銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

サウンドチェック

2011-02-28 08:13:07 | 日記
先日、エリザベス・コットンがかしゃま文化会館に似合うだろうと思って持ってったのは確信犯なのであって、ギター一挺で奏でる素朴な調べが合わない筈がない。それより一体どの辺までが、あの環境としっくり行くのだろうか?ちなみに最近の定番は、ボブ・ディラン(初期ものが多いか)とビリー・ホリデイである。エレクトリック・サイドの試金石となったのは、スラップハッピーの「ソート・オブ」。様々なスタイルの曲を詰め込んだプログレ・ポップとでも言おうか。結果は、まあフォーク調の曲はいいけど、ブレグヴァド達がおバカ丸出しでがなり立てる疑似ロックンロールはやっぱり浮いてしまった。やっぱ電気はだめだなあ。綻びを繕うべく取り出したサブは、バッハの無伴奏チェロ。ただしビルスマ盤でない。ま、これも合わぬ理由はないと思っていたのだが、しかし、何これ?こんなまったりした演奏だったっけ?車掌が、まるで銀座の店で一杯500円の珈琲を飲んでるよな雰囲気になりましたな、などとつぶやいている。そだよね、ここは○動美術館じゃないんだからね。しかしヴォーカルものよりインストがいい、という声もあり、次回は古楽器クワルテットなど試してみよう。それと戦前ブルーズかい?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショートカット

2011-02-27 20:57:10 | 日記
ギター屋さんに始まって、カフェギャラリー、JAZZ喫茶と笠間にいいスポットが立て続けに出来てしまったので、水戸からいち早く彼の地へ辿り着ける途を開拓するのは当然の成り行き。しかも裏道人生には裏街道がお似合いとばかり、信号のなるだけ少なく国道等にはなるべくお世話にならないルートを開拓するのだ。ということで自宅からかしゃま文化会館まで22.5キロ、距離数はちと多めだがとにかく信号で邪魔される機会をことごとく排除したマイ・ルートが決定。これからは自由自在だぜ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「じゅにあ・ぼなー」、そして「かしゃま文化会館」

2011-02-26 22:09:18 | 日記
土曜はカミさん孝行。笠間のJAZZ喫茶の話をしたら、じゃ、そこ行ってみよう、となってJR水戸線宍戸駅近くの「じゅにあ・ぼなー」へ。久しぶりに聞くマル・ウォルドロンのレフトアローン。アンサンブルよか軽めがいいだろうと持参したバリー・ハリスのピアノソロは聴き通すのがキツくて、居合わせた全員がアタマを抱えてしまった。反省
折角ここまで来たんだし、と前回とは逆順でかしゃま文化会館へ。バイクで乗りつけた先客とほぼ入れ違いに乗車。こぶ茶をふたつ注文して、ビロード張りの椅子に着席。鎧戸の窓から切れ切れに差し込む西日が、やかんから立ち上る湯気に浮かび上がる遅い午後
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと待て

2011-02-25 08:16:21 | 日記
エタ・ベイカーに引き続き、コットン小母さんの名盤を紹介する予定でしたが、横合いから待った!が掛かってしまいました。

ひさびさに訪れる mojo hand 、すかさずマスターが「今年、初めて、ですね?」 眼、眼が笑ってないぞ。確かに今年はここまで、アコギ・ナイト以外は顔を出していなかったのだが、やはりカウントされていたか。Y野さんが先に来ていて、ホピで酔っぱらっている。おごっちゃるの一言で、すぐ退散の予定が、グラスを重ねることに。そこへ持ってきてマスターが'90年5月に笠間でやった、あっつーいライブ映像なんぞ観せちゃってくれるから、ほえーと感心する傍ら、どうしようもなく委縮するワタクシ。ギターも少し、隅っこの方で弾かせてもらいましたが、ここんところの練習のおかげか、けっこう音は出てるみたいだった。3/12に最古常連N脇氏の退職パーティをやるから、何曲かやってくださいね、と仰るマスターの眼が、またもや笑っておらず。その翌日はデート@東京だから、何としても生きて帰らねばなんない。3月、試練の予感。ということでお昼を廻る頃、代行で帰宅
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またまた女流ギタリスト、登場

