銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

2013年10~12月

2013-12-29 09:05:05 | 日記
【音楽】 フィンガーピッキング用語で言う処の‘pinch’を習得すべく、アルペジオ練習曲集#18(アグアド作)を練習、同時に Gary Davis スタイルの練習曲もやってみた。Slat Key Rag は合わせが決まり慌てて譜の手直し、しかし作業に11/10まで懸かる。宇都宮では Due Luce が4回目の演奏会、その北に位置する高根沢町宝積寺に(肉+中古ギター)屋というユニークな店があると聞き、早速出掛けて YAMAHA FG-140(1969年製)を入手、一方 S.Yairi SYD-120 を放出し、手持ちの楽器は YAMAHA ニ本体制となる。英国プログレのGILGAMESHを聴いて吃驚。岡林信康「金色のライオン」の中古レコを買い、それにまつわるディラン~はっぴいえんど~ヤングブラッズ~SugarBabeのあれこれをBlogに書く。12/7 Slat Key Soquel Rag の合わせ&録画、tube にup。同日開催の弁天百暇堂vol.6を聴く

youtube.com/watch?v=rqE3O9be394

【SF本】 10月に神林長平「敵は海賊・海賊の敵」と来て、その後ラファティ「第四の館」を読破。柳下さんの訳がいよいよハマッてきた感あり

【その他】 Blog投稿が988回を数えた時点から、投稿回に対応するJ.S.バッハの作品を随時紹介、11/4に無事1000を通過した。が、どうもその辺りからBlogが日記の枠をはみ出し始めたような気がしてしょうがない
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2013年7~9月まで

2013-12-28 18:38:19 | 日記
【音楽など】 長野県飯田にお住まいののシンガーソングイラストレーターの方の試みに勝手に同調し Dave Evans 氏の「Sad Pig Dans」というギターインストに取り掛かかるが、耳コピまで完成させながら曲の持つ実験精神に耐え切れず演奏でザセツ。一旦踏み込んでしまった迷宮から立ち直るのはホント大変だったが、折り良く Dave van Ronk 編曲の「Maple Leaf Rag」をネット上に発見、これに集中することで何とか生還を果たす(実話)。この曲は以降2013年で最も弾いた曲になった。DVRのレコ「Someone else、not me」もこの時期、かなり聴き込んでいる。8月に入り YAMAHA FG-75という元々輸出用のオールドギターをUTSU工房@笠間で入手。9月には Slat Key Soquel Rag の年末合わせが決まり、譜面の手直しがてら練習を始める。

【SF本など】 「ヨハネスブルグの天使たち」宮内悠介、「第四の館」R.A.ラファティ、「NOVA10」大森望編集。宮内さんは音楽にも造詣の深いSF作家、直木賞は残念でしたが、私は強く推すものです。NOVAは残念ながらこの第10巻で一応の完結、今年の年末は何か欠けてると思ったら、このシリーズだった、大森さん!次の企画早よ

【その他】 8月は真岡鉄道に乗ったり、北海道旅行したりと外出が多い。特に函館の市電はオススメ。酒の好みが Bourbon からGINに変わった。最初はしおらしくトマトジュースで割っていたが、ペットボトルを捨てるのが面倒になりストレートで飲む習慣に
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2013年4~6月まで

2013-12-27 12:31:11 | 日記
【音楽など】 有名なラグタイム曲 Maple Leaf Rag に取り掛かっている。dropped D でアレンジされた打田十紀夫さんのバージョンはすごくバランスのいいもの、しかしお手本通りのテンポで弾くのは相当にムズカシイ。偶然入手したA4版の音楽帳に写譜し、楽曲構造の研究など。以前耳コピした Georgia Camp Meeting のリニューアル。この頃、ギターはずっと Takamine を使っていた。この年の例大祭に出品された東方プログレ合同誌に寄稿した(させられた)勢いで、「プログレ夜話」全10回を Blog にプチ連載。INWEUのライブを皮切りに、Quartetヴェロニカ、ムーンシャイン、エテルニータと演奏会を聴きまくった時期でもある

