【本】 藤井大洋「オービタル・クラウド」 日本SF大賞を受賞
【その他】 車をサニーからノートに。市町村に在るお湯を巡るシリーズ、ささの湯(旧;緒川村)、月居の湯(大子町)など。コーヒーはエレファント・マウンテンを愛飲、かしゃま文化会館@笠間は2/15でいったん閉館
まー年末だし、いろいろ入用もあるだろうが、FG-140 を入院させることにした。うちのほんと近くにギター修理やってるとこがあって、その親御さんは昔、何も知らん私をビッグバンドとその選り抜きコンボに暖かく迎えてくれたバンドマンだ。正直、いま困ってるのだ、FG-75 で難しいチューニング使いながら「ラグタイムの古典」シリーズやってる一方で、絶対的に不足している基礎力を補うべく初級練習曲を平行してやってるんだが、腕が悪いんだかギターが悪いんだか、よく判らんヘタさ加減なのだ。そこでそっち担当である FG-140 を整備し、腕の程をハダカにしてみんべよ、というワケ。(クリスマスの影響か、今晩の変換はヒドいなあ)出費を伴えば、いくらグータラなワシもきっとちょっとは違うデ
19日のテイタラクを書いておく。其の週はなんだかんだで酒量が足らず、7時前からオーパ@栄町に入り浸ってアルコールの補給に余念がなかった。持参したのは、最近のお気に入りヴィンス・ガーラルディ・トリオとジェシ・コリンのソングバードか。マスターに高田渡さんの本、アシスタント(居なかったけど)にロバータ・フラックのCDを渡し、あとはひたすら飲んでいたのだけど、、、取り落とすんだわ、ショットグラスを。それも2度、3度。さすがにヤバいと思って帰途に着いたんだけど、そこから変則T字路に向かう途中、オーパからほんの100mくらいのとこにある高級ウィスキー店が、夜中になろうってのに開いてる。よせばいいのにそこでまたグラスを重ね、よくまあ、生きて帰ってきましたわあ
【音楽】 軽くフレット調整を済ませた YAMAHA FG-75 を本務機に据え、オタルナイ・チューニングによる「ラグタイムの古典」シリーズを開始。サンバースト・ラグ(ジェイムズ・スコット)、キンクレッツ(アーサー・マーシャル)、エヴァーグリーン・ラグ(スコット)、そしてピーチェリン・ラグ(スコット・ジョプリン)。本編にはないがこの時期あちこちの温泉巡りをしていて、そこにA4音楽帳を持ち込み写譜をしていた。ラグタイム譜は2/4で表記される慣わしだが、せわしないので自分では2/2を用いている。 little martha の浄書ソフト稿が完成、今後はTAB譜化が課題。 UTSU工房に History 製小型ギターが入荷して悩まされる、それとは関係ないがプレイヤーはある程度の自信を持つべきだと考える様になる
【本】 カート・ヴォネガットJr.「プレイヤーピアノ」を再読(いまだに)
【その他】 長年工事を行ってきた那珂西大橋が開通、紅葉シーズンに龍神峡を訪れている。旧牛堀町の喫茶「蔵」を拝見
【音楽】 デイヴ・ダコタ・ハル氏の手になる two ports rag を手掛けた。未成。2012年ようつべ公開のギター・デュオ little martha の譜面修正を始めたのは、両パ-トの二声部をそれぞれ一声部で表記するアイディアを思い付いたから。地元バンド inweu と トリルイ がCDを同時リリース、両方の発売記念ライブに足を運び、レポを書く。変わったところで、小嶋ちさとさんが旧岩間町愛宕山中腹にある愛宕神社で催した奉納ライブを見ている。それは豪雨の中、社務所に設置された特設ステージで行われた (「マハリテメグル」の項、参照のこと。この頃からライブレポーターとして認知される) ようつべでラグタイム・ギタリスト浜田隆史さんの演奏する merry's fish market を聞き感激、アルバム「タンネ・ナイ」を注文し、届いたところで耳コピを始めた。同じ頃、楽しみにしていたコーエン兄弟の映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」が地元館で遂に封切。とにかくずいぶん色々あった四半期だった
http://blog.goo.ne.jp/halcyon1772/e/55f110e902bf04b46b50ae27dfc8b77d
【本】 社員旅行中に「ヨハネスブルグの子供たち」再読。年間日本SF傑作選「さよならの儀式」には、満を持して草上仁「ウンディ」が収録される。狂喜
【その他】 福島県三春町の滝桜を見物しに出掛ける。常磐線 → 磐越東線 → 水郡線。2年ぶりの東京ビッグサイト、「第11回博麗神社例大祭」と題された同人誌即売会に行く。映画もルーウィン・デイヴィスの他、テルマエⅡ、相棒Ⅲ、woodjob とけっこう見ている。