2011-02-24 08:12:50 | 日記
one-dime blues / Etta Baker    (1992)    rounder

フォークウェイズのコンピ盤、「ブルーズの古典」と「アパラチア地方のブルーズの古典」に被って収録されてるのが、エタ・ベイカーの演奏するワンダイム・ブルーズ。ライブ音源で、これがカッコいい。気品とユーモアが同居してる感じ?早速、演奏(したい)リストに書きつけたわけであります。今回取り寄せたのは、ラウンダーからリリースされている、そのスタジオ録音盤。当然、他にも珠玉のギター・チューンが詰まっております。水曜早帰りの昨晩は、ひととおりCD聴いて、Candy Man と freight train をさらって、まだ時間があったのでこちらの耳コピも開始。ブンチャ低音の裏拍で親指が複数の弦をなでて和音を出すのが特徴的と言えましょうか、しかし例によってワカラン音使いがあるぞ。CDのブックレットには、ギターを抱えて微笑む若かりし頃のエタの写真付き
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買い物

2011-02-23 08:00:58 | 日記
第一皇子のオーディオは、調子が悪いらしい。スピーカにも不満があるようだ。現在、父親が使ってるオーディオは本体こそちょい前に買い替えた処分品だが、スピーカだけは10年以上前に買ったコンポの生き残りを使っている。これとてさして高いシロモノではなかったが、当時の品質が良かったのか割としっかりした音の出る逸品である。せめてそれ位のが欲しいんだろう、所有しているCDの数は既に父親を凌駕している息子は、父親に車を運転させて買い物に出る。駅デパの電気屋さん、広い店内の最奥部がオーディオのスペースで、なにやら人気がまったくない。試聴用にと持ち出したCD、hatfieldsとPFM、アコもないとまずかろうと言って持ってきたrenbourn、機種をとっかえひっかえ1時間半粘ってある程度、結論を出した。それからお値段以上を廻ってデスクも下見、夕方近くなってようやく帰宅した父親はそそくさと笠間へ・・・(2日前の日記に続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ましゃか!のJAZZ喫茶

2011-02-22 08:16:05 | 日記
かしゃま文化会館の車掌さまが教えてくれたスポットは、ギターショップUTSU工房よりももっと水戸寄りのところにあった。JR水戸線は友部駅でJR常磐線に接続する直前、大きく左へカーヴする。その辺りに存在する宍戸駅から歩って10分、丘の上の住宅街にJAZZ喫茶「じゅにあ ぼなー」はあった。店名はスティーヴ・マックイーンの主演映画だそうな。もう暮れかけてたのによく見つけられたもんだ、この手の嗅覚というのは経験的にアップする。ご主人と奥様に温かく迎えて頂き、コーヒーを注文して早速スピーカーをチェック。と言ってライブラリはオーディオにはあまりにも疎いのであるが、JBLのスピーカー位はすぐ判る、昔お世話になったしね。最初はダイアン・クラールやらフィービー・スノウなど、お薦めヴォーカルものを穏やかに聴いていたが、真空管と巨大ツイーターによる久々の大音圧でむかしのクセが目覚めてしまった。「ピアノトリオが聴きたいんですけど、ホレス・パーランのスティープルチェイス盤、あります?」などと無遠慮にリクエストを始める。「えーと、それは無いんですけど・・、こんなのありますよ、知ってますか」「あ、それは・・知らない」「じゃ、こんなのは?」「あ、ああ、知ってます、懐かしいな」出てきたのはオランダを本拠地とするピム・ヤコブズのトリオ。昔、聞いといてよかったな。という具合にJAZZ喫茶のマスターとみればあれ、ある?これ、知ってる?と益体もない知識比べを吹っ掛けてしまう訳で。で最後、主人が引っ張り出してきたのはなんとジェミニ・スリー、シェリー・マンのドラムがお気に入りと見たが、こっちはピアノのピート・ジョリーに釘づけにされてしまう。よく転がる指、その温かい音色。かつて水戸にあったJAZZ喫茶「ダウンホーム」のエンディング・テーマはこのピアニストの演奏だった。毎晩、毎晩聴いたあのレコード、今はどこへ行ったのだろう、もう泣きそう!・・・ま、今の私にはこのシステムや膨大な音源はちと辛いものがあるのだが、たまになら大丈夫であろう、笠間の楽しみがまたひとつ加わってしまった