【SF本】 R.A.ラファティ「蛇の卵」(1987)を入手、読むのはもう少しあと

【その他】 4月にズレ込んで放映された Girls&Panzer の11・12話を見る。5月は三週間近く blog の更新が滞った時期があり、その反動か6月以降は定期的に更新するようになった
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2013年1月~3月まで

2013-12-26 12:24:16 | 日記
流石にもうここまで来れば特記事項もないであろ、2013年を振り返ってみたい

【音楽など】 前年の流れで年初は Slat Key Soquel Rag の五線譜&TAB譜を清書していた。この時点で tube に上げるなど、全く念頭になかった筈。この頃ガーシュイン熱が発症、よせばいいのに John Miller 氏のコピをやろうとして大やけどを負っている。2/1に来日を果たした Dakota Dave Hull 氏のライブを東京まで観に行って感動、ラグタイムの年になるかと思いきや、J.S.バッハのアレグロ BWV.998 をレギュラーチューニングからドロップDに直す、てな事をやったりして、ギター道は迷走を極める。それでも John Miller 氏に関しては But not for Me のコピをひととおり果たしており、ただ演奏するのは余りに難しくて現在お蔵入り

【SF本など】 3月に円城塔の芥川賞受賞作「道化師の蝶」を読んでいる。一般向きだね。その後、日本SF大賞特別賞受賞作「屍者の帝国」(伊藤計画+円城塔)と日本SF大賞受賞作「盤上の夜」(宮内悠介)を同時に読み進めるなど、本は結構読んだか?これは屹度(←円城塔がよく使用する語句)財布にも響いてるゾ。漫画部門では、ボブ・ディランが大活躍の「アイデン&ティティ」(みうらじゅん)に感銘を受ける

【その他】 3月に日動美術館でオリーブ樹を描いた大作を鑑賞した。あれはかなり良かった
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功労賞もの

2013-12-25 08:00:03 | 日記
2013年のギター合わせで縁の下の力持ち的存在だったのは、日がないちにち着ているダークブルーの防寒具。近所のメガド○キーで買ってきたのが昨年の冬、手首もこもこ、首筋もこもこでさも暖かそうと入手した割りに左程でもない、と思ったら前の釦を締めてなかった。防寒機能は果たすようになったがギターに釦が当たってキズがついちゃう!そこで前を左に捻って着ているのです
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で、お次は?

2013-12-24 18:25:31 | 日記
Slat key rag は近々水戸ユニットで再演する運びとなっておりますが、それに先行する形で本家ユニットは3曲目に取り掛かっております。次は何と!大御所 Eric Clapton の泣く子も黙るアルバム『Unplugged』(1998)の冒頭を飾った‘Signe’ですっ!と、ここでちょこっとネットを徘徊したら、とんでもない事実が出てきた

アルバム"アンプラグド"のオープニングであるインストゥルーメンタル曲。軽快な曲です。ここで声を大にして言いたいんですが、日本でリリースされているCDはすべてこの曲を"サイン"と書いてあります。ちなみにサインはsignで最後にeはありません。これは正確には"シグニ"って読みます。エリッククラプトンが休暇中に友達のヨットの上で作曲した曲で、その時乗っていたヨットの名前"signe"をそのまま拝借したとクラプトンはインタビューで答えていました。その時はっきりと"シグニ"と言っています。どうして誰もこんな大事なこと指摘しないんだろ? (HP「クラプトン516」より転載させて頂きました、スイマセン)

というわけで、シグニです、シグニ。危ない危ない。(こういう轍を踏まぬ様、英語表記のまま乗せとくのって有効なんだよな・・)。この曲はこれまでのDやGといった変則チューニングじゃないので、そっちで頭を悩ませる必要はありません。little martha が key in E、Slat key rag がGと来て、今度のシグニはA。バランス感覚サイコーですね。と言っても何しろ有名曲、本家もさることながら膨大なカヴァーが泳ぐtubeの海を、どんだけ渡り切れるのことか
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冬至

