銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

I don't know what I like

2011-06-29 19:07:45 | 日記
タイトルはうちの第一皇子が大好きな、ジェネシスのナンバー(の、もじり)。死ぬ気パワーも失せてしまった抜け殻状態で、さて何が弾きたいかな~と取り留めもなく考えてたら、ひさしぶりに Luke's Little Summer が弾きたくなってきた。これは Marigold と同じく、わざわざライブラリに楽譜を提供してくれた方がいらっしゃるんですね、だから何としても弾けるようにならねばなんねいのだが、そーゆー事は抜きにしてもとにかく良い曲なので、John Renbourn の最終的目標として幾ら挑んでもよろしい。(これが Jansch なら Chanbertin なのね)
一方、歌詞が覚えらんなくて苦戦中の On and On ですが、毎日声だけは出してたら、こちら最高音が出るようになってしまいました。なんとオリジナルより半音、高いんだぜ。今週末にはやってみますが、Mojo の常連、前者には全く興味を示さず、後者には拍手してくれるんだろーけど、本人としてはねえ、フ・ク・ザ・ツだよなあ

欲しい欲しい

2011-06-28 12:42:37 | 日記
「新しいギター、欲しいんだけどさあ」「家にあるものは買う必要ありませんっ」
のような押し問答で暇をつぶしている我々夫婦であるが、立派にギタリスト病を患っているオレの今回の標的は、utsu工房にある「Big Thumb」という処がこさえた80年代(だと思う)のアクースティック・ギター BW-40 である。値段はお得な15,000円!ヤマハやモーリスといった名の知れたブランドではないが、どっこいその正体は寺田楽器。初期のモーリスのOEM生産や、VG、S.Yairi(復活後のやつ)といったブランドを陰で支えてきた、しっかりした造りに定評のあるメーカーさんだ。ライブラリの手許にある2000年頃つくられたS.Yairi SYD-120 も、もちろん寺田の楽器である。京都でギター探ししてる誰かさん、やっぱあのブツ、いいぜ

曇天の許

2011-06-27 19:34:44 | 日記
 「裏も表も見せてこそ。。。」 小野正穂 個展   20011.6.8(水)~26(日) カフェギャラリーかしゃま文化会館

初日と千秋楽に伺いました。小野さんの腕、ぶっといのに驚き。一個一個の茶碗も味わい深いが(かたちもさることながら、いろがいい)、割れた大皿では見に来た人みんながぶっとんだようで。島宇宙の様に楕円なでっかい皿、どこに重心があるのか素人にはトント判らんのだけど、タオルーズの二人は繊細かつ的確な仕事でこれを展示、見事にその中心を暴いて見せてくれました。
最終日はカミさん連れてメシかたがた来てみたのだけれど、涼しい午後が深まるにつれ一族郎党があちこちからわらわらと湧いてくる、ここらが「かしゃま」のいちばんいいところです。我々は大団円の一足先に引き上げてしまったけど、茶碗を一個買ってきたのだ。小野さんのかというとさにあらず、駅長作なんだけどそこは笑って許しちくり

わーお

2011-06-26 11:53:16 | 日記
きょうは重いぞ!健康診断の結果が我が家に届いた。「親展」とあるのに当然のごとく先に封を開けてしまう妻が、「また血がでてるわよ、精密検査が必要ですって」と淡々と(これが実に淡々と)言う。ちょうど一年前に同じ健康診断で引っ掛かり、大腸内視鏡検査の挙句、ポリープをよっつ取ったら内ひとつが癌だったという、笑えない話を書いた(気になる方は、2010年6月22日の記事「大腸フィーバー」参照のこと)が、あれから一年、キレイに取れてなかったんだ、やっぱオレのからだは冒されてるのか、と最初は気が滅入ったが、社会的責任から早く開放されるんだからその方が楽じゃんという事実にハタと気がつき、急速に気分が灰に、いやハイになってきた。早速第三皇子を従えて、近所の大盛りは絶対に食いきれないと評判のカレー屋「ピッチャーゴロ」へ。帰宅してすぐさま練習開始、あとせいぜい5年かそこらと思ったら、やっぱり演りたい曲をやんなくっちゃね、みたいな気分で真剣に my dear boy に取り組んだりする。あー、死ぬまでにやる曲、リストアップするかー
んで翌日土曜、カミさんはパートに出掛けていったが、こっちも同時刻に出発して、掛かり付けのくらのクリニックへ。10人待ちで受付けを済ませ、片隅の畳敷きの待合で例の如くカート・ヴォネガットを広げ、待ちの体勢に。ふと持参した健診の結果をおさらいしとこうとA3版のペーパーを拡げてみたところ、な、なにっ!大腸・免疫便潜血反応の項は1日目も2二日目も(-)じゃあないかっ!異常値を示す赤い * は、腹囲の項にしか付いてないじゃあないか。どうやらカミさんが見たのは、健診結果の前回の部分だったのだ、ああ、鵜呑みにしたオレも悪いんだけどね・・・
ま、内視鏡検査をしてくれた医師と、1~2年したらまたやってみましょうねと約束してるんで、今年も8月頃に再度、検査をするよう蔵野先生に取り計らってもらいました。うちに帰って、もいちど my dear boy 弾いて見たけど、きのうずいぶん弾けるとこまで行ったのに、また元の木阿弥になってる。死ぬ気はどうした、死ぬ気は!