そうこうしているうちにCDが2枚も届いたよ、あと「ぼなー」繋がりで美和の山頂に行くことになりそう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び、かしゃま文化会館

2011-02-21 08:00:55 | 日記
日曜はオフ、昨年の同日はひたちなか海浜鉄道の新塗装車輛を観に行ったら、ネットに公表された写真に写り込んでてあわわ、というのがあったが、今年は動かない車体の方へ。昼間は第一皇子のオーディオ探しに付き合っていたので、水戸を出たのが4時半とだいぶ遅くなってしまった。ついでに距離計測してみると片道24キロの行程、裏道づたいでこれを40分で走破する。本日は思う処あって freight train and other North Carolina ~ を持参、掛けて貰ったらドンピシャで車内の雰囲気にばっちり合うのだった。これにはうれしくなってしまいましたね、車掌さんと営繕担当さんと小一時間だべってお暇。帰りがけに車掌さんが、近くにJAZZが聴ける店があるんですよう、などとカードを渡して教えてくれる。果たして、そこは?(笠間編その2に続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

散策二題

2011-02-20 21:26:44 | 日記
日曜正午前、愛犬連れて定番コースを散歩。空は薄曇、気温は上々。那珂川の土手っぷちを歩いていると、河原には年配の方が。ソフトボールを手にしていたのでそっちかと思ったが、遠投した後は足でボールを前後左右に転がしている。コントロールを強化すべく小さなボールでトレーニングするフットボール選手だな、と遅まきながら気がついた。世の中には色んな人がいる

茨大の裏手、年代もののアパートの2階渡り廊下では、若い夫婦が部屋のリニューアルにいそしんでいた。旦那はせっせとドアを塗り直しており、カミさんはその横でフロ窓の侵入防止用柵を磨いてる。なんで夫婦に見えたのかな、兎に角そう思えたのだが。ともあれ新入生たちを迎える季節は、もうすぐそこまで来ている

さ~て明日のブログは、またまた笠間訪問編ですよー、と予告
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

はた迷惑な

2011-02-19 08:38:58 | 日記
疲れが取れない、と9時くらいに寝てしまったら、朝3時過ぎに目が覚めてしまった。しょうがないから起きてストーブ付けて、ギター弾いてました。最近3号機をほったらかしにしてたので、機嫌を取るべくそちらを。こりゃもう少し、弾きこまないとダメだあ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近、重宝してるもの

2011-02-18 08:04:34 | 日記
それは封筒の裏紙。社のロゴが大きく入った厚手の封筒は、なかなか上質な紙を使用している。返信用に使われることも多いので、けっこうな数の使用済み分が手許に溜まるのだ。以前は何の気なしに捨てていたが、これをカッターで捌くと一辺23cmの正方形メモ用紙が出来上がり。ボールペンの筆圧が楽しめるのがいい。以前、TAB譜をプリントアウトしようとしたが繰り返しの箇所が多く、全部で7枚も出力するのは勿体ない気がして、この封筒裏紙メモ紙に書きつけて持ち帰った。今は to do list やら電話メモやら、机の上に散らばってて
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れた・・・