2013-12-23 21:13:43 | 日記
本日で年内の運転(営業のこと)を終了するかしゃま文化会館へ。F田氏も来るだろうと踏んでYAMAHA FG-140を持って行ったがドンピシャ、手がかじかむのもものかわ屋外テントの下で slat key rag の打ち合わせを敢行する。それにしてopen Gなんて特殊なチューニングであんなにレパートリ持ってるってスゴイわ、すごく刺激になりました。近くにあるutsu工房の Nobu's ギャラリーで廣田くんを含むグループの個展が開催中との情報を得、ギター見学も兼ねてそっちにも顔を出す。笠間方面の年末ごあいさつはこれで大体終了か
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なかなか難しい

2013-12-22 08:17:50 | 日記
宝積寺へ年末詣で、S.Yairi の売却代金を受け取って、R408を一路南。宇都宮の北の端にあるというギャラリーを目指す。が、これが一向に判らない、確かに近くまで来てるんだけど。小1時間周辺をウロウロして結局辿りつけず、次の目的地益子のヒジノワへ向かった。実は目印となる道路をひとつ南の道路と勘違いしてたのが原因なんだが、それにしたって途中コンビニに寄って確認したのに店員のコメントは間違っていた。工業団地を掠める道路は大型車両がびゅんびゅん飛ばしてるし、住宅街は野放図に拡がってるし、手許の豆地図にある街道名は実際の道路に表示されてないし、ギャラリーに直接電話したらナビは無いんですか?だと。ま、言っても詮方ないが、昨日今日開かれた新興地なんて、何も地に付いてないってこと?皆さんは他県からやって来た土地勘のない客に、自分の町をきちんと案内できますか?
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惚れ惚れ

2013-12-21 19:12:52 | 日記
Planet Waves / Bob Dylan (1974)

ひさびさにヘビーローテーションという奴をやった。車から降りても部屋のオーディオで掛けっ放し。先日の上京時に Otis Spann といっしょに買ってきて、でも the Band があまりにもぴったりの演奏を付けてたので通しては聞かないでいたのだが、通したらそれこそ凄かった。ディランの作曲もよい、一曲目‘on a night like this'で C → C/E → F と来てDのハーフディミニッシュとやるこのくだり!腹に来ます。そんでこの後、バンドと別れて作るのが blood on the tracks だってんだから、ほんとにスゴいわあ
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もおぐずぐず

2013-12-20 12:32:50 | 日記
you tubeに上げた演奏の動画が、ただいま閲覧数136を数える slat key soquel rag。 blog のコメントとかメールのお返事、はたまた twitter を通して各界からお褒めの言葉をちょーだいしたので、それを逐一、紹介したくてしょうがない恐ろしい病にかかっています。しかし最も辛口な輩が何も言ってこないので、辛うじて崖っぷちで留まっているのです。いやあ、持つべきものは外付けの批評精神だな、なんて。次はピン(ソロの意)で Hesitation Blues と思ってるんですが、なかなかコピが始まりません、基礎練はすこおしやってるンだが。デュオの相方はもお三曲目に取り組んでるらしくて(今度はレギュラーチューニングだしな)、置いてけ堀を喰らいそうです。little martha も、譜面直したいんだよね
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Countdown to ~

2013-12-19 07:40:05 | 日記
深酒&ハシゴして翌朝車を引き出しに行くなんて言ふ荒業の果てはやっぱり風邪で、ついさっきの起床までゆっくり寝させてもらった。起き掛けに Steely Dan のいちフレーズが頭をよぎったので、息子の棚から‘Katy Lied'を借り出してコーヒーなぞ。ライブラリ的にはこのアルバムとセカンド‘Countdown to Ecstasy'がお気に入り。当該2枚には同じタイトルの曲でその正編と続編が収められてる事もあり、。
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一挙両得

