13日のtwitterでシンセキのまるちゃんが、二曲の変ホ長クワルテットをフィーチャーしたライヴを計画してるのを知った。モーツァルトのハイドン・セットからK.428、そしてシューベルトのD.87である。これらはロマン派の萌芽とも見ることができる稀有な古典と云う共通の特徴があるのだ。それはそうと譜面は揃ってるの?と水を向けたら、これが未だだそうで、ウチのライブラリに長いこと眠ってるパート譜に幾らか色を付けて送り出すことにした。モーツァルトは1782年から85年にかけて書き溜めた6曲の絃楽クワルテットを自らの息子に例え、然しこれからは貴方にお預けしますので宜しくお願いしますと、これをハイドンに託した故事が、西洋音楽史のいちページとして伝えられている。ま、私のクワルテット史は惨敗続きの敗北戦だったが、ここいらで信頼できるスジに後を託すのもいいかも知れん、とこの機会を喜んでる。では達者で
twitterでジョー・パスのオリジナルを颯爽と弾いてる方が居り、何となく標題の曲を想起させたんで久しぶりに取り出した。実に12年ぶりだが、ウチではそんなのザラである。さてチューニングだが、6絃~1絃の順でC=G=D=G=B♭=D、6絃を除けばGmの和音となる。昔ならここいらで逃げ出すが、モーダルDを経験したお陰か余り抵抗がない。
年末年始に少量買い漁った音源からピカいちを。’97年にワーナーからリリースされている。ワシらはボブのアルバムをLPで聞いた世代で「BJ4」「touchdown」がおきにだったが、これは過去作を上回る、やっぱりBJ聞いて来てよかった~と素直に思った。打ち込みが多い中、Steve Gaddが叩く二曲は特に出来がよい。Bobのフェンダーローズも相変わらずで涙もの。
無茶を承知で12月からやってるjohn millerのヴァージョン。あらら~とオチが付く歌詞のラストにギターが和音三つで唱和するが、これがワカンナクテ始めたのだ。本人に拠る詳細(!)な譜で音はタシカニ判るのだが、どうもニュアンスがねえ…聞いた限りではこんな感じ。
(誰も試したりせんよ、と思いつつ)最初の和音ファ・ラ・ド#・ソの中二つ、ラ・ド#は中指で一緒に押さえる。この曲は増三和音(augmented cord)が頻出するので、この押え方は習得せねばならぬ。
云い忘れましたが、チューニングはドロップDです。
年末年始の恒例ならRock Bottom@石岡の中古盤セール。ひとを隣のファミレスに待たせ、一時間で四枚チョイスはまあまあの成果。先日のフィルアプチャーチに続いてJAZZギターのトリオ盤を。クラプトンの犬ジャケは余り見掛けない。ボズのホーン隊にはジェシコリンバンドのJim Rothermelの名が見える。