銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

gibsonのフルアコでございますのよ!

2021-06-27 17:40:43 | 日記
 utsu工房@笠間に久しぶりに行ったらヤバい出物が。Gibson Es-175 の’62年モノ。過去3回、これわっ!?と云うチャンスを逃して来た身に、デンキが走るのであった。
 兎に角、素直な楽器なのである。普通に押さえられて普通にピッキングできる、此れがどんなに大切なギター要素かと云うのは身に染みているのだ(指板がハカランダだと後で教えられた。)
 60の下り坂に入った人生、この地点でどうするか?三回繰り返したあの悔恨をここで一気に覆すか?それとも手許の二挺と信頼をいっそう深める方向を選択するか?
 まあ当分は、わくわくどきどきよね!
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プリング・オフ

2021-06-24 07:06:47 | manuscript
久しぶりの little martha ネタ。耳コピしてて、頭中に像が浮かび其れを譜にするのに苦労した、珍しい例。
Aの三拍目はプリングオフだが、その起点が上下二声でズレてる点にご注目。Bと比べて欲しい。

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song for juli

2021-06-21 20:32:47 | 日記
 夏至。K.Yairiがウチに来て5年が経とうとしてる。久しぶりに手許の30曲以外を採り上げてみた。jesse colin young の song for juli(1973)。2017年9月に譜を書き出したが(これが何と手書き)乗れなかった様でそこで止まっている。
 まずは muse score に打ち込んで再生してみると悪くない。レコードの雰囲気は良く出ている。そうなると此の譜の弾き難さ、しっくり来ない原因は何だろう?大体レコードのピッチが良くない、等ぶつぶつ云いながらcapoをずらし探っていくと、、驚いた。A keyだとばかり思ってたが、こりゃG keyだ。そして最低音dを確保するため、dropped Dにチューンしてる。
 と気が付いた所で muse score の譜表プロパティを開け、音高の使用範囲を下限E2→D2に変更、そして入力譜を長2度下げる。この辺が楽譜浄書ソフトを使う楽しみか。ちっちゃな曲だがすごく愛おしい、大切に弾いていこう。

https://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/m/201710/1
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kismet rag

2021-06-14 10:54:45 | 日記
世の中にトホミスと云うジャンルがあるのを知ったのは、書き下ろし日本SFコレクション『NOVA6』(2011.11 河出文庫)。蘇部健一氏書くところの「硝子の向こうの恋人」はそのSF版で、大いにそのトホホ感を楽しませてもらった記憶がある。
こういった類に何とは無しに似てるのが、ウチのフィールドの kismet rag。大上段に振りかぶったタイトルからは想像もできないヘタレ振りな曲想が楽しい。
§1ハ長 → §2ト長 → §1ハ長 → §3ヘ調 → §4ハ長 と進行する様は変化に富んでいてたいへん面白いが、ここはひとつヘタレを前面に押し出すべく、余り練習はしないと云う究極の手段に出ることにした。こりゃラクだわw
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ギターのチューニングを半音下げている理由

2021-06-07 18:16:05 | 日記
①古いブルーズやトラディショナルの録音を聞くと、だいたいチューニングが低め。
②英フォーク&ブルーズの人々も、初期のころは概ね半音低い。
③楽器の保全。
④チューニング間の移動が楽
  ● 半音下げた標準チューニング
    6絃E♭・5絃A♭・4絃D♭・3絃G♭・2絃B♭・1絃E♭
  ● オタルナイ・チューニング
    6絃E♭・5絃A♭・4絃C ・3絃F ・2絃C ・1絃E♭
⑤バロックや古典派と云った古い西洋音楽に親しんだ時期があり、A=415hz(通常ピッチより、ほぼ半音低い)に耳が慣らされている。
⑥ダルい性格なのである。

欠点として、直ぐレコードに合わせたり、他人とアンサンブルすることが出来ない。
ま、孤高の音楽家だからなw
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難しの海

2021-06-06 23:36:57 | 日記
ギターでクラシック・ラグを弾く時、主に二つのチューニングを使ってる。所謂スタンダードとオタルナイで、後者は小樽在住の浜田隆史さんによって独自に編み出された。
ラグに親しんで干支が一回りする今年、調絃によって分断されている此のジャンルの二群をなんとかまとめる様、取り組んでいる。
オタルナイはピアニストの右手が形作るブロックコードにかなり近い所まで迫れる利点があり、これを駆使するとゴージャスなサウンドを実現できる。
だが、そのためにスタンダード編曲の曲(どちらかと云えばスッキリしている。)との間に違和感ができてしまったのだ。
加えてオタルナイはポジション移動が頻出する。そう云う調絃なのだから仕方がないのだが、難しの海で泳ぐだけが練習ではないと、最近思うようになった。
要は楽曲の解釈、テクニック、演奏の理想、その辺から自分なりのラインを想定し、それに従ってレパートリの統合を図っていこう、という事で。
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