FG-75 でようつべを検索すると、いくつも投稿があってしかし皆さんウマいねえ。そしてこのオールド・ギターがどんな音色で、どんな曲種やどういう演奏に向いてるか教えてくれる。弾いてる自分は普段まったくそういうことに気を使ってない、というのが情けない。その夜は open D チューニング 3 capo で little martha なぞ。気が付いたら腹にギターを乗っけて、ベッドで気を失ってた、心配した第三皇子が起しにやって来る。 muse scora 2 もとっくにリリースされたんだし、tab 譜も作らなきゃ。刷って皆に配って歩けばよかろう。そろそろ冬デュオも準備か。それにしても毎日、しょうもないことばかり書いとるなあ
例によってフィンガリングをいじった。今朝の事だ。これが始まると泥沼になるので、もうホント最小限でお願いします~。しかし改めて思ったが、全138小節中この105から108に至る4小節はもっとも緊張感がある箇所、そこにわざわざ3弦に跨り且つストレッチの厳しいフィンガリングを施してあったのだ、何というか・・。今回の修正が最終版になってくれるといいんだけどね、それにしても低い方の弦中心にポジション移動の練習曲みたいになってしまった、ベースにも応用がききそう
http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/ca6f058c0c16fca2ce2cfffa5294b34c
何を弾いたらいいんか判らんと焦ってたら、バッハのプレリュード BWV.1006 が浮かんだ。こればっか弾いてた時期があったような?そういえばメイン器 YAMAHA FG-75 でやったことは無かったな。というわけで、古いB4版の譜を引っ張り出し再履修が始まった。最初は目で追って音を出してたが、そのうち指だけ勝手に走りだす。昔からそうだが、これに触ってると怒りっぽくなってイカン。しかし流石にこの頃は抑えが効くようになったのか、割ときちんとやれる感じだ。それにしてもご本尊が立ち現れるとは、結構せっぱつまってるんじゃないか、ワレ?
二日目の夕刻にはもう那覇に戻っていて、夕飯は国際通りとビジネスホテルから這い出していたのだが、どこでも都会はやっぱりあかん。さて午後はもうフライトという最終日の目玉は首里城。といってもここに至ってまだ沖縄のイロハなぞひたすらご存じない。とにかくナビに所在地を打ち込んで混雑する道路に分け入って行くと、この道行きが滅法面白い。絞めは本道と外れた住宅街を抜ける道をひたすら登りゆく、あの楽しさはハンドルを握ってないと判らんね。着いた所は映画にでも出てきそうな地下の巨大駐車場。ド田舎から出てきた観光客はピントずれまくりの感想を抱きつつ、巨大迷路(首里城のこと)をあっちこっちと連れまわされたワケだが、やはりこの沖縄にあって戦争の影を見過ごすことは出来なかった。いまも執念の復元が延々続く大遺跡、それはいつまでもこの地の人々とともに愚かな人類の行為を糾弾し続けることでしょう。(折りしもこの日、悪名高い安保法案は衆院を通過した。)さてここまでうまく運んだら少し時間が浮いてしまった、そこで沖縄市の博物館を訪問することにした。地理や文化を辿っていけば、やっぱりここも戦争にぶち当たる。沖縄の民族楽器といえば三線(さんしん)が有名だが、そこに展示されたひと棹はなんとブリキ缶のボディ。ナショナル・ギターの三線版なのだった。そんで付近を通りかかるとセンサーが作動し、あっけらかんと悲しい唄がとつとつとした伴奏に流れ出す。流石にその場を立ち去れなかったことであるよ。 その後はレンタカーを所定の場所に返し、ほぼ隣接の那覇空港から遅めのフライト(近畿方面の発着は台風の影響がだいぶ出ていた)、羽田はぱらついてたがどうということもなく、無事水戸の地を踏むことができた。うちに帰って又行きたいと思ったんだから、今回の旅行はかなり成功の部類に入ると思ってよさそうであった
KAPUSARAWAN. 小 野 正 穂 / 陶 @ coffee & art space イチトニブンノイチ
