銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

ムース

2015-06-30 12:33:40 | 日記

バド・パウエルの中古盤を聴いて以来、頭ん中は「ムース・ザ・ムーチ」が巡りっ放し。このレコードは1953年にパウエルがバードランドに出演した時の模様を春夏秋冬それぞれ1枚ずつ録音した季節もので、CD化に当たり2枚組に収まることになった。パウエルに関してはその昔、ブルーノート5枚、ヴァーヴ7枚、ルースト1枚と結構レコードを聴き漁ったものだが、(私に言わせれば)うまくレコードに出来てないせいで全貌をいまひとつ掴み損ねてる感があった。のだが、今回でハッキリした!というわけでムース、これはいわゆる‘リズム・チェインジ’と言って、かと言ってリズムがチェインジするわけでなく、ガーシュインの I got rhythm (私はリズムを得た) のコード進行に則ってメロディが書かれた一連の作品群のひとつである

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きょうのよき日に

2015-06-28 20:10:37 | 日記

一年通して何回あるかのよい日。陽が陰って風も涼しく、湿り気は丁度よい。ギターの指板の心地よさ、昨日ストレッチをさんざやったせいで左手フィンガリングもスムーズ。こんな日は、と maple leaf rag を写譜。ギター編曲のハイライトである7~8小節目はオリジナルでアレンジした。でも今日くらい好調だとそれだけじゃ足りないか、ちょっと離れた古本屋で Bud Powell の all season 1953 sesssions を入手。先日オーパ@栄町でブルーノート盤の4枚目を久々に聴き、リスナー魂が首をもたげたのだった。ピアノに触らない今こそ、JAZZを聴くタイミングなのかも

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today

2015-06-26 17:15:15 | 日記

6月26日である。モーツァルトの作品番号、ラストは626(レクイエムに付られた)。today のタイトルが付いたレコードを2枚知ってる。一枚はジョン・ハートのバンガード盤、もう一枚はアル・ヘイグ。レーベルは忘れた。なんであれをわたしは手放したんだ

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そういえば

2015-06-25 12:37:29 | 日記

最近、父の日があった。カミさんにせっつかれて、近所の酒屋で適当に日本酒を買って、あとは母屋に届けておいた。その日の晩だったか、第一皇子が焼酎「山ねこ」とコーン焼酎「ジョージア・ムーン」にでっかいナッツ缶を買ってきてくれて、皇子3人からのプレゼントだと言う。自分でも昼間、ついでで別のコーン・ウィスキイを買ってきたので、机の上はそれで一杯になってしまった

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80年代のSFはよい!

2015-06-24 12:38:43 | 日記

 クローム襲撃    ウィリアム・ギブソン    ハヤカワ文庫

長編第一作の「ニューロマンサー」はだいぶ前に読んだ。いまはこれを読んでる。何時の頃からか、この短編集収録の「ガーンズバック連続体」にまつわる話をあちこちで聞くようになった。芥川賞SF作家、円城塔さんも題名をもじった作品を書いていたり。急速に本編を読みたくなったが、長いこと絶版。それが最近再版されたのだな。私は80年代に入ってポップスを聴くのを止めた、その時分をモーツァルトとバッハで代替したりしてそれは血肉化したが、それだけではとても足りない人生の大穴がそこに空いている。それを満たせるのは80年代に書かれたSFでしかない、リアルタイムで読んでなくとも、それら読めば体験はここから飛んでって、あの頃の穴を埋めてくれるはず

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邂逅

2015-06-22 12:35:51 | 日記

土曜晩はオーパ@栄町。私の好きなピアニストは、バリー・ハリス、サディク・ハキム、それに渋谷毅(順不同)。CDを1枚ずつ持参。渋谷さんが1982年に録音した「しぶやん」という盤はちょっとしたレア・アイテムで、そしたら私の後からやってきた店のアシスタントIさんは2001年録音の「アフタヌーン」を持って来ていて、20年の時を隔てたソロ・アルバムが仲よく並んだ光景はちょっとしたものだった。共通して収録されてるのは、body and soul とタリラリ・ブルーズ。前者はミュージカルの挿入歌で、リバーサイド・レーベルのプロデューサー、オーリン・キープニュースがオーディションに来るピアニストに必ず弾かせた、という逸話がある。聴き比べると2枚は違うか、と言えば・・、大幅に違うかも

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カナダからの手紙

2015-06-21 19:25:35 | 日記

でなくて、「台湾からの手紙」。スコット・ジョプリン等のクラシック・ラグの合間に、それらの編曲者である浜田隆史さんのオリジナルをちょっとはさんでみた。コードのフォームやチェンジのタイミングがこの一曲で判る、14曲のクラシック編曲群から絞りでたエッセンスのような一品で、これからオタルナイ・チューニングに触れようという人にもってこい。とりあえず前半2セクションをノートに。後半は例によって転調、アルペジオを伴った細かい音形がでてくる

http://www.geocities.jp/otarunay/sheet.html

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フォーライフナイト

2015-06-20 12:27:00 | 日記

会社の近所のライブハウス、90east@米沢町にひさしぶりに行った。

ムーンシャイン企画イベント ~フォーライフナイト~
LINE UP がばすあべ / すーさん / トリルイ / いとうけいこ / ムーンシャイン /ドドイッツ / やまうちじょうじ / げーしー / マンモスP西 / ともイル / ライジン / 田吾作 / 定岡正二 / 吉野さん / 他

仕事が一段落して駆けつけたのが10時ころ、入り口でナンバラ氏がにやにやしながらお出迎え。その昔、吉田拓郎と小室等、泉谷しげると井上陽水がいっしょに作ったレコード会社がフォーライフで、その周辺の唄をやろうという企画。出演者にはリアルタイムで聴いたことがない子たちもいると聞いて、びつくり。歌詞の精緻な解釈を語ったり、自然体でなんということもなく歌ってしまうもあり。やっぱ「シンシア」が出てくるとウレシイ、当時レコードの一枚も持ってなかったけど、あの頃はラヂオからよく流れてたからな、音楽は耳から入ってのチクセキがいちばん、楽しい時間を共有できました。ところで 90EAST のメシは強烈に旨そう、次は喰うぞ

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雲を描く

2015-06-18 12:44:36 | 日記

  水郷作家展   5/20~6/24(会期中/休館なし)   主催;NPO法人 水美研   会場;水郷まちかどギャラリー

この度、遺族から寄贈された小堀進さんの絵画3点が展示されると新聞で読み、余暇を見つけて行ってきた。県道5号線は常陸利根川に沿って東進し、潮来の街に入ると奇妙な蛇行をして前川に寄り添う。水郷まちかどギャラリーはそのちょうどくねっとした辺りにあるのだが、余所者には見つけにくい。しかしうろうろするのもこの歴史ある街道の勉強には役に立つ。何号というのはわからないけれど、とても大きな水彩画が壁面に掛けられていた。「強風」と題された小ぶりな画では、白く際立ったひとすじの雲が中空にあって、そういう心象風景でもあるのかなと思った。同ギャラリーは企画が次々と目白押しで、ほんとうによくやってるという感じ、帰りがけに小堀先生の絵葉書セットなど買った

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出掛けのヒント

2015-06-17 07:51:45 | 日記

ギターの指弾きは通常、親指・人指し指・中指を用いるが、ベースを親指が担当する以外はどの弦をどの指で弾くか、あまり決め事はない。中指のピッキングはふわっとしてて、良いところもあるが輪郭はいまいちはっきりしない。そこで人指し指の頻度を上げてみたら、全体がクッキリした様な。しかしフォーメイション変更で突如バランスが崩れたせいか、ほんの10分弾いただけで右腕がぱんぱん

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暑くなって参りました

2015-06-15 12:27:34 | 日記

ギタースタンドを買ってきた。居座るモーリス・トルネードを持ち主の部屋に移し、窓に向かって左に FG-140、右に FG-75 を配置、これで思い立ったらすぐ弾ける。この間、TVでヤイリの方がケースに入れとくのがいちばんギターに悪いと仰ってた。オタルナイ・チューンのままソルの練習曲を弾くのも1/3くらい出来るようになった、あとはピーチェリンの§1、2。ゆっくり弾いてなんぼ、サムピックの調子も上々

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予定通りと言えば

2015-06-12 12:19:38 | 日記

「上手にものを書くことは神があなたに与える才能であり、いったん与えることを拒否されたらそれっきりだ。」とカート・ヴォネガットは大いに語ったが、演奏なんかもまあおんなじようなもので、昨晩の mojo hand @五軒町 でまたまたそれを思い知ることになった。日立からやってきたKさんはデルタ・ブルーズから洒脱なラグタイムまで惜しげもなく披露してくれて、ギター弾くのやんなっちゃった病を患い帰宅、そのまま死亡。それでも早めに起床してコーヒーを淹れ、あとはFG-75を取り出してクラシック・ラグの練習。ちと、人前で弾くというのを、やってみようかと思って

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140が復活

2015-06-11 12:37:51 | 日記

YAMAHA FG-75 は変則チューニングにしっぱなし、レギュラーで弾く時は息子のモーリス・トルネードを使っていたが、一昨日あたりからケースにしまいっぱなしだった FG-140 を出してきて弾いてる。久しぶりに触るとネックに違和感があったが、それもなくなりまずは順調に復縁。でも一昨年秋の購入から弦を変えておらず、無精ぶりも極まれりというところ。長いことやってる St.Louis Tickle も、弾きにくい2ヵ所を集中的にやったら、左手フォームはコード進行に順じて変わっていく、というもんじゃなく、ある瞬間、ネックから離れてたことを確認。瞬間的に離し次の瞬間に握り代える、体操の鉄棒かい!

http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/0851e7be05defe5fa5826196300a2444

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タリラre learn

2015-06-10 12:31:05 | 日記

体調がよくないだす。月曜ほんっとひさびさに人と街で飲んで、2軒目はオーパ@栄町に誘ったんだけど、掛けてもらったビル・エヴァンスのワルツ・フォー・デビーになんか引き込まれてしまい、それが原因のよな気がする。あーいうのはほどほどにせんと。同じ月曜の昼、こちらもとんとご無沙汰のN氏から電話があり、木曜に mojo hand @五軒町で日立の名人を呼んでアコギ・ナイトをやるから、ってお誘い。オタルナイ・チューンは人前で披露するレベルじゃなく、St.Louis Tickle を再履修しておりますが、間に合うのか。そもそも体調が悪いんじゃ・・

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血管年齢75

2015-06-08 12:25:54 | 日記

潮来に行ってきた。アヤメは六分咲き、小舟に揺られて昔の運河に掛かる十二の橋をくぐる。俗っぽい観光地もいいよ。で、往復120キロくらい走破して、午後はまるまる空いた休日だったが、日ごろの疲れが溜まってるらしく、もう寝て曜日にしよう、と。一方のカミさんは元気が更に増し、両のこぶしを振り上げつつゲラゲラボーの節で、うーおうおべーと近所の回転寿司屋の名を叫んでいたが、スイマセン、同行はカンベンしてもらいました

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