2011-02-17 08:00:08 | 日記
2/16は弊社主催のセミナー、東京から高名な先生をお呼び致しまして、お忙しい中ご参集頂いた9名のお客様には、我々スタッフともども有意義な3時間を過ごして頂きました。思えばこのセミナー、昨年暮れに、会計事務所の最繁忙期である2月にセミナーを企画するってのはどうよ!と他部門との差別化を図るべくぶち上げたやせ我慢プロジェクトだったのだが、お蔭さまでこちとら、年末年始は開催できるか不安が付きまとい、1月はテーマの設定その他で土日も悩まされ、2月は待てど来ない申込みに相棒と市内あっちこっちを駆け回る日々、そしたらアナタ、なんと東京の大手事務所がよりにもよって同日同時刻にこちらも被ったテーマでセミナーを開くという情報が入って来るじゃありまんか!oh、他部門の方にはさぞコッケイに映ったことでしょうね、ふん。

とりあえず終わったー、刈取りはも少し待ってー、ということで、他に仕事もたんと残ってるんだけど今日は撤収、しかし帰宅しても覇気がない。軽く飲酒して、グダー。さてこんな時、どんなレコードを掛けてリラックスするか。結局、指が探し当てたのは freight train and other North Carolina folk songs and tunes / elizabeth cotton(1958)でありました。ゆっくり湯船に浸かるような音楽とでもいえばよいのか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かしゃま文化会館について

2011-02-16 08:09:40 | 日記
国道355号線は友部駅から分岐してきたJR水戸線と仲良く並んで笠間に進行する。町に入る手前、右手に見えてくる小高い丘が笠間陶芸の森であるが、その入り口付近にぽつんと置かれた廃車体の貨車が「かしゃま文化会館」だ。貨車と通称しているが、実は車掌車。その昔、貨物列車の最後尾にひっついて走っていた乗務員を乗せる車輛で、夕暮れを走り去る赤いテールランプに郷愁を誘われたものだ。しかしそれも昔日のこと、合理化に伴っていち早く鉄路から姿を消した者たちなのであったが、いまその車体は笠間で幸せな第二の人生を送っているように見える。
釣り戸をガラガラと開けて入ってみると、中は予想外に広い。淡いモスグリーンは現役当時からのカラーリングだろう。中央にデンとストーブが据えつけられている。見上げれば緩く湾曲した天井にはJNR(日本国有鉄道)のロゴが入った扇風機がぶら下がっていた。こぎれいにされた車内は陶器やさまざまな小物で飾られ、昔のまんまのビロード張りの椅子も心地よく、いつまでも過ごしてられそうなカフェであった。

   freight train、freight train、run so fast ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

it's time to make a change

2011-02-15 08:04:37 | 日記
人生を有意義に過ごすひとの合言葉、切り替え時。齢、百半ばにしてようやく気が付くこの事実、目下のテーマはこれ。こと切れる前に習得できるのか~?

珍しく残業モードでいたところへ降ってきたボタン雪、帰り途を塞がれてはタマランからやむなく撤収、途中こちらも残業の第一皇子を拾って帰宅。折角時間が出来たので少しさらう。基本的な耳コピは大体終わり、さて、どう譜面にする?ブルーズを演奏されたまんま、7コーラス書き出すのはどうよと思う一方、そういうテクストもあり?という気もする。皆さまならどうする
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あわわ

2011-02-14 08:13:28 | 日記
ブルーズのコンピ盤聴いて軽く飲酒、カルカッシで基礎練。アルペジオとスラーで指ならし、ハ長の易しい練習曲。サムピック付けてカルカッシやる奴、あんまり居ない。課題は Candy Man 。昨年採譜した2コーラスを点検、バス一箇所訂正。音は合っても雰囲気出ない。しかしここは無視、4コーラス目から出るカウンターメロディに取り掛かる。オルタネートするバスがメロディやハーモニーも兼ねていて(2/18修正)、単純ながら奥行きのある構造、そこにカウンターが加わるとビックリするような効果が生まれる。1年寝かせてカラダに滲みこませ、ようやく見えてくる全体
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする