銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

あとは野となれ

2018-01-31 22:13:39 | 日記
赤みがかった月とともに1月が終わろうとしているが、なんか今晩はギターに触りたくないので、本でも読んで寝よう。

   あとは野となれ大和撫子 / 宮内悠介 (角川書店、2017)

文芸カドカワに連載されていたのが出版された。と云っても大分前の話で、著者の新刊が立て続けに出るとてファンはもうとっくにそっちに行っており、地方在住者はようやく落穂拾いをしておるところ。昔、酒見賢一氏に「後宮小説」という著作があったが、あれがパワー増し増しで帰ってきた!みたいなやつ。
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変り種

2018-01-30 21:25:04 | 日記
Fingerpicking Gershwin にはアコースティックギター用のアレンジメントが全部で15収められているが、そのなかでも Someone to watch over me はちょっと変わっている。他の14曲はレコードで聴く通りなのに、これだけはそうなってない。譜面は原曲メロディに忠実だが、演奏の方は割と気ままにやっている箇所がある。CDと譜の両方を入手した今だから判ったのだが、これはガーシュウィンに忠実たらんとした編曲者(=演奏者)が試作的色合いの濃いこの第一弾('72年リリース)を譜に起こした際に修正を加えたのだ。しかしこのアレンジには大層愛着があったようで、完全なリアレンジでその香気が飛んでしまうのは憚られる。そこで最低限の手入れに留め、当初のアイディアや決め処はそのまま温存した。そういった経緯でファンは、この曲に関してはレコードと譜面の微妙に異なる2ヴァージョンを楽しめることになったのだ。なんという僥倖!
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しんしんしん

2018-01-29 22:50:03 | 日記
前橋まで出張だった。帰途は吹雪のなかを高速で。会社を経由して家に辿り着き、そういえば今日はコーヒーを飲んでなかったな、と淹れて飲む。窓外は白一色、街灯の光輪のなかは白が舞っているが、近景のそれは黒くおおきい塊だ。なんにしても家がいちばん。  さて少し練習して寝たいとこだけど、余力があるかしら?
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ちらほら雪も舞い

2018-01-28 19:53:23 | 日記
昨日のヴァイオリンソナタが後を引き、しばし昔の在庫をとっかえひっかえする前半だった。後半は散歩、カミさんが GEN'S BAR でコーヒーでも飲んでいこう等と云っているのでそうしたが、何で開いてんの知ってんだろ?それ以外は概ね Someone To Watch ~ を弾いて過ごしました。基本のコード、派生したコード、コードをつなぐ経過的な音、それを押さえる指。右手の指運びも含め、編曲者が示すものをひとつひとつ探る旅
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一転して。。

2018-01-27 19:40:46 | 日記
漁師が操業中の食事に重宝するどぶ汁を是非食したいカミさん、旦那を蹴たてて今日は県北へ。目的地は北茨城、運よく水揚げもあったみたいで食事にありつけました。磯原、南中郷とここいらを通過するとき怪しい気配が漂うのは毎度のこと、ああ常磐炭鉱専用線の遺構は何処。。高萩のレコード屋も久しぶり、すっかり変色した値段据置きのJAZZ棚を眺めていると、お隣に'53年録音のシモン・ゴールドベルクによるブラームスのヴァイオリン・ソナタ集を発見。帰りの車中で第四交響曲(作品98)と二重協奏曲(作品102)に挟まれた2番(作品100)を遂に聴き遂げたのでした。遠く故郷を離れ日本で没した至高のヴァイオリニストは最晩年、水戸とも深い契りを結んだのです。
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someone to watch over me

2018-01-26 18:09:30 | 日記
人は何枚か必ず、出会わなければならないレコードがある。 2009年にロックボトム@石岡で入手した John Miller『 How About Me(1972)』は正にそうした一枚だった、そこにはアコースティックギターのソロで奏でられる Gershwin の Someone To Watch Over Me が収録されている。John はカントリーブルースやラグタイムから出発してアルバム二枚を制作する中、それらの奏法がもっと広汎なアメリカンミュージックに応用できるのでは?というアイディアを抱いた(んだと思う。)。そして当アルバムでアーヴィン・バーリンとジョージ・ガーシュウィンにトライした。(と思われる。)数年後、本格的にガーシュウィンに取り組み独自の芸風を拡げてゆくが、この段はまだ「ブラインド・ブレイクの延長でスタンダードやっとったら、こんなん出来ましたー」的印象が強い。だが、その垢抜けなさがいい。そこに痺れる、憧れる、である。このプレイを聴いたとき、生涯一曲は決まったな、と思った。いや、そんな、恐れ多いと本心は出来るだけ下の方にしまい込んで、何気ない風を装ってここまでやって来たが、昨年暮れには演奏者自身が著した譜面も入手してしまったし、ようやっとマスターする時機が訪れたような気がしないでもないでもない。ということで、昨晩からちょこっとずつ弾いている。
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冬の夜長

2018-01-25 12:34:34 | 日記
先週金曜晩を境に酒を口にしていない(はず)。プチ禁酒である。おー、やれば出来るじゃないか、ってまだ一週間経ってない。コツとしては代替飲料を用意する事で、夜でも構わなければコーヒーを淹れてしまう。トマトジュースなどは体が冷えるのでこの時期には適さない、いっぽう薬局で気まぐれに買ってきた粉末(何と云うんだっけ)を溶いたのは歓迎される。ストーブの上でチンチン云ってるやかんから注いだ白湯で十分という声も。あとは練習に集中することか
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せめぎ合い