「町」の要件

2011-06-25 13:18:48 | 日記
UTSU工房@笠間に立ち寄ったら、アコースティック・ギターが沢山並んでいた。最近は数で勝負してる、と店主。big Thumb と Ibanez が弾き易く、お値段も手頃。特に前者のメーカーのを探していたので、これで第二皇子のアコギは決まりか?と思った。
しかし連絡を入れてみると、京都近郊の田舎町で暮らす息子は近所をチャリで探索中、ギター屋を探し当てた、とのこと。狭い店で人気は無いがヒゲを生やした店主がどうこう、という話を聞き、ネットで検索を掛けてみたら店の名前はディランの曲名だ。どうやらショップの要件は満たしているように思う。そりゃいいや、すぐ相談して見ろ、と早速けしかけた。少なくとも一軒のギター屋がある、これは町としての必要条件じゃないですか?魔法使いも町に一人は居るらしいし

我を忘れた?

2011-06-24 19:22:00 | 日記
まさかの仕事ネタ。ランバ・ラルが戦いの中で戦いを忘れ、連邦軍に敗れ去ったのは1年戦争の有名なエピソードですが、ひるがえってわたくし、営業に行って初対面の相手を前に め・い・し を忘れたりして・・・。いや、名刺入れは持ってったんですよ、そしたら中身がカラだったなんて。ま、ラルはある事に気を取られたのが(アルテイシアだけに)致命的だったわけですが、ではワタシの場合は一体?!

いじましい練習

2011-06-23 18:05:18 | 日記
弾き語りについてはまだまだ初心者なのだから、とメトロノームを ♩=60に設定、ピック弾きのダウン・ストロークを一小節に4つ入れ、これに唄を乗せていく。唄の方も本来の音域でなくオクターブ下げて、歌詞を確認しながら発音をはっきり。端目で見ててもいじましい練習風景であるが、これでもハマッてくるとノリが出て来るから面白い。時々、コードのカッティングを試してみたり、インストの Marigold に切り替えて音量やメリハリの具合をチェックしたりとなかなか充実した時間。俄然、飲酒量が増えてしまったが、練習の進行に合わせペースはゆっくりになってるから概ね大丈夫だろう。そういえば健康診断の結果がそろそろ届いてもいい頃なんだが

鹿島参宮鉄道、残照

2011-06-22 12:30:44 | 日記
鉾田の顧客を訪問した帰りがけ、市郊外の温泉施設「ほっとパーク鉾田」に保存された旧鹿島鉄道の気動車2両の許を訪れてみたら、走行もしてないのに脱線してる!クリーム地に朱帯のキハ601は片側の台車が一輪分まるまるはみ出しているし、もう一両のブルー帯KR505は左に大きく傾いでいる。先の地震で脆い地盤が陥落したのか、そも施設全体が未だ営業を再開できないでいる状態、貴重な2両の復旧などまだまだ先と言った感じ。不屈のかしてつ応援団は、また苦難の道を歩み始めることに
ついで最寄の旧巴川駅にも立ち寄ってみたが、緩くカーヴした線路配置で廃線後もローカル色濃い表情を湛えていた名駅は、施設を撤去され地面を均されて跡形もなくなっていた。最後に残った二灯式の信号機が45°に傾いて虚しく抵抗していたが、ここももう来ることはなくなってしまうのだろうか