かしゃま文化会館@笠間でお知り合いになった小野さん、個展最終日に何とか間に合った。カフェ ヒジノワがある側とひとつ隔てた益子陶芸村にある「イチトニブンノイチ」、西に向かった窓から青田と空が半々に見える風情がよい。小野さんのコーヒーカップも取って根元の親指が当たる位置がぴったりくる感じでよい。それは店の備品だが。バド・パウエルの53年バードランド・セッションの話をしたら如何にもうれしそう、もうネット検索を掛けてる頃。そんな音楽愛好家に理解のある陶芸家から耳よりの情報を頂いた。ブログ読者には暫く明かせないが、ひとつよろしく。きょうは一年振りにヤンシュの bridge を。長いこと納得のいかなかった最後の細かいとこにようやく得心がいった。これで転がってくればよいが
朝飯をたらふく食ってついつい二度寝のカミさんを放っておき二度目の朝風呂に漬かってから、名護湾に沿って北上。海へ何かを押し出すようなコンクリの路面が何箇所かあって、降りてみるとおっきなカニが。かつて沖縄海洋博が開かれた後は立派な公園になっていた、美ら海(ちゅらうみ)水族館の目玉はなんといっても大水槽を泳ぎ回る三匹のジンベイザメとマンタ。入り口に至るまでの荘厳な造りもすばらしい。ハート形の岩が観たいというカミさんに応えるべく車はさらに半島を北上、1960mの橋を渡って古宇利(こうり)島に到着。エメラルド色の海なんて話の中だけと思ってたがあるトコにはある。ピザとグリーンカレーで腹拵えしたら、島の裏側へと進んでいくと、いかにも観光地風の駐車場があってそこから生い茂る小道を進んでいくと視界が開けて、というパターンでしたが沖縄は砂質もけっこう違っていて歩くのも一苦労でした。(そろそろ疲れがたまってきた)
実は7/14~16の日程で沖縄に行っていた。台風11号がやって来ようとしてた時期だったが、支障は全くなかった。羽田へは初めて乗る東京モノレール。フライトも順調に那覇空港2時過ぎ。ここからがいつもとやや違って、レンタカーを借り出しての島巡り。市内もゆいレールが走り回ってるから、それで観光したらよかろうと主張したが、結局これには乗れなかった。それでもツアー観光でないというのは自由でいい。まずは那覇そばの名店で腹ごしらえ、済んだら早速自動車道に乗っかって、かりゆしビーチを目指す。北へおおむね6,70キロ。普段目にしてる田畑というものがほとんど無く、海や湾だけが視界いっぱいに広がったりする。そして海は太平洋だったり南シナ海だったりする。それにしても右も左もわからん土地を安全に効率よく導くナビ・システムはすごい、今度ばかりは恐れ入りました。着いたホテルでリゾート気分を堪能する我々夫婦、海岸が一望にできる風呂の窓から夕陽の水平線に沈むを見るは絶景であった。晩飯は国道58号線沿いの「福寿し」。宿の案内に載ってた中でカミさんが寿司を所望したのでここにしたら、これが大当たり。オリオンビール、泡盛(菊之露という銘柄)、それに豆腐よう(塩辛みたいな豆腐)のコンボでゴキゲン。窓にはイモリが貼り付き、道路脇の暗がりからは何のものともつかぬ鳴き声が盛大に漏れてくる。午前中あたりまでぐだぐだ言っていた私もここに至ってついに気がラクになってきた。さて明日は水族館さ行ぐ、どこそれ?
さる18日、銀杏坂下のカフェ ミネルバ で地元シンガーのさいとうゆいさんが歌っていた。ドレッドノートを一回り小さくしたサイズのギターが気になって、終演後弾かせてもらった。K.Yairi 製。低音の出るギターが必要になって、一生懸命バイトして買ったとのこと。彼女の「サイレン」という歌は DAEDAD という独特のチューニングも魅力のひとつである。Yairi、お勧めですよー、ですって
夏休みオープニングの三連休中日、UTSU工房@笠間へ。湖底深く沈んでたメープル材で出来たギターを久しぶりに試奏。密かにオタルナイ・チューニングに直し、やっとこ弾ける目途が立った maple leaf rag など。先日弾いた親戚ん家のアリアがまだ手にぼんやり残っており、そのあと K.Yairi に触らせてもらった事もあって(詳細後日)、いろいろ触ってみるのがいいと思ったのだった。触った分だけ感触は豊かになり、あちこちに転がってる曲を弾くヒントを発見する。楽器選定の基準は音色か、と思ったりも。しかしそんな沢山のギターを所有するわけにはいかず(それには義務が伴う)、いまはあちこち触りまくった分、うちの二挺に注入しちゃろうと考えている
