オタルナイ・チューニング(E♭-A♭-C-F-C-E♭)の中4弦は全てコードの構成音なので、そのまま Fm になってしまう。クラシック・ラグに転調は付きものだが、同チューニングはF音がA♭コードの第六音としてだけでなく、平行短調の主音として機能することも見越している


聞き取りにくい

2014-06-25 12:37:33 | 日記

ragtime music はぶんちゃ、ぶんちゃとやる伴奏の左手(ピアノの)が取れれば後はメロだから、聴音は楽な作業だと思う。しかし、低い音域の故か?それでも判らん音が出てくる。ベースラインから推定してみたが、たった一ヵ所取れなんだ。もしかして直前のとおなじ?いわゆる同度と申しますが、なんか違う・・、言ってみるなら音のツヤ。そこで、片方は押弦、もう片方は解放弦と推測したのだけど、どう?違う?


煽られまして

2014-06-24 12:33:13 | 日記

‘ ブログで「こんなに面白い!! オタルナイチューニングで一曲弾けるようになる!! 初回は奏法解説バインダー付き!!」とゆー全50回連載が始まる訳ですな。それはチョー楽しみww ’ と、ツイッターでRTされたので、じゃあ始めるか、という今ここな訳ですが、いかんせんこれはキツい。ただ今そのパイオニアは、小樽運河の遊歩道辺りでギター演奏なさってるらしいから、その隙を突いてひとつ。今やってるのは、2013年にリリースされた浜田隆史さんのソロ・アルバム「Tanne Nay」に収められた、Merry's Fish Market 。オタルナイ・チューニングは解放弦を弾くとそのまま和音になってしまうオープン・チューニングの一種であり、そのコードとはA♭6であります。スタンダードは6弦~1弦の順で ミ、ラ、レ、ソ、シ、ミ。それを私なんかはそうしてるんですが、弦が切れるのが怖いのとオールド・ギターへの張力負担軽減で、半音低くチューニングするのです。そうすると ミ♭、ラ♭、レ♭、ソ♭、シ♭、ミ♭。もちろん半音下げという意識でなく単に緩くした、という事ですが、じゃ、それ実音ならどうなるの?という結果がこれです。ここまで来れば、オタルナイ到着まであと一歩。4弦:レ♭→ド、3弦:ソ♭→ファ、2弦:シ♭→ド。最初の二つは半音下げるので、スタンダードに比べ1音低くなり、けっこう緩い。一方、キツいのはこちら2弦、元より半音高くなってしまうので、練習後はシ♭まで下げて養生してます。それで最終的にどうなってしまうか?というと、ミ♭、ラ♭、ド、ファ、ド、ミ♭。ファ音が主音ラ♭に対し長6度になるので、この音を含むコードを 6th コードと呼びます。この要素がオタルナイの音楽に潤いを与えてる、という展開が今後出てくるハズ。また、2弦&4弦にドの音がオクターブで登場するのもお気づきでしょう、こちらはコード・ヴォイシングのためにと言うことで。

尚、今回の連載では残念ながら 「奏法解説バインダー」 の添付は見送らせて頂きました、あしからずご了承くださいw


書いちゃうとダメ・フラグ、立ちそうですが

2014-06-20 23:16:07 | 日記

と、とにかく自宅で飲まないことにしました。禁酒だと弱い意思が気になってすぐダメになりそうなので、とにかく家に酒を持ち込まない、只そうしてるだけです。飲むんだったら外、そうすれば生来のケチ症が自然に酒をセーヴしてくれるというわけ。飲みたくなったら、①ギターを弾く、②SF本を読む、③水を飲む。③は「ポランの広場」の一節を思い出しますね


もう、隠しておけない!

