銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

1年寝かせ

2021-07-12 21:39:24 | 日記
 ちょうど1年前に作譜した gladiolus rag が、あちこち弄り回した結果、漸く弾けそな体を為した。
 otarunay tuning による編曲だとついリッチな和音を盛ってしまうのだが、薬指まで動員する四声弾きが要求する難度はけっこう高い。厚いテクスチャが特徴的な otarunay 調絃ragtime群をなるべく簡素化し、シンプルな曲想の標準調絃Gragtime群とまとめよう。と云うのが最近の流れで、音数の多い the easy winners と同時進行で検討した。
 正直、メロディにバスがありゃ音楽は成立する。メロディに3度ないし6度でハーモニーを付ければそれで十分。あとは親指・人差し指・中指の三本がきちんと連動すれば、ギターは立派に音楽を形作るのだ。
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wilson rag、ふたたび

2021-07-04 17:26:34 | manuscript
 daily練習曲の最後の譜が出来た。wilson rag、2009年にコピした曲。
 曲ってのはきっちり綿密に作られたモノの方が譜にし易く、対してひとくさりのモチーフを奔放に繰り広げるタイプは大変扱い難い。後者はブルーズやトラディショナルの様な音楽だ。
 30曲中にこのタイプは2曲ある。etta baker 婆ちゃんの one-dime blues と、今回の elizabeth cotten 婆ちゃんの wilson rag だ。後者はともかく暗譜してるので何時でも何処でも弾けるのだが、覚える際かなりティピカルにしたので、コピ譜とは実は結構ちがう。
 この機会に細部をよく見直し、新たに全体を組み立てたい。トラディショナルで聞かれる、あの訥々としたタッチで、クラシカル・ラグを弾くのがひとつの理想だと思ってる。

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同度ノートの指代え

2021-07-02 04:59:43 | manuscript
alice's wonderland(bert jansch)の締めのフレーズ。Aが順当なフィンガリングだが、Bの方が指の廻りは良い。どうしてなんだろ?兎も角、e dorian scale をお楽しみあれ。capo3か、capo4で。

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