これにしました

2011-06-21 12:29:37 | 日記
7月のアコースティック・ナイトで歌う曲をいろいろ探していたが、結局 Stephen Bishop の On and On にした。初めて聞いたのが高3の時だから、付き合いは長い。いつか歌っちゃろう、と思って幾星霜、ひょんなことから実現するもんだね。伴奏のギターは指弾きの方が似合うんだが、気が散るとまずいのでピックをダウン主体でシンプルに使うことに決定、初めてコードとギターのダイアグラムを書き出してみる。原曲は半音下げたギターでCなのだが(バックは大変)、こっちは通常ピッチのCで演るので、オリジナルよりも高い声が必要、あの柔らかい高音で定評のあるビショップを相手にやるとは大した度胸である
ところでこの曲、音源の遍歴がすごい。高校のにわかバンドの仲間から貰ったテープ(裏面は、グレッグ・オールマンのソロ)、次は友達に彼女へのプレゼントとして買わせておいて、当の本人からわざわざダビングしたのを貰ったという問題のテープ(裏面はアート・ガーファンクル「エンジェル・クレア」)、しばらくしてから自分で買ったCDはガールフレンドにあげてしまって手許になく、たまたま近所のCD屋で見掛けた廉価CDを買ったらアメリカ盤で音質悪! これも知人の手に渡っていまは行方が知れない。いま持っているのはベスト盤なのだ

ある考え方

2011-06-20 21:55:05 | 日記
せこい社会人であるライブラリにとって、飲みすぎでダウンし、ようやく夕方4時くらいに起き出す日曜日と、5時に退社を決め込んで30分後に愛犬と散歩に出掛けるウィークデーは、ほぼ同等の価値を持っている、と思う。ウチの会社が支給する退職金なんてホント雀の涙くらいしか出ないの判ってるから、時間に変換して前払いしてもらってようやくトントン、地方在住の勤め人なんてそれしかないんじゃない

さったでい・いん・ざ・・・

2011-06-18 12:47:47 | 日記
土浦まで飲みに行くついでに東京まで音源を漁りに行ってる第一皇子にメモを持たせ、自分は会社の研修日。どくだみっていい香り。昼は近くのスーパーで一枚580円也のマルガリータ・ピザを買ってきて、コーヒー付きで丸ごと胃に流し込む。レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスのへじていしょん・ぶるーず、おっかなびっくり耳コピ開始。カポを付けたギターの音、耳に心地よし

基礎蓮(その3)

2011-06-17 08:55:54 | 日記
夢の中で若い女の子と手をつないで海岸を散歩していたが、あれは誰だったんだろう?

それはともかく本日のメニューは、ヘ長調カデンツァを F ⇒ Dm ⇒ B♭(6) ⇒ C7 とやって、これをアルペジオ。ふとフラットピック使ってみべ、となり、ダウン・アップを繰り返すオルタネイト・ピッキングに挑戦。そういえば今までこんなの、やったことなかったなー。弦を跨ぐ処がちょっと難しいが、出来るようになれば ‘Donna’ (High on a Ridge Top 収録)の伴奏に使える。
フィンガーピッキングばかりやってたが、フラットピックを使う利点はかなり多い。これからは、いわゆるフツーの奏法をひととおり触わってみようという気になった。

基礎練(その2)

2011-06-16 08:58:05 | 日記
先日の左手セーハに続くビギナー的考察、今日は右手ピッキングついて。
ギターの基本的な弾き方は、低音弦でバスを弾き、これに高音弦のメロディを載せる。そうなると拍の頭で、親指=人差し指、あるいは親指=中指が同時に弦を鳴らす機会は多くなる。しかし、このタイミングや力の入れ加減にコツがあり、ともすると親指の動きが制限されて音がヘタってしまう(サムピックを付けるとよく判る)。これをカルカッシ教本のヘ長調カデンツァで練習。
それにしてもメニューが毎日ころころ変わるな、マスターには程遠い。しかし今日はヴィオラを弾いてて弓の動かし方がようやく判ってきた頃の楽しさを思い出したりした。

基礎練

2011-06-15 12:33:34 | 日記
ギターの指ならしはセミ・クラシックの marigold(by Steve Hackett)で行っているが、いつもうまく行かず途中で勢いがなくなってしまう。昨晩、さんざん格闘した結果、左手のセーハがちゃんとフレットを押さえておらず、詰まった音が折り重なってやがて挫けるというプロセスが判明。最近、サムピックを使うようしてるので音がそれだけ明確になり、看過していたものがよく判ってきたのも一因。という訳で、セーハだけで各音がクリアに出てるか、7フレット辺りまでチェック。ついでに6,4,5,3,4,2,3,1と弦を跨いだピッキングを試す。サウンドホール上の弦の間隔は隣り合わせで1センチ、1~6弦なら5センチといった処、いろいろな組み合わせで弾くと為になりそう