2014-06-19 12:28:15 | 日記

浜田 隆史 / タンネ・ナイ Tanne Nay       オタルナイ・レコード OTR-033  (2013)

今月に入った頃、ご本人のhpから注文。小樽在住のギタリストでいらっしゃるが、空輸で来たのかCDはエラく早く到着した。昨年、ダコタ・デイヴ・ハルさんのステージを観に行った時、サポートでツアーに同行されていたので演奏も聴かせて頂いたが、その後、ギターソロとしての最新作である本CDをネットで試聴した時、デンキが走ったものである。これはやるっきゃない、と深層心理は瞬時に沸騰したが、 まずはCDを購入して差し上げるのがスジというもんだろ?と、待てしばし。CDが到着するや否や愛用のMDに落とし、スピーカとディスプレイのタッグによるコピを開始、現在 ‘Merry's Fish Market’ が何とか1/4位の進捗である。氏は自らオタルナイ・チューニングと名付けたフ・シ・ギな調弦を使うことで知られており、私もこんな特殊な(失礼!)ことをやるとは夢にも思ってなかった。が、それを簡単に覆してしまうほど本作は良い!と申せましょう。おそらくは年末まで関連レポが続きます、どうか許して


Beautiful Dreamer's Night Vol.5

2014-06-16 12:34:02 | 日記

90EAST / Beautiful Dreamer's Night Vol.5    6/15(Sun) OPEN 17:30 / START 18:00
LINE UP 【floor live】   スーパーアイラブユー片貝 / ガルベス / 三日月窃盗団 / casta:net / inweu
【VJ】 須藤忠隆  【DJ】 宮本哲弥

会社と同じ町内にあるバー 90EAST に行きました。トリルイと仲間たちを観に行ったのが6/1だったから、ちょうど2週間ぶり。うっかり開始時刻を勘違いして、あわや!でしたが、ステージ進行もそれと並行するように押しており、助かったあ。先日はフロア入って右手奥にステージが設えられたが、今回はテーブルと椅子を取っ払って中央に演者が円陣を組み、四周に配した座席からオーディエンスがそれを取り囲むというセッティング。ずいぶん印象が違うんだ。カウンターから正面壁にプロジェクターで画像を始終映してたのも楽しかった。以下、出演順にご紹介

スーパーアイラブユー片貝 / 昨年の陶炎祭(ひまつり)@笠間でステージを務めていたスーパーアイラブユーはDrとBが女の子というバンドだったが、現在は片貝くんがひとりでやってるのかな?ストラトキャスターを構えステージに仁王立ちする様は、はっちゃけてて良かったです。

ガルベス / 彼の音楽は、恐らくエレクトロニカと呼ばれる形式、そうですよね?(自信なし) 親指ピアノのサンプリングから始まって次第に拡大していく音楽は、会場内に暖かい共感を生んでいたような。長んがい筒をぶおう!と吹き鳴らすもおかし。あれってバスキング等でも使う楽器、誰かに問われて、何もない~♪と歌ってたけど、もしかしてフジアイ、知ってんの?

三日月窃盗団 / 今回はベースが加わって、がっぷり四つに組んだカルテット編成。緩くうねる流麗なパフォーマンスでした。「猫街」、いい!どこがいいかというと、メロディに9度跳ね上がる処があるのです。前回オープニングだった「パイロット」がトリに来て、こちらも大分練れてきたなあ

casta:net / つくば市から来た彼はギターの弾き語りと思いきや、エレクトロニカを交えた、なかなか不思議なステージだった。四文字熟語が歌詞に嵌め込まれていて、硬質な感じを失わないところなんか、なかなかな気概がありますね。また、どこかで

inweu / 前身のDuny's Coke から通算すると、ほんと長い付き合いになるな。ベースを加えて電化、更にヴァイオリンが加わって、とこれまで4回ステージを追ってきましたが、90EAST では水を得た魚の如く、集大成的な展開となりました、よかった、よかった。 「三日月~」のさいとうゆいちゃんを加えての「imperfect」もお馴染みとは言え、毎度楽しませて貰ってます。それとフレットレス・ベースだけじゃなく、MCの腕も上がったわたなべ君に拍手を!この後バンドは、6/26に市内でのライブがある様なので、ご都合許す方は実力派ご当地バンドの演奏をぜひ、聞きに行ってください。

 http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/cc411f96b319e94e48f3c11b3ff47120