2013-12-18 12:35:42 | 日記
先週金曜もそうだったんだが、五軒町という街中の駐車場に車を入れ、mojo hand → オーパ と呑み屋をはしごして家まで歩って帰ってくる。最初は代行を呼ぼうと思ったんだけど、どうもあーいうのは億劫。それに翌朝7時前に車を出せば500円しか掛からない、費用も代行の半分で済むワケ。で、早朝散歩が大学と反対方向になる。寝過すかと思ったがこれがけっこう上手い具合に目が覚める。人気のない早朝の住宅街、オフィス街というのもおつなもんなのだ
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弁天百暇堂 vol.6

2013-12-17 06:58:21 | 日記
 室内楽デパート「弁天百暇堂」vol.6 南欧周遊記   かん芸館 2013.12.7(土)

盟友まるちゃんこと前田さんが2004年から取り組んでいる世界うろつき室内楽プロジェクトを、今年も観に行く。昨年に引き続きギターデュオの相方も一緒。かん芸館は荻窪駅南口の商店街を抜け、ごく緩やかに下った住宅街の中にあるスタジオ兼ギャラリーで、当りの柔らかい佇まいが素敵。主催者参加分は本家HPを見て頂くとして、残り二つのプログラムについて

○ロッシーニ ; チェロとコントラバスの二重奏曲 ニ長調

ひと言で言えばおちゃめな曲。しかし重低音コンビなので、その労力は計り知れぬ。皆を笑わせて柱の陰で泣く、真のエンターテインメントである。チェロ、ぶらぼー。凄い成長ぶり

○トゥリーナ : ピアノ三重奏のための幻想曲「環」 op.91

Turina,Joaquin(1882~1949)  スペインの作曲家でピアニスト、自分で室内楽のプレイヤーとして活躍した。そのピアノトリオを聞いて感激したコベット氏は、「トゥリナは現代のスペインの作曲家の中で、われわれ(アマチュア)の最も期待する室内楽曲の作家である。今後の彼のペンに大いに期待したい」と言っている。(「クワルテットのたのしみ」E.ハイメラン、B.アウリッヒの共著)

コベットさんが聞いたピアノトリオはこの「環」だったかも知れない。我々も大いに感激した。前々回のフォーレより少し針の振れが大きかった。曲もさることながら、魅せる演奏に魂を奪われる。この後さらに2時間を要して収録したギターデュオにその影響が幾らかあるような、ないような

それにしてもなんでフォーレのヴァイオリン譜が、譜面台に乗ってたんだろ???

http://d.hatena.ne.jp/maru_zo/20131207

http://benten.from.tv/index.html
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二価

2013-12-16 18:22:36 | 日記
12/7~8上京の記は、「室内楽デパート 弁天百暇堂(べんてんひゃっかどう、と読む)」の鑑賞記を付け足してそれでお終いとなるはずだったが、今日の出来事を先に記しておきたい。仕事で土浦まで行った。帰りの汽車をそばを啜って待つことに。ところが水戸方面行下り1番線ホームに立ち食いの店がない。線路を挟んで反対側2・3番線を擁す下りホームにはあったので、跨線橋を渡って食べに行く。かき揚げそば一杯350円。値段も味もお手頃だわん、とふと見ると上りホームにもちゃんとそば屋はあった。さっきは手前の売店に遮られていたのだ。えっちらと取って返し、件のそば屋のメニュウを覗くと、あらお値段が。こちらのかき揚げは370円・・
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台東区の街並みと戦利品

2013-12-14 12:48:04 | 日記
以上のような経緯で東京一泊を余儀なくされたライブラリだったが、そうとなったら楽しむに越したことはない。ツクバホテルの一階にある大浴場というのも初めて入った。シャワーしか使えなくても、下町の風呂屋の雰囲気は十分。改めて東京の気温が高いことに気が付いた。チェックアウト時刻まで部屋でごろごろし、そのあとは中古CD屋のあるお茶の水までぷらぷら歩いていくことにした。それにしても自分の古い記憶にある街並みはこんな所から醸成されてるらしい、住んだこともないのに不思議。CD屋は目ぼしいものが無くちょっと肩透かしだったが、the Bluesville years、vol.2 を見つけて買ってきた。シカゴ・ブルーズの重鎮 Otis Spann
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