2018-01-24 12:34:07 | 日記
だらだら弾いたらアカン、要点をまとめてきちっとやりっ、と云う自分が、ダラダラ弾いていたい自分にあれこれと意見してくるので、なかなか困った。両者の言い分はさすがによく分かるので、これから折り合う地点を探そうと思う。それとは違うけど、並んでるロングネック(645ミリ)と標準ネック(630ミリ、世間ではショートと云うけど)の後者に手が伸び易いという話を少し前にしたが、今は拡張期なのである。感覚的に押し広げようという時期に来ているのである。そうすればこれまで見えなかった地平も見えて来るんでないか、という望みも無きにしも非ず、である。だから頑張って長い方を
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ゆきの日

2018-01-23 12:46:11 | 日記
4年ぶりの大雪とのこと。4年前の2月、あれも大雪の晩に滑って転びそうになりながらオーパ@栄町まで行ったのは忘れない。先客が2、3人居たので驚いた。翌日はパートに行くと云って訊かないカミさんを笠間某所までお連れしたが、その時グッジョブだったのは親父の車シルフィ with スタッドレスだった。同車は今回うちの第三皇子の足になってくれたようで、まだまだ達者である。やっぱりあの頃のクルマの信頼性は高い。私と云えば早めに帰宅し、Easy Winners などさらっておった。周囲がバタバタしておって、あまり気楽ではなかったが。

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/153554c8a2ff795ffb77e01846587878
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ネタは少しあるのだけど

2018-01-22 12:32:20 | 日記
Liza から行くか。上手く行かない理由、おおよそ見当が付いた。イントロでレミファソラシドレと上昇しドシラソと下降する、この何でもないフレーズ。拍そのままに分けると(レミ)(ファソ)(ラシ)(ドレ)(ドシ)(ラソ)だが、演奏上はそれだとスムーズでない。レ(ミファ)(ソラ)(シド)(レド)(シラ)ソ とやると出来そう。そも、譜がそういう風に書いてある。これなんかは拍のウラに重心があるという事か。  その一方で譜面が、それも出自のしっかりした奴が手許に来ると、音源を余り聴かなくなるという悪癖あり。耳あってこその演奏やとは思うんだけどな。そも僕の読譜力は十分でない、よくて15%くらいか?中途半端なものにも音楽は充分楽しい、という見本ではある。
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居間のソファで

2018-01-21 21:11:49 | 日記
58になって3日めの今日は Gershwin のナンバー満載の「巴里のアメリカ人(1951)」を観る。近所のビデオ屋で借りたやつ。They can't take ~ もエンブレサブル・ユーも I got rhythm も踊り付きで次々登場、ご満悦だったが、いま丁度やってる Liza が最後まで出て来ない。あれー、おかしいな?ヒロインの名がリザだから出て来る筈?と思ったが、Liza の読みはライザだし、どうも外したらしい。ま、往年の名画が楽しめたからいいか。
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ケアレス

2018-01-20 09:13:44 | 日記
 Careless / Stephen Bishop(1976)

ちょっと改まった呑み会だった。お膳立ての積りで「私のお気に入り」をお聞かせしようと思ったが、長いこと手許になく急遽調達しますた。高三の時、友達の伝手でテープに録れてもらったのが最初、その後日本版CD、そして米国版CDと手にし、これが四度目。なんか買い直すハメになるレコですね、そういうこともあるのさ(遠い目)。これと Light Shine / Jesse Colin Young、Stuff、ディランの「血の轍」で完成、まあ宴会は無事におわたワケですが、左右の席からBだとかABだとか云われたけどオレはAなの!そして58になりました、今後も宜しく。
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ブロック

2018-01-18 12:35:11 | 日記
ブロックコードがいまいち弾けないのが原因かのお、と思う。ピアノ奏法の名称を便宜的に引用しているが、右手親指(thumb)でベース、人差し指・中指・薬指(fingers)で三和音の、計四声と云うことになる。トップノートは薬指に来るので、これがメロディの担当である。第三音、第七音を確保すれば、残りでテンションノートを入れることによりリッチなサウンドが実現できる。Liza ではこの優れた奏法のヴァリエーションというか一捻りして、四本で一遍に和音を弾く直前に人差し指でヒッカケを入れるアレンジなのだった。和音だけならチャン、チャンと進行する処、そのおかげでズ・チャン、ズ・チャンとリズミックに出来る。譜面を見れば一目瞭然で「簡単じゃん」と思いながら始めたが、このブロックの切り崩しがなかなか難しい。右手が腫れぼったくなり、反動で左肩が凝りと、無駄なチカラがだいぶ入ってる。オレの場合は人より特に親指のアクセントが希薄なので、そこらもうちょっと強化、だね。
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重さ

2018-01-17 12:35:20 | 日記
二挺のギターが部屋に並んでる。和製トリプルオー with ロングネックと14フレットパーラー。どっちに手を伸びる、無意識に?どうもロングネックは敬遠されがちだ、それではアカンのやけど。645ミリの絃長を鳴らすのはちょっと覚悟が必要なような。せめてもう少し重量が軽いと宜しいのだが。UTSU工房@笠間に展示中の同型機が理想的な重さで、その羨ましい事と云ったら。もう手許を離れてしまった2号機 S.Yairi はそれこそ重量級だったので、あれよか随分改善されたことでよしとせねば。とブツブツ云いながら、Liza の Verse を練習しています。
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タイムアップ

2018-01-16 23:51:55 | 日記
わーだめだ、そんなに毎日書くこと、ねーってっ
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