インサイド・ルーウィン・デイヴィス、もう少し引っ張ります

2014-06-15 14:52:19 | 日記

えー、ネタバレって程ではないネタを。再三言ってますが、映画「Inside Llewyn Davis」のタイトルは、実在のフォーク歌手Dave Van Ronkが1962年4月に制作したアルバム「Inside Dave Van Ronk」を下敷きにしてる訳です。劇中、はるばる厳冬のシカゴへオーディションに赴くルーウィンですが、プロデューサーの元へ送ったハズのアルバムは届いてない、と一蹴。しかしこんなこともあろうかと肩から提げたおっきなバッグから自分のレコードを取り出して・・、という所でそのジャケットが元ネタそっくりに作られてて、持ってるひとは「おおーっ!」となるわけです。ところがオリジナルには写ってるネコが居ない、ネコは何処だ?そして音楽ファンは、ああ、ネコはジャケから抜け出して、いまスクリーンで活躍してる最中なんだ、と二度納得する。え、やっぱりネタバレ度高い? (追記) いま Cocaine を聴いてますが、作者は Gary Davis じゃなくて、Luke Jordan という方らしいですな


きょうは安かったんだよ

2014-06-14 14:42:19 | 日記

今週は脳ドック体験などもありましたが、それ等は置いとくとして、午前中予定通り「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」2回目、見て参りました。Facebookやら他人のブログやらで余計な、もとい得がたいウンチクを詰め込んでから見ると、いろいろ細かいところが腑に落ちたり。でも映画自体に対する理解は私としてはここいらが限界。先日、ツイッターで間違ったコメをしたので修正しますが、主人公がシカゴへオーディションに出向いた時、ウォーミングアップに歌っていたのは Rev. Gary Davis の ‘Cocaine Blues' です。エンドロールのバックで流れるのは、映画のモデルとなった Dave Van Ronk の歌う Green、Green Rocky Road。劇中もちょっと捻った使われ方をしているのですが、映画公開を機に少しでも Ronk さんの歌が国内で聴かれる機会が増えてほしい、ファンとして切に願っとります


映画 「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」

2014-06-11 19:14:32 | 日記

念願の映画を逃すことなく見られました、誰にということもなく感謝。さて、何を書いておくべきか? 1961年のニューヨーク、グリニッヂ・ヴィレッジにあるコーヒーハウス「ガスライト・カフェ」は、フォークソングを聴き漁る人々で盛況だった。聴衆を魅了する実力を持ちながら今ひとつ売れるに至らないルーウィン・デイヴィスは、その晩もギターを抱えステージに上がり・・・。ということで、当時隆盛したフォーク・シーンの現場を、私たちは目にすることが出来ます。デイヴ・ヴァン・ロンクに扮する主役オスカー・アイザックが手にするは、1921年製 Gibson L-1。枯れた、しかし力強い響きにもうほんとノックアウト。別シーンではやはりヴィンテージ Martin の鈴鳴りと称される音色もたっぷり聞けますよ。え?ギターばっか見てるなって?まあ、フォークってこういうミュージックなんだ、ってそれに触れられる映画です。 題名は主人公が制作した(しかし、売れない)レコードのタイトルで、これは実際のレコード「Inside Dave Van Ronk」に由来しています。本家レコも番号から判断する限り、録音からリリースまでオクラ入りだった時期があった?「オレの内側」なんてタイトルじゃ、インパクト弱過ぎないか?しかしルーウィンは頑なに自らのスタイルを貫こうとします、その信念、いずこにありや? 週末にもう一回見て来ようと思ってます

映画としてすごく良かったですが、ここはひとつ Dave Van Ronk のファンが観てる、ということで過去の関連記事など羅列。

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/1e2722fdc3a906d53bb5d65d16a4034a

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/65dd12589d63b8ce203fd0bfd2b1ffd9

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/c524a653df82ed4d879b357405825c43

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/d8d6cce02d892dad4cbfe8bd50c347c3

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/49e6b8f1a567f5aad93a781387bbb719


ぜんぜんあわてません

2014-06-09 12:47:15 | 日記

土曜は楽しかったが、その午前は病院に行っていた。予約を入れに車を出す。ラジオからは、映画「インサイド・ルウェイン・デイヴィス」で主役を務めるオスカー・アイザックが唄う「hang me , oh hang me」。こぶし回しがなかなか van Ronk っぽいぞ!