【音楽】 デイヴ・ヴァン・ロンクの 2 in 1 CDを購入'61年リリースの「フォークシンガー」と「インサイド~」。続けてゲイリー・デイヴィスのフォークウェイズ ’57年盤、「ピュア・レリジョン&バッド・カンパニー」を。主にジョージア・キャンプ・ミーティングなどのラグとバッハ BWV.996 ジグ(フィンガリングを大幅修正)をさらっていた。2月、弦楽四重奏を聴きに上京する予定が大雪でパー。これ以後、遠隔地へ聴きに行く頻度はめっきり減った。
【本】 野尻抱介「南極点のピアピア動画」 大いなる感動を呼ぶ。飛浩隆「グラン・ヴァカンス」 かなりきつい内容、世評はたいへん高いのだがウチのライブラリへの収録はなりませんでした。「イースターワイン~」の文庫が真ん中から割れてショック
【その他】 オカッテが水戸市鯉渕にて営業を開始。大学近くのスリランカ・カレー店「コジコジ」によく行った。パソコンを XP → 7 に入れ替え
バーボン・ストリート・ブルース 高田渡・著 ちくま文庫
津原さんの本を探してたら、別の本がめっかったのでそちらを購入。オーパ@栄町でたまに掛かるから、お名前くらいしか存じなかったのが、少しずつ歌声も耳にしていた。生い立ちやツアーの話を通してその信条が綴られるが、なかなかの硬派である。幾枚か含まれる若い頃のポートレイトからもその印象を受ける。流石にあの時代の方たちだ。しかしステージの様子を聞いてる限り、すっとぼけた飄々たる風貌しか思い浮かばない。本人が語っているかのような調子で書き進められている本であるが、その声はレコードから聴かれるご本人の声とはちょっと違う。やはりもう一人の高田渡さんなのであろうと思う
ボブ・ディランはスキなんであるが、なんといっても21世紀に入ってから聴き始めたという、にわかファンもいいとこである。まったく50過ぎての手習いなんて(ぶつぶつ)。どなたもお好きな盤やあれはちょっとという盤があると思う、私の場合は’66年作のあれ、ブロンド・オン・ブロンドが嫌い。何というかケーハクだよね、サウンドが。そして挑発的。でも少し考え直した、私の凝り固まった大人性、成分としてはタイヘン少ない要素であるそこを大いにちくちくする様、厚めにケーハクにしてんじゃねーか?というのが邪推である。ほーれ、やっちまおうぜというディランさまのお声が聞こえそうな盤である。ま、それはそれ、じゃ好きなレコは何なのよ、というご質問なら、その2枚前のブリン銀グ・イット・オール・バック・ホームとお答えします。オレはもう働かねえよ、マギーんとこでも他の何処でも
また暫く、間が空いたな。流石に年末進行くんが猛プッシュしてくるんで、90EAST@会社のご近所にも行けないでいますが、一時のギターほしいほしい病も何とか引っ込んで FG-75 と古典ラグにいそしむ毎日です。こいつはクラシック・ギターのボディを流用して作られてるんでシェイプはなかなかカッコいいが、へーんなピックガードのお蔭で正面から見るとオマヌケな印象をば与える。だが、そこがいい!と仰るファンも多いと思います、私的にはピックガードの側から(下側からということになるのか?)斜めに見上げた角度がいーかなー、なんて。ヒマがあればメープルで出来た側板および裏板を布でフキフキしてますが、2弦を B → C に半音上げる度に大丈夫かなあ?と心配になる過保護オーナーでした。きょうも平和だな
それでも新ギターに対する執着は根強く、寝不足を昼寝で埋めた4時過ぎ、地平線ぎりぎりから差し込む夕日を正面に一路 utsu工房@笠間。カミサンはカフェに押し込んで、寺田製の OOO-18 を30分位(カミサンの主観による)弾かせてもらう。チューニングを耳加減でオタルナイにして、曲は kinklets two step 。§C は年代的に新しい、ちゃんとしたギターでも難しく、うまくいかないのは腕のせいというのはマチガイない所。それはそれとして、ギターの好みとしては FG-75 に軍配が上がる。あー、早く帰ってあっちに触ろう。ま、utsu工房に続々入荷するギター群から目を離せないのはこれからも変わらないだろうけど
しかし右肩が凝っているのであった。ウォームアップして始めるクセ付けないとほんとダメですね。外は大雨で窓を開けるのもおっくうなんだが。晩にはミネルバでことしの最終といってもよさそうな顔ぶれのバンドが集まって楽しくやるらしいが、行くかどうか今の時点では微妙。ヴィンス・ガーラルディ・トリオと子供たちのコーラスが慰めてくれる朝
いやー、ちょっと死闘だった、kinklets ( two step ) の§C。1ポジションで押さえるD♭コードが、割とコツが要る半セーハだとは言え、かすれて音がうまく出ない。特に2弦。FG-75 でやってみてこりゃダメと思ったから景気付けに FG-140 に切り替えたら、弾けて当然と思ってたこっちの方が一層出来ない。それで又 75 に戻したわけだが、原因はどうやら右手だったらしく。。。左手の押さえは完全とは言えないまでも差し支えない程度にはなっている。それを不器用で力んだピッキングが台無しにしていた公算が強い。やさしくいなす様な動作こそ大切!ほんとギター、替えるしかないかと真剣に思った5日間だった