隣県に住む妹を訪ねるカミさんをサポート、すると姪っ子がアコースティック・ギターを持っていた!?アリア・ドレッドノウト、持ってみるとまず軽い、ネックが握り易い。そして音がちゃああんと出る。どんなんかと言うと、例えば強弱が付く。新しい楽器だし弾き込むのはこれからだから程度問題ではあるが、陰影のある音と言ったら褒め過ぎ?厚いナットがヒミツかも。marigold が復活したりと、さんざ触って後ろ髪引かれつつ帰宅したが、ウチのはちゃんと鳴らないのでわ?最低レベルを満たしてないのでわ?と疑心暗鬼になり、おかげでやっと FG-140 の弦を替えました。それにしても丁寧な作りだったように思う、出自も何も判らないけど。ホント触ってみるだけで教えられる事は多い
9日メガネ壊れる。チタンフレームとか、うまいこと言って!昔のぼんぼろでその日は乗り切り(運転もした・・)、その間に第二皇子がレンズだけ活かしたひと回りちっさいのをこさえてくれ、事なきを得た。7/10はカミさんの誕生日。ことしはなにもしなかったし、ここだけのはなしだけど・・・・・。さすがに疲れた週末、まずは髪を切り。昼寝を交えて年刊日本SF傑作選2015をパラパラ。伴名 練(はんな れん)『一蓮托掌』(注;最後の字はマチガイではないよ)、土曜の午後、浅倉さんも降臨するかというこんな作品を読むことが出来る、そんな幸せがあろうか。夕刻は家族五人揃って隣市ひたちなかの台湾料理屋。も一回言っとくけど、そんな幸せがあろうか。夜は夜でオーパ@栄町でマスターと Bud Powell おたんのーする。ぎ、ギターの方はそろそろ上昇してきた気温に対抗すべく、‘雪影’(2008)。AmとCmを行ったり来たりする幻想的な曲
ふと fg-75 をレギュラー・チューンに戻したら、そっちの曲がゼンメツしてる事に気がついた!75のさおは決して使い易いものではないのだが、普段2弦を除いてはゆるゆるにしているので、何となく弾けてしまっているみたいなのだった。それが半音下げとは言えレギュラーだと各弦のテンションが上がって、セーハが覚束ない。marigold は酷いことになってしまっていた。夏が乗りきれるか、心配になてきた
ストラップ付けて立って弾こうが、ベッドサイドに座って弾こうが、腹筋を意識し背筋を伸ばして弾かないと、こ、腰やられます。特にスタンディング・モードでは腹を引っ込める様に。この頃は両手の主だった指の関節に、時折ピシッていう‘音’が走ることがあって、あぶねえあぶねえ。細かくカウントしながら、ゆっくり弾くのも忘れんな
ベクフットの虜 <クレギオン7> 野尻抱介 ハヤカワ書房JA
For You / Jeffrey Cain (1970) Raccoon#2 (Warner Brothers)
カミさんがハイスクール時代の友人らと同窓会をするってんで、ルート6沿いのレストラン ‘ボンジュール’ まで送る。その後街道を南下、土浦市内の古本屋で野尻氏のなかなかお目に掛かれない本をゲット。以前読んだ6と本の印象が違うと思ったが、あれはオリジナルの富士見ファンタジア文庫版、早川のは再版だ。古本屋脇のコーヒー屋で読み始め、ぴったり夜中12時を以って読了。氏の作品は結局、無駄な記述が何ひとつない。山本弘氏の解説もよい。時は戻り、コーヒーをおかわりした15時かっきりにカミさんから電話、2次会は石岡のファミレスだそうな。その背中合わせが地域文化の担い手、中古レコード屋 ‘rockbottom’ であるのをいち早く見抜き、渋滞のR6を巧妙に回避しつつカミさん一行を追尾。到着後、オーパ@水戸市栄町で掛けて貰うのを前提にCDでなくレコードを大量に漁る。jazz piano のコーナーに サディク・ハキム が一枚あって涙がちょちょ切れたりした。ラクーンはご贔屓バンド、the Youngbloods が起こしたレーベルで、そこの2枚目ってのは判るけどジェフリー・ケインって誰?収録曲から判断するに、どうやら最後期の同バンドが迎えたベーシスト、Michael Kane なのか?ともかく、ヤングブラッズ一家が総出でバックアップしてる (ピアニストにスコット・ローレンスの名も。バナナはだからか、ペダル・スティールに回っている) ので、針を落すのが楽しみ。18時カミさんをエアロックごしに回収、雨に煙る県道52号線を快調に帰水した