●ここで重要な告知! さっき調べたら、映画はひたちなかの映画館で現在上映中。しかし、上映開始が 9:10 と早い上に、日に一回こっきりとのこと。おまけに 6/11 までらしいですから、観たい人はお見逃しなく!

さて診察の方だが、飛びっきり早く順番が巡ってきて、「イースターワイン・・」を読む暇もなし。で、体重は相変わらず、常連のスレスレ尿酸値に加えて、コレステロールやらγGTPやら大挙して押し寄せてくる。取敢えず食事と酒を制限して、それで効果なければ処方してもらう事で主治医とまとまったが。3,4年前に大事件に発展した大腸うんたらもそろそろ再検の時期だという、えらいこっちゃ


マハリテメグル

2014-06-08 11:03:30 | 日記

土曜朝ツイッターを覗いたら、愛宕神社@岩間でイヴェントがあるとのこと。では、と6月のライブ鑑賞予定に追加いち。かしゃま文化会館経由で平野の山というには余りに急峻な坂を登り、随分久しぶりの神社。雨がだいぶ激しくなってきていて、会場は社務所2階に変更されていた。

本日のメインは小嶋さちほさんという沖縄のシンガー&竪琴弾き。彼女を岩間に招聘したのは笠間に住んでいた関根さんという方、かしゃま文化会館の常連のひとりだったが、震災で店の復興を断念、今は奈良で奥様と飲食店をやっている。小嶋さんと関根さんが会った折、笠間の話題から自分の祖母がすぐ近くの岩間(現在は笠間市という行政区の元、同じ市内ということになる)出身で・・と話が進み、では愛宕神社で奉納演奏を企画しましょうとなって、きょうのイヴェント「チータゴまつり」が開かれる運びとなった。もともとミュージシャンであった彼女は「どんと」というSSWの伴侶であり、ベーシストとしてそのステージも支えてきたが、2000年に最愛のパートナーを失うという悲劇に見舞われ、それ以来、生と死を見つめる探求の旅を続けてきた、という。

さてその周辺のことがさっぱりな私であるが、この巡りあわせには流石にびっくりした。なぜと言って、笠間周辺は「どんと」ファンがそれこそ溢れかえっているからだ。なにしろファンだというだけで意気投合して、結婚してしまったカップルまでいる始末である、そんな連中が小嶋さんを迎えて盛り上がらないはずがない。地元からは、めがねーず、ムーンシャイン(エレクトリック仕様)、ドドイッツという、まあ妥当なメンツが集まって、いよいよ強まる風雨をよそに「どんと」リスペクトの夜は熱く、熱く


wood job

2014-06-04 12:26:27 | 日記

この1、2ヶ月の間に、映画を、それも邦画ばかり三本も見てしまった。テルマエ・ロマエⅡ、相棒3 に続いたのは、「wood job」。親指を立てるアレに似たタイトルですね。どこからな~んも貰ってる訳ではございませんっ、三本でいちばん面白かったです。ストーリーやテーマは、それはもう良く作り込まれてる映画ですんで、何の説明も致しません。ただおっきいスクリーンで観ておくに越したことはないシーンが控えております、前情報一切ナシで足を運ばれては如何ですか?  ところで今回もカミさんと行ったのですが、早朝だってのに内ジャス4Fは長蛇の列、アナ雪、すごい人気ですね。カミさんもサビだけ毎日歌ってますが、あーいうんがヒットする世なんですかね?よくわかりませんね。  ともかく今年の本命は「インサイド・ルウェイン・デイヴィス」なんですが、上映される気配がケほどもないんですけど、どーなっちゃううんですかね